ちばわん の預かりっ子と仮母の奮闘記
Legacy of Merconi
2016年を振り返り
自分にとっての2016年は激動の年となりました。
最愛の友であり、家族であった愛犬まーくんとの突然の別れ。悲しみの中で始めたちばわんの預かりボランティア。
それから沢山の人との出会いと別れの年でした。
始めないと何も変わらない
ボランティアを始めたきっかけは愛犬まーくんの死でしたが、カナダのアニマルシェルターでボランティアの経験もあるし、フォロー体制も整っているとのこと、とにかく始めない事には何も変わらない。
預かり1号はとってもいい子のマイカちゃん。なんで保護犬なのか首を傾げるほど人に慣れていて、全く手がかからない。うちに来た当初は手術後に出来てしまった膿の消毒を自分が継続することになり、毎日朝晩20分位汗だくになって穴を探して消毒するという作業。マイカがいい子だったから続けられたことです。それから毎月のいぬ親会という里親会への参加。私が参加するのは篠崎の定例と臨時のいぬ親会でしたが、遠い所にもかかわらず沢山のお客さんが来てくださいました。
突然のパニックも
ずっと生活を共にしている子であれば何が苦手なのか、こうするとこういう行動がかえってくるなど、行動の予想ができるのですが、今まで人に飼われていたであろう保護犬も、性格や行動パターンはそれぞれ違います。まずはお互いを知るというプロセスから入ります。
何かがトリガーとなり突然パニックが起こったりもします。マイカは雷でパニックを起こしました。苦手なことなどは募集の際のプロフィールにも記す必要があるため初めに注意深く観察します。
そのバタバタしてる間の4ヶ月ほどいたマイカも今では新しい家族の元でとても幸せに暮らしています。
その後やって来た健脚の美々ちゃん(仮名ボニー)はあっという間にいなくなり、こちらもいぬ親さんと幸せに暮らしています。
こうして1頭の保護犬が新しい家族の元で幸せな余生を迎えられるってすごいことです。16年前にネットを通してブリーダーからまーくんを買った人間が言えることではありませんが、保護犬を家族に迎えたいという人がたくさんいるという事実に、日本もなかなか捨てたもんじゃない!と言いたいです。
クリスマスにプレゼントされた仔犬は一年後子供達より大きくなります。犬の寿命は哺乳類の中でも短い方だと思います。象なんか80歳を超える個体もあります。鯨なども、マッコウクジラで50歳位、シロナガスクジラに至っては100歳を超える個体もあるそうです。大きいから長生きなのかと思いきや、百獣の王ライオンはオスは10歳(メスは15歳)と短命です。野生の動物は環境によっても左右されそうですが、犬の寿命も犬種や環境によっても変わります。
ちばわんの保護犬のほとんどはミックスです。純血種よりもミックスは病気になりにくく生命力が強いと聞きます。
イヴは最強だ!
そんな年の瀬にやってきたシニアのイヴですが、ガリガリですが恐いもの知らずです。
大きな音も怖くない、小さな子供だって怖くない、掃除機?全然怖くない、お水?怖くないシ
イヴが唯一恐いことは食べる物がなくなること。とにかくがっついて食べるのでよく噛まずそのまま飲み込んでいます。
掃除機しててもどいてくれません。 冬休みで仮母がブーラブラしているため毎日のびのびしています。
そんな最強のイヴについても近日中にアップデートします。
イ)えへへ、ワタシ最強ですから、覚悟してね〜
イヴのプロフィールはこちら
ということで本年は色々とお世話になりました。皆様お身体ご自愛のうえ、よいお年をお迎えください。