先週から今週にかけて何やらバタバタしているおかげで、じっくり腰を落着けて何かを書くという余裕がない。
しかし、週に2回以上の更新をノルマとしているので、とにかく支離滅裂でもいいから何か書かねば、、、という使命感に促されるままにPCに向かってみた。
ということで、意味もなくここ1ヶ月間に読み終えた本を列挙する。
1) ジョン・アービング“サーカスの息子”
2) ポール・オースター“最後の物たちの国で”
3) 桜井章一“我、悪党なり”
4) 高橋和夫“アメリカとパレスチナ問題”
5) 福田和也“おばはん編集長でもわかる世界のオキテ”
6) 小熊英二“市民と武装”
こうやって見ると今月は意外に読んだなーと思う。
しかし、自分で言うのもなんだがこのなかでも3)は異色だ。
桜井章一は知る人ぞ知る雀鬼である。僕は、あまり麻雀は強くないし、この人のこともそれほど知ってるわけではないのだが、人に勧められるままに読んでみた。
昔、このブログで右脳人間、左脳人間の話が出たことがあるが、この本を読む限りどうやらこの桜井章一という人は完全なる右脳人間のようだ。
多分この人は右脳のみで麻雀を打っているのではないかという気がする。
彼は弟子達に、とにかく早く打つことを指導しているという。いちいち考えて麻雀を打ってはいけないのだそうだ。感性のおもむくまま、勘だけを頼りにして打てというのだ。
論理的な思考が先行する麻雀は桜井にとっては面白くないらしい。
まさに右脳人間の発想だと思う。
きく所によると彼は、現役であった20年間一度も負けたことがないのだという。嘘かホントか知らないが、とにかく神がかり的に強かったそうだ。
そういう人が、技術的なことはほとんど語らず、むしろ精神論ばかりを語るところに面白さを感じる。
ちなみに、彼の尊敬する人物はヒクソン・グレイシーとイチローだという。
しかし、週に2回以上の更新をノルマとしているので、とにかく支離滅裂でもいいから何か書かねば、、、という使命感に促されるままにPCに向かってみた。
ということで、意味もなくここ1ヶ月間に読み終えた本を列挙する。
1) ジョン・アービング“サーカスの息子”
2) ポール・オースター“最後の物たちの国で”
3) 桜井章一“我、悪党なり”
4) 高橋和夫“アメリカとパレスチナ問題”
5) 福田和也“おばはん編集長でもわかる世界のオキテ”
6) 小熊英二“市民と武装”
こうやって見ると今月は意外に読んだなーと思う。
しかし、自分で言うのもなんだがこのなかでも3)は異色だ。
桜井章一は知る人ぞ知る雀鬼である。僕は、あまり麻雀は強くないし、この人のこともそれほど知ってるわけではないのだが、人に勧められるままに読んでみた。
昔、このブログで右脳人間、左脳人間の話が出たことがあるが、この本を読む限りどうやらこの桜井章一という人は完全なる右脳人間のようだ。
多分この人は右脳のみで麻雀を打っているのではないかという気がする。
彼は弟子達に、とにかく早く打つことを指導しているという。いちいち考えて麻雀を打ってはいけないのだそうだ。感性のおもむくまま、勘だけを頼りにして打てというのだ。
論理的な思考が先行する麻雀は桜井にとっては面白くないらしい。
まさに右脳人間の発想だと思う。
きく所によると彼は、現役であった20年間一度も負けたことがないのだという。嘘かホントか知らないが、とにかく神がかり的に強かったそうだ。
そういう人が、技術的なことはほとんど語らず、むしろ精神論ばかりを語るところに面白さを感じる。
ちなみに、彼の尊敬する人物はヒクソン・グレイシーとイチローだという。
(右脳側の人間の声)
読んでますね~本。
日本語の本って聖書以外にしばらく読んでいない・・・。だって、授業のための本でおつりがきてるから・・・とほほ・・・。
こんにちは。
今の僕にとって読書はなんていうか、、現実逃避みたいなもんですね、きっと。
でも、頭が悪いせいか、せっかく読んでも内容がほとんど頭に残らないのが悔しいんですけどね。
しかし、右脳人間って付き合ってみるとどんな感じなのでしょうね。
一般的には右脳と左脳のバランスがとれた人が理想だ、なんて考えられがちですが、おもいっきり右脳に偏ってる人ってどんな感じなのか興味が湧きます。
桜井会長は『麻雀は自然の流れと一体だ』っていつもおっしゃっていますが、鍼灸(はり・きゅう)をやっている私にはよく分かります。両方同じ中国哲学に根ざしたものなんですが、桜井会長と超一流の鍼灸師の考え方は恐ろしく似ていて、指導法もそっくりです。
直感を重視するというのは当てずっぽうや霊感に頼るということではありません。
幾何学的な論理の構\成が背景にあってその計算を一瞬で終わらせる、いや正確には考えないから一瞬で正着に辿り着くという意味なんです。
もう少し言わせて下さい。鍼も麻雀も自然界の四季の流れを感じながら打つことでその本質に近づくことができます。その微妙な流れの変化は一瞬で感じ取らないと分からないほど小さなものです。私は鍼も麻雀も未だ一流ではありませんが、本物の世界というものが確かに存在するということには気が付いています。うまく言えませんがこんなところで。
なるほど、よくわかりました。
そういうふうに解説していただけると合点がいきます。
一流の世界。
いったいどんな世界なんでしょうか、、、
とっても興味深いですが、毎日、自分のアホさ加減に嫌気がさしている自分にとっては、なかなか想像しづらい世界でもあります。
「鍼も麻雀も自然界の四季の流れを感じながら打つことでその本質に近づくことができます」
という表現は、実感した人間にしかわからない深みを感じます。
自分も三流なりに毎日少しずつでも前進できたらなーと思っております。
今度本貸して下さい。
しかし、Nさんが雀鬼だったとは。
それは知りませんでした。
僕に、この本を薦めてくださった方も、とても雀鬼には見えない人でしたが、桜井章一の生き方を実践しようと日々努力しておられました。「是非読んでみて下さい」と言って僕がワシントンを離れる直前にその本を貸してくださいました。
ちなみに私は麻雀は下手です。というかほとんど素人です。映画のほうも未見です。
本は、読み終えてすぐその方にお返ししてしまいましたので残念ながら今手元にはありません。
でも、なんて言うんでしょう。あの世界は凡人にはちょっと真似できないよなー、というのが僕の率直な印象でした。