サイパンブログでもなく。
ダイビングブログでもなく。
この記事はダイスケ自己満ブログ。
でも、どうしても書きたかったので失礼します。(ペコリ)
夢。
夢と言っても、ひとつではなかったり、
またいろんな形のものがあると思います。
例えば、「東京オリンピックで金メダル」とか。
自分自身ではなく他人が叶えてくれる夢もあります。
例えば、「サッカーW杯で日本が優勝!!」とか。
無茶系で言うならば、、、、
「エラ呼吸できるようになりたい!」とか(笑)
こんな感じで夢と言っても様々です。
そして、今夜。
僕のひとつの夢が叶うかもしれないのです。
それは、競馬。
「凱旋門賞で日本馬が優勝すること。」です。
競馬と言うと、ギャンブルだとか耳に赤ペンを挿して、、とか、
そんなイメージをお持ちの方も多々いらっしゃるでしょう。
確かに、そう言う部分も競馬のひとつではあるけど(笑)
競馬好きの僕からすれば、競馬もひとつのスポーツ。
そして、今夜はヨーロッパ最大の競争のひとつ「凱旋門賞」が行われます。
この凱旋門賞は、いわば、世界一を決めるレース。
1969年から2012年まで日本から14頭の馬が挑んできました。
過去に3頭の馬が2着になったものの、頂の壁は厚く高いものでした。
特に去年は、もうあと一歩の所で栄冠ならずで、
とても悔しい思いをしました。
その凱旋門賞に今年は日本から2頭の馬が出走します。
1頭はオルフェーヴル。
2年前の三冠馬であり、父馬譲りで過去に色々なミラクルを「魅せて」くれた、
とても個性的な馬。
去年はもうほんのあとちょっとで頂点だったのですが、
最後の最後にこの馬の個性が悪い方に出てしまって2着。
今年は精神的にも成長して、
先日行われた前哨戦ではとても大人な走りを見せてくれました。
しかも、余裕のある勝ちっぷりで、
本番に向けて期待せずにはいられない内容&結果でした。
真面目に走れば実力はNO.1。
最も頂点に近い馬です。
ジョッキーは去年も跨って、世界で活躍する外国人のスミヨン騎手なのですが、
去年の結果が相当悔しく、今年は去年以上に覚悟を持って臨んでくれそうです。
また、大人になったオルフェーブルに跨って、こんなコメントも言ってくれました。
「去年の時点では今まで乗った中でベストの馬。
でも今年のオルフェーヴルはスーパーだ。」と。
数々の名馬に跨ってきた彼にそんなことを言われるなんて、
競馬ファンとしてとても嬉しいコメントです。
そして、こんな事も言ってました。
「オルフェーヴルが世界最強馬であることを照明したい。」
「皆さんの周りの競馬を知らない人にも、「今夜、日本の馬が世界一に挑戦するんだ」と教えてあげてください。きっと、素晴しい瞬間を共有できるはずですから。」と。
彼のコメントを聞くと、否が上でも期待が膨らみます。
また、オルフェーヴルの父馬には深い思い入れがあるので、
応援する気持ちは必然と高まります。
そして、もう1頭はキズナ。
今年の日本ダービー馬。
キズナのオーナーは今まで馬に外国の名前しか付けたことがなかったのですが、
この馬に初めて「絆」と和名の名前を付けました。
遡ること数年。
東日本大震災直後にキズナのオーナーは所有する馬で海外遠征をしていました。
国内が大混乱に陥るなか、
遠征に向けての準備など皆の結束で苦難を乗り越え大健闘の2着。
ちなみに1着は日本の馬で、
日本の競馬史に残るワンツーフィニッシュでした。
このチャレンジと結果に関係者やファンはとても勇気付けられました。
その結果を受けたオーナーは、関係者の努力に感銘し、また人の繋がりの大切さを示す意味も込めて、その年で一番良い馬を「キズナ(絆)」と名付けようと決めたそうです。
また、東日本大震災から復興を目指す日本社会、
その連帯を示す象徴的な言葉である「絆」が馬名の由来と言う話もあります。
そして、キズナはいぶし銀ジョッキー・佐藤騎手を鞍上によってデビューをしました。
順調に成長をしていったキズナですが、
佐藤騎手が騎手人生を左右する落馬事故にあって長期休養になってしまいました。
佐藤騎手とオーナーやスタッフの絆は深く、
この馬で「初めての日本ダービーを。」と言っていたので残念でなりませんでした。
そして、佐藤騎手の代わりに乗ることになったのは、
競馬を知らない方も、名前を聞いたことがある武豊騎手。
武豊騎手は数年前の落馬の影響により成績を落としていました。
ここ近年では有力馬は外国人騎手が乗ることが多いなか、
キズナの関係者は満場一致で不振に喘ぐ武豊騎手を指名するのでした。
そして、武豊騎手は、オーナー、スタッフとキズナにかかわる全ての人、そして落馬負傷により乗れなくなった佐藤騎手の思いと、そして自分の為に第80回・日本ダービーにキズナと臨みました。
そして、キズナはオーナー・スタッフの念願であった日本ダービーを
後方から末脚を爆発させて日本ダービーを制覇!!
