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三国「蜀」終焉の旅②~四川省新津『先主寺』、成都『市内』編

2007年09月28日 | 中国史跡めぐり(三国志・封神榜・史記)
9月28日(金)3/3
さて「続き」からですね。
13:50「大邑客運中心」に着き、「バス」は程なく出発しました。

15:00「新津客運站」に到着。
サイトでの調査では「新津客運站」から『先主寺』まで行く「乗合いタクシー」が出ているらしいんだけど…どこにいるのか分からない…
「客運站」の従業員に聞いて、「乗合いタクシー」乗り場を見つけました。

15:10「ワゴン車(乗合いタクシー)」は出発し、15:25『先主寺』に着きました。
「先主」とは『劉備』のことを指すので、「劉備寺」ってことやね。

特に「拝観料」も無く、中に入れました。

中央に『劉備』の塑像があります。
その両脇には『諸葛亮(右)』と『龐統(左)』の塑像もありました。

右側には『張飛』の塑像があります。
従えてるのは息子の「張苞」かな?(どっちかが)
左側には『関羽』の塑像があります。
従えてるのは「関興(左)」と「関平(右)」ですね。
珍しく(左は)「周倉」じゃないね。

今度は右側の建物を覗いてみました。

中央にあったのは明らかに「三国関連人物」では無い、「神」の塑像でしたが左右にあったのは、左に『諸葛亮』?、右は「誰」なんだろう…ちょっと雰囲気が『劉備』っぽいけど…

15:45『先主寺』を出ましたが「ワゴン車」がいない…
どうやって「新津客運站」まで帰りゃいいんだ?
でも探したら近くに停まってた…よかった~。
16:05「新津客運站」に着き、「成都」まで帰ります。

16:20「バス」は発車し、17:20「成都新南門汽車站」に着きました。
この「成都新南門汽車站」に着く前に車窓から『老南門大橋』を確認していたので、下車後そこを目指します。

17:40『老南門大橋』に着きました。
別名「万里橋」といい、『諸葛亮』が「費褘」を「呉」に遣わした時に、ここで宴会を開き、見送ったといいます。
「費褘」は「万里の路はこの橋より始まる」と詠みました。

『老南門大橋』を渡り、『洗面橋文化広場』を目指す途中の公園で見つけました。

写真(左)は『諸葛亮』、写真(右)は『張飛(左)』と『関羽(右)』です。

この橋は『成都武侯祠』から市中心に向かうとある橋です。
(さっきの『老南門大橋』と同じ川に架かっています)
左右8枚ずつ「三国志登場人物」が描かれていました。
主な人物を紹介しましょう。

『劉備玄徳』

『諸葛亮孔明』

『趙雲子龍』

『張飛益徳』(「三国演義」では『張飛翼徳』)

『関羽雲長』

橋の先には「臥龍園」という公園がありました。
とにかく公園とか見つけると「何か」あるかも知れないので必ず入ります。

やっぱありましたね。
「甕(かめ)」に「三国志」関連の絵が彫られています。

18:15やっと『洗面橋文化広場』に着きました。
ここは「史跡アタッカーさん(仮)」がサイトにレポートしていない場所で、俺は中国サイトから情報を入手しました。

『劉備』の「銅像」のみが単独であるなんて珍しいと思います。

「10月1日」には「国慶節」のイベントがあるみたいですね。

そのステージのせいで見落としそうになった「洗面橋」の由来の碑と、ステージのボード裏に隠されていた壁画です。
『劉備』は『関羽』の死を悼み、ここに廟を建て『関羽』の衣冠を供奉しました。
『劉備』は毎度この『衣冠廟』を参拝する前に、廟前の「河畔」で顔を洗って清めていたそうです。
それが「洗面橋」の由来らしいです。

『洗面橋文化広場』を出て、更に歩きます。
通りで見つけた「麺店」です。
これが有名な「3回店に来て、やっと食べられる」という(そんな訳ないよ)「三顧麺」かぁ。

もはや地名としてしか残っていない『衣冠廟』。

『衣冠廟』から、この『神仙樹』辺りに、昔は『関羽衣冠墓』があったようです。
この『神仙樹公園』内を探索しましたが何もありませんでした。
もう19:15…約2時間「市内」を探索して、まあまあの成果はあったかな。
もう陽も落ちてきたので「タクシー」を拾って、19:45「ホテル」に戻りました。

いつものことながら日中は、ほとんど何も食べていないんでね…。
20:00すぎ「ホテル」近くの食堂で「麻婆豆腐」と「水餃子」を食べました。
やっぱ「四川省」に来たからには「麻婆豆腐」は食わなきゃね。
俺の最も好きな「中華料理」だし。
やっぱ本場の「麻婆豆腐」は美味しかったですよ。
20:45「ホテル」に帰りました。

今日(28日)は俺の「誕生日」だったんですが、この日に『成都武侯祠』を見れて「幸せいっぱい」でした。
「三国志グッズ」もいろいろ入手出来たし。
さて明日も、この「成都」を拠点に「三国史跡」をハントして来ます。



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