久々に

Jazzの話をします。
最近何を聴いてもいまいちぱっとしないジャズ界であります。
（なんて、偉そうなことを言っていますがそもそも最近のジャズシーンがどうなっているかよく知らないのですが。。。）

本屋の店頭で叩き売られていたこのDVD。
チックコリアのエレクトリックバンドが2004年にモントルージャズフェスティバルに出演した際の2時間半に及ぶ怒涛のライブを収めた一枚です。

悩んだ挙句ついに購入。

そして結果は大当たり。

昔、ドラムを習っていた頃、思い込みのはげしい某先生から
「エレクトリックバンド？？？あんなの聴いてるのかい君は？？あれはジャズじゃないから。。。」などと随分からかわれたことを思い出します。

このバンドに関しては「ミーハー」「軽薄」「ジャズじゃない」などなど、特にお年を召したジャズマニアからいろいろ言われておりますが、しかし、なんと言われましてもいいものはいいのであります。

さて、このライブ。はじめはクールなテンションでスタートしますが、観客の熱狂に乗せられるままに徐々にヒートアップし、最後は大盛り上がり大会になります。
極めつけはセカンドステージ。往年の名曲のオンパレードです。
そしてラス前にはあの“Spain”を演ります。“Light as a feather”の頃の澄んだ透明感こそありませんが、馴染み深いチック愛用のFender Rhodesの音色が響き渡った瞬間、思わず背筋にゾゾゾーッと心地よい戦慄が走りました。

Pf. Chick Corea, Gt. Frank Gambale, Bs. John Patitucci, Ds. Dave Weckl, Sax Eric Marienthalによる世界最強のクインテット。

ということで今日はこれで終わりです。