Drマサ非公認ブログ

ナショナリズムに関して少しばかり10

 ナショナリズムについて、こんなに続ける気もなかったのですが、なんだか少し関わることを書いたりしていたら、続くは続く。こんなはずではなかったのですが、でも、勝手なブログなので、勝手にさせていただきます。

 先日テレビ番組で、某有名国際弁護士さんが、共産党について誤った情報を流し、謝罪していました。ところが、その謝罪が政府に寄りかかっての発言という言い訳込みで、謝罪になっていないと突っ込まれていました。

 政府の見解は間違うことはないのでしょうか。それを拠り所とすることは、国民側に寄り添うことではないような気もしますが、どうでしょうか。

 このブログでは、今ナショナリズムを取り上げ、「保守とは」という話もしました。僕が見たところ、現在の日本で最も保守である政党は共産党じゃあないでしょうか。

 なんせ最近は共産主義を主張さえしなくなりました。君主制の廃止を綱領から削除し、憲法での国民主権を確認できるとし、天皇制は天皇が国政に関する権能を有しないことから、天皇を擁護しています。

 なぜなら天皇を国民が認めていることが、国民主権からも当然という態度だからです。実際態度に現れています。天皇が出席する国会開会式に共産党は出席するようになりました。

 さらにマルクスの再読再評価からコモンの考えが現れてきていますが、社会の矛盾、気候変動や国際間の格差、国内での格差に取り組もうとの考えは、現状の共産党も共有しています。コモンの考えが広がればいいと思っています。

 共産党はコモン党に変えたらどうでしょう。一応断っておきますが、僕は共産党とは無関係です。

 実は保守は特定イデオロギーの主張を嫌います。ですから、かつての共産党は革新そのものでした。ところが天皇擁護に見られる姿勢から、イデオロギー色は薄まっているように見えます。自民党の安倍とか、今なら高市の方がイデオロギー色満載です。でも、安倍はイデオロギーで動くほど頭が良くないのではないかと思いますが(脱線しました)。

 イデオロギーは多種多様な考えがあり、多種多様な人々がそれぞれ抱きます。そのイデオロギーが暴走してしまうことに恐れを抱きます。なぜなら未来がどうなるかなんて、誰もわかりゃしないのですから。

 だから、イデオロギー、夢、理想が国家を壊さないようにするのが保守思想です。そして、政治は国家が壊れないようにとする役目になるわけです。これが秩序です。そこに寛容の精神が必要なのは言うまでもありません。

 ですから自民党あたりが言う秩序は秩序ではないのです。あれこそイデオロギーであり、彼らだけの理想です。

 政治が行うべきことは、違うことです。

コメント一覧

uncle-ken2055
けんすけ

私もそう思っていました。
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