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幕末史跡めぐり・其之五~萩①・西回り編

2006年05月19日 | 幕末~明治史跡めぐり
5月19日
今日は『念願』の地、『』に行きます
「新山口」で宿泊した「東横イン」を6:30にチェックアウトします…
6:38の「JR山陽線」に乗れないと、結局昨晩「広島」に宿泊して朝8時くらいに出ても、最終的に『萩』に着く時間が同じ時間になってしまうんです
それじゃ、わざわざ昨晩「新山口」まで出てきた意味が無くなってしまいます。
少しでも「萩」見物の時間を増やそうとして「山口県」に入った訳ですから…。
それだけ、『萩』へ行くのは不便なんです…。
2回乗換えがあるんですが、「美祢線」や「山陰線」の本数が少ないせいなんですよ。
急いで「JR山陽線」に乗り「厚狭駅」に7:12着です。

この『JR美祢線』が「厚狭駅」7:38発で『長門市駅』まで行きます。(8:43長門市着)

この『JR山陰線』が「長門市駅」9:01発で『萩』で下車します。(9:32萩着)
まぁとりあえずダイヤは「新山口」の「東横イン」が部屋でインターネットが出来たおかげで調べられて助かりました
(パソコンは自分の持ち込みですよ)
でも、これらの「山陽線」「美祢線」「山陰線」って整理券を取って乗るんですね…。
知らずに2回乗り換えて乗車してて、『萩駅』で降りる時、乗った場所を自己申告して清算してもらいましたが…。
そういう初めての地のルールはよく分からないですね…

何はともあれ、9:32『萩駅』に着きました
もし6:38の「JR山陽線」に乗れなければ、到着は11:40くらいです。
2時間も違ってしまうんですよ~。
駅にコインロッカーが無く、近くの「萩市観光協会」で預かってもらいました。
この「萩市観光協会」で「まーるバス」の1日乗車券を購入します。(¥500)

この「まーるバス」は「萩市」の観光名所を『西回り・晋作くん』、『東回り・松陰先生』で循環しています。
1回の乗車ごとの料金は¥100ですが、5回以上乗ることを想定して「1日乗車券」を購入しました。

まずは「萩駅・観光協会前」から乗車し、「萩市役所前」で下車します。
「萩市役所」の向かい側にあるのが『藩校明倫館跡』です。
この中にある『有備館』では、1862年に『坂本龍馬』が来萩したとき、ここで剣術の試合をしたと言われています。

少し歩いて「中央公園」にある『山県有朋の像』です。

更に歩いて『円政寺』に行きます
ここは『高杉晋作』と『伊藤博文』が幼少の頃勉学をしていた所です(拝観料¥200)

幼い頃の「晋作」は身体も気も弱かったそうです。
この大きな「赤い天狗の面」を怖がっては泣いていたらしく、その様子を見た母親は、「武士の子がこんな弱虫では…」と心配して、しょっちゅう「晋作」をこの寺に連れて行き、天狗の面を見せたといいます。

青木周弼旧宅』です。
「青木」は藩主の主治医を勤めた幕末の蘭学者です。

風情がある景色ですね~。

木戸孝允旧宅』です

中には「妻・松子(幾松)」の写真もやっぱ美人ですね。
当時の志士達は女遊びも盛んだったようですが、「木戸孝允」はちゃんと正妻と別れてから、「松子(幾松)」を正妻にしているんだって。
「木戸」の真面目な一面がうかがえますね。

高杉晋作旧宅』です。
現存する「晋作旧宅」は、当時の半分の大きさで実際はもっと大きかったようです。(入館料100円)
でも、この日は見学が出来ない日だったみたい…

更に歩いて『萩博物館』へ。
4月22日~6月18日まで『晋作と龍馬』という「特別展」がやっているんです
「晋作・龍馬」ファンの俺にとっては、たまらない企画です
ただ…当時はまだ写真技術が日本に伝わってきたばかりで、写真の資料がほとんど無く、書き記した文とかばかりで…ちょっと面白くないね…
この『萩博物館前』から本日2回目の「まーるバス」の利用です。
30分に1本なので、時間が合わないと厄介なんだな…

『野山獄入口』で下車します。
これが『野山獄址』です。
1854年、海外密航に失敗した『吉田松陰』は「野山獄」、その時の従者「金子重輔」は「岩倉獄」に投ぜられました。
岩倉獄址』は『野山獄址』の向かい側にありますが、「金子重輔」は1855年に25歳で「岩倉獄」で亡くなったそうです…。
しかし、ここで見る史跡はこれだけ。
でも「バス」は行ってしまっています
30分も待つのかよ
「史跡めぐりのバス」なんだから、移動や入館が無い史跡では5分くらい停まってて欲しいよな~

仕方ないので大雨の中、少し歩きました…
女台場(菊ヶ浜土塁)』へ。
土塁の築造に当たって、特に「武士の妻」や「奥女中」の功績が大きく、通称「女台場」といわれているそうです。
『萩看護学校前』で「バス」を待ち、3回目の乗車。

『萩城跡指月公園入口』で下車。
萩城址』を「見物」します。
毛利輝元公像』です。
しかし、もの凄い大雨… もうイヤ
ここは多少見物する地だったので、次のバス時刻を確認しておきました。

本日4回目の乗車で『久坂玄瑞誕生地前』で下車します。
久坂玄瑞旧宅跡』です
しかし…ここでも『野山獄』同様、見る時間は数分でも「バス」は行ってしまうのです…
もう『西回りコース』の史跡めぐりは終わったので、『萩市役所前』まで歩くしかありません…
そこまで行けば『東回り・松陰先生』に乗れるので。
でも、20分以上は掛かりそうだ…

『萩総合庁舎』前?だったかな?にあった、『三本の矢』の像です。
もう歩き疲れたよ~
この「まーるバス」、せっかくの観光地めぐりの循環バスなんだから、見るだけの史跡では下車乗車で運賃を発生させるのは当然として、せめて5分くらいは停車してて欲しいよ
それか、15分か20分に1本に本数を増やしてください
「萩観光協会」様、よろしくお願いします。

と言うわけで、『西回り編』を終わります。
この後は『東回り編』の模様をお伝えします


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