1月1日(木)
昨日(31日)のブログに書いたけど、実は9月26日に面接に行った会社で採用が決まってさ…10月17日付けで派遣も最終日となりました。
俺は9月28日が誕生日なんで、26日に面接…多分、その時にはほぼ決まってたんだろうけど、30日に再び行って採用の話をもらって来たのです。
だからまぁ誕生日を境に一応「非正規」脱出となったワケでありますよ…今回も長かったなぁ~
40歳を超えての再就職(就活)が不利なのは分かっていても…世の中には自らがそう望んだワケで無くてもそうせざるを得ない人もいるのです。
俺は38歳~39歳の時にも1度就活をし、決定まで8ヶ月を要した経験がありながらも再就職した会社の人間関係(社長と上司の性格)がイヤになって(パワハラもあった)1年3ヶ月後に辞めました。
ただ、辞める時には自らのスキルで独立する計画があったので、それに向かって突き進んでいたんだけど、開業して1年も経たずにリタイア状態となり…41歳を過ぎてからの再就職活動となったのです。
俺はこんな状況でも実家で世話になりながら就活をさせてもらってる(事業をしてる時からロクに売上も無かったんで世話になってたけど)ので、本当に助かっていました。
俺は未婚だし、実家があるから就活に専念させてもらっていたけど、同じ歳でも当然結婚して妻子ある人がリストラや倒産によって職を失って就活してる人は本当にツライでしょう。
妻子あれば住宅ローン払ってたり、賃貸で毎月家賃を払って生活しているだろうし、妻子を養っているのだから失業手当が貰えたとしても右から左に消えていくだけだと思います。
最初は事業に少しの希望をつなぎながら就活を始めたんだけど、俺だって生活費は助けてもらっていても国民年金、国民健康保険、市民税といった社会保険や税金、就活に要する費用(交通費や履歴書に貼る写真代など)は自払なワケで…それが工面できなくなったとき、下界に下りて行かなきゃならないんだと思っていました。
それまで(所持金尽きるまで)が有効就活期間だったんだけど…同じ境遇だった人はどうだったでしょうか?
共働きだったとしても、それは1人分の収入ではキツイから夫婦で働いていたのに、1人(夫)分の収入が途絶えると普通に考えれば今までの半分以上が入って来なくなるのだから厳しいよね。
皆、就活をするに当たってやってる事は一緒だと思います。
転職サイトへの登録・検索とハロワの求人検索が主な日課とはいえ、転職サイトは更新曜日が決まっているし、ハロワの求人は毎日更新されても条件を絞ればそんなに多く引っ掛からないんで1~2時間もあれば1日の就活が終わります。
週に1~2社、応募できそうな求人があれば良い方で、いざ履歴書等の書類を送っても“ダメ元”的感覚で結果を待つだけ。
通常、応募から1週間前後で書類選考の結果が出るんだけど、電話がきた場合は面接の通知で、郵送だった場合は「お祈り」です。
だから応募後は郵便配達がポストに入れた郵便物の音でヒヤヒヤしていました。
最悪なのは応募した翌日にメールで「お祈り」してきた会社だね…それきり履歴書にメアドは記載しないようにしたから。
こっちの苦労(履歴書を書く、証明写真代、郵送代など)も関係無く、担当者が見て即「お祈り」したのがハッキリと分かり、その無礼さに文句言ってやろうかと思ったくらい…まさに秒殺。
どうせ年齢で選考にも値しなかったんだろうけど、応募者に少しでも敬意を表して2、3日置いてから「お祈り」でもいいじゃないか…こっちもダメ元で応募してるから覚悟はあるけど非情さを感じたよ。
そういう会社は社員にも冷たい会社だと思って気持ちをすぐ切り替えましょう。
就活の期間が長引けば長引くほど自己嫌悪に陥ります。
何で自分は身体も丈夫で、性格も人間性も普通に人と接せられるのに仕事に就けないのか?どうすればいいのか分からなくなることもあったけどね。
もう諦めて派遣やバイトをするしかない…という決断は金銭が尽きるまでは延ばせるけど、派遣やバイトなら簡単に就くことができるのか?という不安もあるし、そこへ行ってしまったら元の世界には2度と戻れないんだろうという絶望感を持ってしまう(と思う)でしょう。
でも生きるためには多少でも収入が無ければならず、それをも拒んでしまったら“死”を選ぶしかないんです。
俺も有効就活期間中に決まらず、派遣で夜間に働く業務を選びました…一応社会保険に加入できるし、夜間勤務なら日中は就活に使えると思ったからね。
でも、正社員としての職が決まるまでのバイトとしか思ってなかったし、実際は就活に日中が忙しいか?と言えば、全くそんなことはなく…ただ夜中ちょっと小遣い稼ぎしてただけだったわ。
まぁちょうど職場にムカつくクソがいたので適当な理由を付けて2ヶ月で辞めて、フルタイムで働ける派遣の仕事が見つかったんで、それをしながら正規社員復帰を目指し就活を続けることにしました。
その仕事は夜勤もあったんで、その夜勤の週は日中にハロワにも行けたんだけど…仕事が減って夜勤が無くなってからは土曜に行ったり、職場に近いハロワに18時前ギリギリに行って紹介状を発行してもらっていました。
もうその時点では転職サイトでの検索は諦めてるよ…あれは求人側も有料で人探ししてる分ハードルが高いわ。
何度か転職サイトで応募した会社にも面接は行ったけど…俺の能力不足でムリだと悟ったからね。
