少し前のブログで取り上げたのだけれど、今カナダから孫が来ている。
そこで孫を連れて出かけて見るのだが、今まで気付かなかったことがあったというか、何も見ていなかったのだなと反省している。
孫をベビーカーに乗せて、街中やデパートなどの建物の中を歩いている。そうすると、同じように赤ちゃんを乗せたベビーカーがあることに気づく。しかも結構いるのだ。視線を広げる。そうすると、子連れの家族も結構いる。
これまで、当たり前のように街を歩いて来た。そしてその景色を見ていたはずだ。ところが、こんなに子供がいることに気づいていなかった。僕はどちらかというと観察をよくしている方だと思う。ちょっとだけフィールドワーカー、そんな気がしていたのだが。
まったく子供に目が向いていなかったのである。少子化が叫ばれる日本社会に生きていて。だから街中に子供がいるという現実、社会の中に子供が存在している現実を見ていなかったのである。
本当に何を見ていたのだろう。思い込みや定義をして世界を見ていて、現実を見ていなかったってわけだ。
子供が日本社会で生きているという現実をやっと見ることができた。そうすると、この社会、子供が生きやすい社会だろうか、子供を大切にしているのだろうか、そんな疑問に具体性が加えられていく。
現実を見なければと反省。