「キズナの名前の由来」・「騎手変更に至る過程」・「武豊騎手の最高の舞台での復活劇」
まるでドラマのようなシナリオ。
興奮せずにはいられませんでした。
そして、キズナも前哨戦で本番でライバルとなる馬達と一緒に走って、
1着という好結果を残しました。
キズナにとっては何もかもが初めてづくしの海外遠征。
「日本で見せる実力を発揮できないかもしれない。」など不安要素があったのですが、そこで最高の結果と、何よりも違う環境への順応性を見せてくれたことが大きな大きな収穫でした。
ましてや、状態は80%ぐらいだったのですから、
本番がより楽しみになりました。
もし、今夜、日本馬が勝てば、
ヨーロッパ以外の馬で勝つのは初めてのことになります。
これは日本だけでなく世界の競馬界から見ても、歴史的なこと。
その歴史的な瞬間には「ジョッキーが日本人であって欲しい。」と
僕は思ってしまいます。
ましてや、競馬会を牽引してきた武豊騎手がそこにいたら、
ファンとしては最高の瞬間。
しかし、オルフェーヴルにも勝って欲しいので、とても複雑な心境です。
長々と書いて、引いてる方も多々いらっしゃるでしょうが(笑)、
そう、今夜は歴史の1ページが刻まれる瞬間に立ち会えるかもしれないのです。
日本時間23:00からフジテレビ系列で中継されるそうなので、
競馬に興味がない方も、ぜひ日本から応援してください!!
観戦するときは、騎手の帽子、服の色や柄を覚えて観戦すると、
オルフェーヴルとキズナがどこにいるかわかるので覚えておくと良いですよ。
レース後に「競馬を好きになって良かった~」と言えるような、
結果を楽しみにしたいと思います。
ダイスケでした。
ダイビングブログでもなく。
この記事はダイスケ自己満ブログ。
でも、どうしても書きたかったので失礼します。(ペコリ)
夢。
夢と言っても、ひとつではなかったり、
またいろんな形のものがあると思います。
例えば、「東京オリンピックで金メダル」とか。
自分自身ではなく他人が叶えてくれる夢もあります。
例えば、「サッカーW杯で日本が優勝!!」とか。
無茶系で言うならば、、、、
「エラ呼吸できるようになりたい!」とか(笑)
こんな感じで夢と言っても様々です。
そして、今夜。
僕のひとつの夢が叶うかもしれないのです。
それは、競馬。
「凱旋門賞で日本馬が優勝すること。」です。
競馬と言うと、ギャンブルだとか耳に赤ペンを挿して、、とか、
そんなイメージをお持ちの方も多々いらっしゃるでしょう。
確かに、そう言う部分も競馬のひとつではあるけど(笑)
競馬好きの僕からすれば、競馬もひとつのスポーツ。
そして、今夜はヨーロッパ最大の競争のひとつ「凱旋門賞」が行われます。
この凱旋門賞は、いわば、世界一を決めるレース。
1969年から2012年まで日本から14頭の馬が挑んできました。
過去に3頭の馬が2着になったものの、頂の壁は厚く高いものでした。
特に去年は、もうあと一歩の所で栄冠ならずで、
とても悔しい思いをしました。
その凱旋門賞に今年は日本から2頭の馬が出走します。
1頭はオルフェーヴル。
2年前の三冠馬であり、父馬譲りで過去に色々なミラクルを「魅せて」くれた、
とても個性的な馬。
去年はもうほんのあとちょっとで頂点だったのですが、
最後の最後にこの馬の個性が悪い方に出てしまって2着。
今年は精神的にも成長して、
先日行われた前哨戦ではとても大人な走りを見せてくれました。
しかも、余裕のある勝ちっぷりで、
本番に向けて期待せずにはいられない内容&結果でした。
真面目に走れば実力はNO.1。
最も頂点に近い馬です。
ジョッキーは去年も跨って、世界で活躍する外国人のスミヨン騎手なのですが、
去年の結果が相当悔しく、今年は去年以上に覚悟を持って臨んでくれそうです。
また、大人になったオルフェーブルに跨って、こんなコメントも言ってくれました。
「去年の時点では今まで乗った中でベストの馬。
でも今年のオルフェーヴルはスーパーだ。」と。
数々の名馬に跨ってきた彼にそんなことを言われるなんて、
競馬ファンとしてとても嬉しいコメントです。