なので就活はほぼハロワだけで続けてたけど、何十社と応募しながら面接に呼ばれるのも数社のみ…それは40歳前に中国から帰国したばかりの就活の時に身に染みて分かってたから、その時よかさらに年を取った今、もっと厳しいことは想定できてたけどさ。
ハロワの求人なら…という甘い考えは無かったけど、転職サイトよかマシって感じで続けるしかないです。
もう40歳を超えたら年齢だけでも相当なハンデです…しかも転職経験の多い独りモンはさらに厳しいよ。
でも「非正規」(派遣)だけど、仕事をしている…ってことで、仕事に対しては上がらないけどモチベーションを保ち、その日(非正規脱出)が訪れるのを根気よく待つしかないんです。
「非正規」(派遣)がチヤホヤされたのも景気が良かった時代だけで、今は「非正規」でしか働き口が無いから仕方なく選んでるだけ…どっかのサイトが「自分で選べるワークスタイル」なんてキレイな言い方してるけど、今や好き好んで派遣なんてやってる人間は能力が高くて「傭兵」みたいな感じの高給であちこち職場を渡り歩けるような人材だけだよ。
だから「派遣」なんてのは今は労働者側じゃなくて雇用側に有利なだけなんだよ…低賃金で期間の定めの無い使い捨て労働者を集めることができるんだから。
でも政府は格差を無くす…と言ってるけど、こういう好き好んで就いてるワケじゃない「非正規」にスポットを浴びせてくれないとさぁ…低賃金(年収ベースで)な上にいつ斬られるか分からないんじゃ、結婚できない出生率の低下…になるワケだ。
低所得で自分の生活で精一杯になり、将来に夢が持てなくなると「シリア」に行きたいと思っちゃう若者が出て来るし…そこまで捨て身になれちゃうヤツは他人を巻き込む事件を起こさないとも限らないんだよ。
…でね、結局42歳だった俺がどういう形で正規の再就職を決めたか?というと、コネを使ったとかではなくフツーに就活をしてたんだけど…日曜の朝刊に入ってくる「折込求人広告」で見つけたんだわ。
ハロワ検索では年齢を入れて、あとは就業場所を神奈川県か東京都、職種を営業に絞ってやってたんだけど…それは俺が今まで主にずっと営業職だったのと、やはり経験職種の方が有利だと思ったから。
だって…未経験の42歳を採用するワケないじゃんよ…って、それでももう30代で課長や部長がいる中で経験職であっても42歳の採用は無いよなぁ~
だからホント、ダメ元で履歴書送ってただけで…でも派遣の仕事もこんなに長く居ることになるとは思わなかったけどね…
…で、「折込求人広告」は俺が実家に居ながら就活ができてた特典(独り暮らしじゃ新聞なんて購読しないでしょ)みたいなモンだったけど、あれってバイト・パートばかりでさ…正社員の募集はタクシーやバス乗務員、介護職の介護士、看護師、その他では薬剤師とか特殊な業務ばっかで時々しか見てなかったんだよ。
でも…今回のようにたまにフツーの会社の正社員を募集してることがあるんだね…まぁ求人は地方版なんで大きな会社ではないけど「非正規」よかマシだから応募してみたんだわ。
職種は営業ではなく、むしろ派遣でやってた検査業務(品質管理部)に近いんだけど、俺42歳だよ…ってか、最初の面接の翌々日には43歳になったんだからね。
あまり応募者いなかったのかなぁ…?求人広告だから費用を掛けて募集してるんだけど、小さな工場だから早く補充は欲しい…ってことで、あまり年齢とか関係なかったっぽいね。
創業およそ60年のけっこう古い会社なんで割と年齢層が高く、俺でも若手の方なのかも知れない…いろいろ書類を作成したり、取引先と接するのにパソコンも使いこなせる俺みたいなのが工場系だから少なかったのかなぁ?(実際、派遣先の工場の同僚はそんな感じばかり)なんて考えてたんだけど、入社して2ヶ月弱経って判ったのは…
単に給料が安いから応募者がいなかった(少なかった?)っぽいわ…別に社内の年齢層は高くなかったよ。
募集があった理由も俺の前任者(契約社員)が辞めるからでさ…「非正規」よかはマシという考えだった俺にはグッドタイミングだったんだな。
2013年から就活を始め…1年半以上経って、ようやく「正規」に戻れたってことになるんだね。
これはやはり情報収集が大事だね…ダメ元でも転職サイト、ハロワ、求人広告、コネ…何でもいいから情報は取れる体制にはしておかないと。
俺もその前の週までは見たり見なかったりだった「折込求人広告」を見て求人を知り、経験の少ない職種だったし、給料だって多くなかったけど…とにかく「脱非正規」のため応募したんだわ。
「非正規(大貧民)」さえ脱出できれば…「大貧民」さえ脱して「貧民」(正規社員の底辺)になれれば、その中で役職を得たりすれば「平民」くらいまでは上がれる見込みがあるからね。
トランプの「大富豪」で一度「大貧民」に落ちると、なかなか「大貧民」を脱することができないのは「非正規社員」と同じで、ずっと昇給も賞与も退職金も手当も無く、いつ斬られてもおかしくない底辺のままなんだよ。
「大貧民」のままじゃ、ホントどうにもならんのですよ…その辺を政府が分かってくれないと少子高齢化で社会保障に金が掛かる老人ばかり増えてしまうのよ。
まぁ高齢化ってのは技術や医療が進化する一方なんで当たり前のことでさ…寿命は延び、今後100歳が平均寿命になるかも知れない。
その一方で収入の格差がありすぎるがために結婚どころか彼女さえ作れない若者や中高年が増えていけば、新たにモノを購入して消費なんて必要最低限にしかならず、ますます不景気になるでしょ?
