MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

読書

2008年09月11日 00時40分58秒 | 読書
バイトの行き返りの電車で新書を一冊読了。
「ジャーナリズム崩壊」上杉隆 著 (冬幻舎文庫)

いまさらながらであるが、日本の記者クラブ制度って一体なんなんだろうか。

以前アメリカ留学中に、ワシントンDC駐在の某S新聞の特派員記者に「記者クラブ制度ってなんなの?」と訊いたら「われわれはちゃんと足をつかって取材してるんだ。素人につべこべ言われる筋合いの問題じゃない。黙ってろ!」みたいな叱責を受けた。

もちろん、僕は当事者ではないので、ひょっとすると記者クラブ制度のメリットを理解せず、一部の偏狭なジャーナリストの言説を真に受けているだけなのかもしれない。

しかし、この上杉氏の本を読めばよむほどに、現在の日本の記者クラブにいかなる正当性が存在するのか分からなくなってくるのだ。

まあ、それはそれとして、

今回の自民党総裁選挙。

記者クラブ専属の御用マスコミが自民党総裁候補をあつめて特集番組を組んだところで、

そんな茶番に付き合っていられるまともな日本人が果たしてどのぐらいいるというのだろうか?と感じる今日この頃なのだ。





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々に映画 | トップ | 久々の »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いざ総裁戦! (neuron)
2008-09-12 16:54:06
最近TV番組に5人並べて集団面接スタイルでやってますね。公約は?他の候補と違いは何ですか?
…うーん?どの候補も優等生なことしか答えませんよね。
理想はどうでもいいから…じゃあ具体的にどうやるの?と聞きたいのに。MCも爪が甘い。。。
結局、誰がなっても変わらないのか?
米国大統領選の国民の活気/関心が全然違うのはなぜなのでしょうか。
返信する
neuronさま (kazu-n)
2008-09-16 00:57:50
コメントありがとうございます。

なんだか、自民党総裁選の茶番をみていると、民主党が政権とっても、自民党と立場が単に逆転するだけで結局同じことが繰り返されるだけではないか、という気がしてしようがありません。

しかし、福田にしても安倍にしても、2世議員は本当にダメですね。2世でまともかなと思えるのは、河野太郎ぐらいでしょうか。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事