そして、こんな事も言ってました。
「オルフェーヴルが世界最強馬であることを照明したい。」
「皆さんの周りの競馬を知らない人にも、「今夜、日本の馬が世界一に挑戦するんだ」と教えてあげてください。きっと、素晴しい瞬間を共有できるはずですから。」と。
彼のコメントを聞くと、否が上でも期待が膨らみます。
また、オルフェーヴルの父馬には深い思い入れがあるので、
応援する気持ちは必然と高まります。
そして、もう1頭はキズナ。
今年の日本ダービー馬。
キズナのオーナーは今まで馬に外国の名前しか付けたことがなかったのですが、
この馬に初めて「絆」と和名の名前を付けました。
遡ること数年。
東日本大震災直後にキズナのオーナーは所有する馬で海外遠征をしていました。
国内が大混乱に陥るなか、
遠征に向けての準備など皆の結束で苦難を乗り越え大健闘の2着。
ちなみに1着は日本の馬で、
日本の競馬史に残るワンツーフィニッシュでした。
このチャレンジと結果に関係者やファンはとても勇気付けられました。
その結果を受けたオーナーは、関係者の努力に感銘し、また人の繋がりの大切さを示す意味も込めて、その年で一番良い馬を「キズナ(絆)」と名付けようと決めたそうです。
また、東日本大震災から復興を目指す日本社会、
その連帯を示す象徴的な言葉である「絆」が馬名の由来と言う話もあります。
そして、キズナはいぶし銀ジョッキー・佐藤騎手を鞍上によってデビューをしました。
順調に成長をしていったキズナですが、
佐藤騎手が騎手人生を左右する落馬事故にあって長期休養になってしまいました。
佐藤騎手とオーナーやスタッフの絆は深く、
この馬で「初めての日本ダービーを。」と言っていたので残念でなりませんでした。
そして、佐藤騎手の代わりに乗ることになったのは、
競馬を知らない方も、名前を聞いたことがある武豊騎手。
武豊騎手は数年前の落馬の影響により成績を落としていました。
ここ近年では有力馬は外国人騎手が乗ることが多いなか、
キズナの関係者は満場一致で不振に喘ぐ武豊騎手を指名するのでした。
そして、武豊騎手は、オーナー、スタッフとキズナにかかわる全ての人、そして落馬負傷により乗れなくなった佐藤騎手の思いと、そして自分の為に第80回・日本ダービーにキズナと臨みました。
そして、キズナはオーナー・スタッフの念願であった日本ダービーを
後方から末脚を爆発させて日本ダービーを制覇!!
「キズナの名前の由来」・「騎手変更に至る過程」・「武豊騎手の最高の舞台での復活劇」
まるでドラマのようなシナリオ。
興奮せずにはいられませんでした。
そして、キズナも前哨戦で本番でライバルとなる馬達と一緒に走って、
1着という好結果を残しました。
キズナにとっては何もかもが初めてづくしの海外遠征。
「日本で見せる実力を発揮できないかもしれない。」など不安要素があったのですが、そこで最高の結果と、何よりも違う環境への順応性を見せてくれたことが大きな大きな収穫でした。
ましてや、状態は80%ぐらいだったのですから、
本番がより楽しみになりました。
もし、今夜、日本馬が勝てば、
ヨーロッパ以外の馬で勝つのは初めてのことになります。
これは日本だけでなく世界の競馬界から見ても、歴史的なこと。
その歴史的な瞬間には「ジョッキーが日本人であって欲しい。」と
僕は思ってしまいます。
ましてや、競馬会を牽引してきた武豊騎手がそこにいたら、
ファンとしては最高の瞬間。
しかし、オルフェーヴルにも勝って欲しいので、とても複雑な心境です。
長々と書いて、引いてる方も多々いらっしゃるでしょうが(笑)、
そう、今夜は歴史の1ページが刻まれる瞬間に立ち会えるかもしれないのです。
日本時間23:00からフジテレビ系列で中継されるそうなので、
競馬に興味がない方も、ぜひ日本から応援してください!!
観戦するときは、騎手の帽子、服の色や柄を覚えて観戦すると、
オルフェーヴルとキズナがどこにいるかわかるので覚えておくと良いですよ。
レース後に「競馬を好きになって良かった~」と言えるような、
結果を楽しみにしたいと思います。
ダイスケでした。