Drマサ非公認ブログ

妻に置いてかれる

 この夏休みの時期、必ず僕は1人になってしまう。今病気でもあるので、まあ辛いよねえ。

 まあでも生活自体はどうにかこなせる。で、どうして1人になるのかといえば、妻が夏休みの間、約1ヶ月カナダに行ってしまうからだ。

 僕の娘はカナダでファッションの店を経営している。この時期、カナダはトロントで、フェスティバルがあるらしい。そこで。娘の店が出店を構えるのである。4年ぐらい経つかな。毎年だ。そこで人手が足りないということを理由にして、妻が呼び出される。

 これまでも、毎年のようにカナダに行くのだけれど、そうすると、暇つぶしに娘の店にいるらしい。そうすると、毎回売上がいいそうだ。というジンクスがある。なんせ妻は英語は話せないのに、「Hello~」などと店先で笑顔で迎える。

 以前、娘が学生の頃手伝っていた高級毛皮店に妻が留守番をしていたら、これまで売れたこともない高級毛皮が売れたらしい。妻、鼻高々だ。なんせ1着200万超えだからね。

 さて、妻が店にいると、声をかけられるのだが、「日本人?」と言われるそうだ。そうすると、妻「日本人です」と。ちなみに妻は中国人である。

 カナダでは東アジアの人々は、中国人か、韓国人か、それとも日本人か?という目でまず見られる。

 妻が「日本人」という理由は簡単。この3カ国の中で一番いいイメージが日本人だからだ。どう違うのか。比べると、どうも日本人は洗練されていて品があるように見えるらしい。そう見られることは、自分が品のある女性とみられるので、妻はそれを喜んでいるわけだ。

 日本は先進国であることから墜落するかもしれない。そんな状況であるとはいえ、日本の、あるいは日本人のイメージは随分いいようだ。そこに日本の可能性があるとはいえまいか。

 そんなことを考えてしまう。ただ、妻の”小さな”嘘は大目にみてやってほしい。

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