“さらば雑司ヶ谷”の著者、樋口毅宏の“タモリ論”を読了。
タモリへのオマージュを全編にちりばめた一冊。
適当に書き散らした文章にみえるが
くだらないか、と言われると、まあそれなりに読める内容ではある。
北野武曰く「文化人がお笑いやってるみたいな人」というタモリではあるが、
そういうたけしだって、十分文化人ぽいじゃないか?と考えつつ、
思いだしてみると、タモリが、昔イグアナ芸とかハナモゲラ語とか、一風変わった芸をやっていたけど、
なんとなく、冷めた感じというか、芸人の悲哀みたいなものがその背後に伏流していたように思う。
さんまやたけしの芸風とは明らかに一線を画していたし、若干アングラな雰囲気すら醸し出していた。
このアングラ感というか、慎ましさみたいなものが、タモリのタモリたる所以ではないか。
しかし、ほぼ30年にわたって未だ第一線で生き残っているというのは色んな意味で凄いことである。
タモリへのオマージュを全編にちりばめた一冊。
適当に書き散らした文章にみえるが
くだらないか、と言われると、まあそれなりに読める内容ではある。
北野武曰く「文化人がお笑いやってるみたいな人」というタモリではあるが、
そういうたけしだって、十分文化人ぽいじゃないか?と考えつつ、
思いだしてみると、タモリが、昔イグアナ芸とかハナモゲラ語とか、一風変わった芸をやっていたけど、
なんとなく、冷めた感じというか、芸人の悲哀みたいなものがその背後に伏流していたように思う。
さんまやたけしの芸風とは明らかに一線を画していたし、若干アングラな雰囲気すら醸し出していた。
このアングラ感というか、慎ましさみたいなものが、タモリのタモリたる所以ではないか。
しかし、ほぼ30年にわたって未だ第一線で生き残っているというのは色んな意味で凄いことである。
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