毎年恒例(自分で言ってるだけ)の去年読んだ本の振り返りです。
いつもは13~4冊読んでいるのですが、去年は珍しく漫画を読んだり、
1冊読むのに時間がかかったり…で11冊でした。
前回の映画の話は、1回に書こうとして何日もかかってしまったので、
何冊かに分けて書こうと思います。
本当は23年の暮れから24年の初めにかけて豊島ミホさんの『東京・地震・たんぽぽ』を読んでいるのですが、
それは(2023年度の振り返り。が遅筆だったので)2023年分の最後に書いているので、次の本から書きます。
『超短編!大どんでん返し』小学館文庫編集部編(小学館文庫)
(2021年2月10日初版第一刷発行)
小学館の文芸誌『STORY BOX』2018年3月号~2020年6月号に掲載された同名シリーズの作品をまとめて、
文庫オリジナルで刊行したもの。日本を代表するミステリー作家がわずか「200文字」に仕掛けたまさかの「どんでん返し」!
2月の初めに法事で飛行機に乗ることが決まっていたため、カバンに入れていく本として買いました。
でも結局行きも帰りも久しぶりに会う姉カルタとお喋りして本読まず…。
その後、漫画にハマり(主に読んでいたのは『魔人探偵脳噛ネウロ』『薬屋のひとりごと』『けがわとなかみ』など)
読み終わるのに2ヶ月近くもかかってしまいました。
30編の短編小説たちなので、名前だけしか知らない(初めて読む)方も多く、その中で好きな話も、苦手な話も色々とありました。
各編の扉(タイトル)の次のページに何年生まれで主な作品紹介が載っていて、
「この方は、ウチの親より年上なの!?」(でも読みやすい文章だなぁ~)とか、
「ちょっとこの表現苦手だなぁ…」(ホラーもの、ちょっとグロイもの等)とか、
明らかな創作の中に、1人だけ担当編集さんへのお手紙風なものがあったり、
創作(フィクション)の中にも、映画とかTVとか、本とかの話も出てきて、
「これ読んでみたいなぁ」と思ったり、知らない言葉をメモったり…。
30本読むのは頭の切り替えが出来なくて大変でしたが、色んな楽しみ方が出来ました。
そして、自分でも2000文字で何か書きたくなっちゃった!
『その世とこの世』
谷川俊太郎さん・ブレイディみかこさん/奥村門土さん(モンドくん)絵(岩波書店)
(2023年11月22日第一刷発行)
本書は『図書』連載『言葉のほとり』(2022年3月号~2023年8月号、岩波書店)に、描きおろしの挿画を加えて書籍化したものです。
この本は谷川俊太郎さんのHPで、最初のブレイディさんのお手紙の途中まで読めて、面白そうだったので、すご~く探して買いました。
ブレイディみかこさん、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の作者なこと以外、存じ上げず、もちろんお年も、
どんな経歴かも知らず…実は最後のさいごまでお名前が覚えられなかったけど(カタカナ苦手/苦笑)、
お2人の手紙のやりとりが素敵で感想ノートを書く前に振り返りながらメモを取っていたら、ルーズリーフが1ページ埋まってしまいました。
『この世(this world)とあの世(that world)のあわいにあるところも、英語ではthat worldになる。
あえて英語にすればsomewhere in betweenとなるのでしょうか。
あいだにあるものを表すのに、「この(this)」「あの(that)」と対等な、まったく独立した三番目の言葉が日本語には存在する。』
(P.33『その世』の詩の感想および、谷川さんの『ぼく』という絵本の感想)
知識のある人同士の手紙のやりとりは、知らないことだらけで、さっと読んで、あとから取るメモの量がすごい!
誰かと手紙のやりとりをしたくなる本でした。
2冊だけで長々と書いてしまったので、とりあえず「その1」更新します。
以下、去年の『振り返り(その1)』
いつもは13~4冊読んでいるのですが、去年は珍しく漫画を読んだり、
1冊読むのに時間がかかったり…で11冊でした。
前回の映画の話は、1回に書こうとして何日もかかってしまったので、
何冊かに分けて書こうと思います。
本当は23年の暮れから24年の初めにかけて豊島ミホさんの『東京・地震・たんぽぽ』を読んでいるのですが、
それは(2023年度の振り返り。が遅筆だったので)2023年分の最後に書いているので、次の本から書きます。
『超短編!大どんでん返し』小学館文庫編集部編(小学館文庫)
(2021年2月10日初版第一刷発行)
小学館の文芸誌『STORY BOX』2018年3月号~2020年6月号に掲載された同名シリーズの作品をまとめて、
文庫オリジナルで刊行したもの。日本を代表するミステリー作家がわずか「200文字」に仕掛けたまさかの「どんでん返し」!
2月の初めに法事で飛行機に乗ることが決まっていたため、カバンに入れていく本として買いました。
でも結局行きも帰りも久しぶりに会う姉カルタとお喋りして本読まず…。
その後、漫画にハマり(主に読んでいたのは『魔人探偵脳噛ネウロ』『薬屋のひとりごと』『けがわとなかみ』など)
読み終わるのに2ヶ月近くもかかってしまいました。
30編の短編小説たちなので、名前だけしか知らない(初めて読む)方も多く、その中で好きな話も、苦手な話も色々とありました。
各編の扉(タイトル)の次のページに何年生まれで主な作品紹介が載っていて、
「この方は、ウチの親より年上なの!?」(でも読みやすい文章だなぁ~)とか、
「ちょっとこの表現苦手だなぁ…」(ホラーもの、ちょっとグロイもの等)とか、
明らかな創作の中に、1人だけ担当編集さんへのお手紙風なものがあったり、
創作(フィクション)の中にも、映画とかTVとか、本とかの話も出てきて、
「これ読んでみたいなぁ」と思ったり、知らない言葉をメモったり…。
30本読むのは頭の切り替えが出来なくて大変でしたが、色んな楽しみ方が出来ました。
そして、自分でも2000文字で何か書きたくなっちゃった!
『その世とこの世』
谷川俊太郎さん・ブレイディみかこさん/奥村門土さん(モンドくん)絵(岩波書店)
(2023年11月22日第一刷発行)
本書は『図書』連載『言葉のほとり』(2022年3月号~2023年8月号、岩波書店)に、描きおろしの挿画を加えて書籍化したものです。
この本は谷川俊太郎さんのHPで、最初のブレイディさんのお手紙の途中まで読めて、面白そうだったので、すご~く探して買いました。
ブレイディみかこさん、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の作者なこと以外、存じ上げず、もちろんお年も、
どんな経歴かも知らず…実は最後のさいごまでお名前が覚えられなかったけど(カタカナ苦手/苦笑)、
お2人の手紙のやりとりが素敵で感想ノートを書く前に振り返りながらメモを取っていたら、ルーズリーフが1ページ埋まってしまいました。
『この世(this world)とあの世(that world)のあわいにあるところも、英語ではthat worldになる。
あえて英語にすればsomewhere in betweenとなるのでしょうか。
あいだにあるものを表すのに、「この(this)」「あの(that)」と対等な、まったく独立した三番目の言葉が日本語には存在する。』
(P.33『その世』の詩の感想および、谷川さんの『ぼく』という絵本の感想)
知識のある人同士の手紙のやりとりは、知らないことだらけで、さっと読んで、あとから取るメモの量がすごい!
誰かと手紙のやりとりをしたくなる本でした。
2冊だけで長々と書いてしまったので、とりあえず「その1」更新します。
以下、去年の『振り返り(その1)』
2023年振り返り。(その1)
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