Internet Radio

ここ数ヶ月インターネットラジオをよく聴いている。
お薦めは友人から教えてもらったi-radioというサイト。
パーソナリティの人選もいいし、なによりも選曲がオシャレでいい。

そのサイトの中でも特にお気に入りはKIRINJIがパーソナリティを務める“kiki-KIRINJI”というプログラム（このタイトルはダジャレか？）。KIRINJIは僕が日本にいたときにJ-WAVEなんかでよくかかっていたので結構好きだったが、アメリカで聴くKIRINJIはまた格別だ。僕ぐらいの年齢の人間が聴くにはちょうどいい感じの洗練された大人の雰囲気がある。昔AORなんていうジャンルが流行った時期があったけど気分的にはあれに通ずるものがある。
KIRINJIは兄と弟の二人組みのバンドで、基本的に二人とも曲をかくのだが特に兄の作る曲がおもしろい。もろプログレって感じの曲もあるかと思えば、スティーリー・ダンっぽいのもある。曲のハーモニーっていうか、コードの進行が変わってておもしろい。そして歌詞もまたいい。
ジャズ、フュージョン系のインストものばかり聴いていた僕が久々にハマったうたモノのバンドである。

それから、もうひとつお気に入りなのは、やはりこっちに来て見つけたAccuRadioというサイトの中の80年代ヒット曲ばかりを集めた“A Flock of Eighties”という名のプログラムである。80年代に青春時代を過ごした者にはこの手のサイトの存在は見逃せない。

でも、80’sだけがこうやって個別に取り上げられるのは何故なんだろうか？70’sや60’sじゃなく、まして90’sじゃなく、どうして80’sなのだろうか。

これは僕の想像だけど、おそらく80年代に青春を謳歌した僕らと同世代の人間が社会でぼちぼち出世して偉くなってきたってことではないだろうか。
最近テレビCMなどでも、懐かしい曲がBGMに使われてたりするのを聴くと、
「このCMのプロデューサーはきっと同年代なんだろうなー」などと考えてしまうし、、、

知らないうちに僕らの世代も社会の中枢で活躍する時期が来てるってことなのかもしれない。

まあ、自分には今ひとつピンとこない話ではあるが、、、