それと忍耐だね…諦めなければ俺みたいに「非正規」は脱出できるかも知れない。
諦めなければ、時間は掛かってもタイミングよく40オーバーでも採用してくれる会社に巡り合えるんだけど、それもあと1、2年がリミットだったかもね。
いくら定年が65歳(恐らく60歳で一度定年になって再雇用される)に引き上げられても…やっぱ45歳くらいまでに巡り合えないと厳しいかな。
まぁそれは何とも言えないけど、中途の新入社員が誰よりも年上なんて状況はなかなか考えにくいでしょ?
「非正規」を脱することって、それだけなら簡単なんだよ…要するに「職を選ばなきゃ」いいのね。
…でも、余程「負」を背負ってないと、そこまでの気持ちの切り替えってできないんだよ…「負」というのはローンや借金であったり、扶養しなきゃならない家族などがいるってこと。(家族を負と言ってしまうのは申し訳ないか…)
幸い、俺にはそれが無かったし、実家に住んでたからね…だから「非正規」の低収入でも困ることは無かったんだよ。
俺自身もギャンブルしないし、酒が好きでよく飲みに行くってこともないから…浪費人間じゃなくて「負」も無けりゃ、「非正規」の低収入でも十分生きてはいけるからさ。
でも就活が全然うまくいかず、心が折れそうになったことは「しょっちゅう」だったよ…もうムダな就活はやめて、一生「大貧民」としてこの先死ぬまでをどう生き抜くか?を考えてた方が現実的なんじゃないか…ってね。
そして「非正規社員」を脱して「正規社員」になる(俺の場合、戻る…だけど)と、いくらまだ「貧民」レベルであるとは言えど少しは「余裕」が持てるようになるんだよ。
それは金銭的にも気持ち的にもなんだけど…人間、多少の「余裕」ってのが無いとダメだね。
少しでいいから息抜きやプチ贅沢くらいができなくなると人生に何も希望や楽しみが無くなり…あちこちに危険人物が出現しちゃうよ。
俺はもう自分の能力の低さと年齢で今得た職から離れたら次は無いんだけど…「負」が無いと何か耐えがたいことがあると(幸い、今の職場には無さそう)また冒険に出てしまうかも知れないからさ、もし負担を背負えるなら背負ってしまい「もう自分のためだけじゃない」ように縛るしかないかな。
まぁ「貧民」のオッサンでも付き合ってくれるカワイイ子でもいりゃあいいがね…
とにかく40オーバーで大した能力も無い俺のようなヤツが、せめて「貧民」になるためには「情報収集」と「忍耐」だけど…「忍耐」は精神面と金銭面が絡んでくるからさ。
「非正規」で少ない給料でも収入を得ながら就活はできます…だから「正規」を目指して折れないように頑張るしかないです。
就活してる40オーバーに大したアドバイスにもなってないと思うけど、もうこの年齢だからさ…いろいろ求めすぎてもダメだよ。
まずは「非正規」でもいいから働いて収入を得て、それからまた体制を立て直して「非正規」を脱出しよう…
俺も上を見たらキリが無いんでさ…今の職場でホソボソと「貧民」なりの生活を送っていきますよ~
昨日(31日)のブログに書いたけど、実は9月26日に面接に行った会社で採用が決まってさ…10月17日付けで派遣も最終日となりました。
俺は9月28日が誕生日なんで、26日に面接…多分、その時にはほぼ決まってたんだろうけど、30日に再び行って採用の話をもらって来たのです。
だからまぁ誕生日を境に一応「非正規」脱出となったワケでありますよ…今回も長かったなぁ~
40歳を超えての再就職(就活)が不利なのは分かっていても…世の中には自らがそう望んだワケで無くてもそうせざるを得ない人もいるのです。
俺は38歳~39歳の時にも1度就活をし、決定まで8ヶ月を要した経験がありながらも再就職した会社の人間関係(社長と上司の性格)がイヤになって(パワハラもあった)1年3ヶ月後に辞めました。
ただ、辞める時には自らのスキルで独立する計画があったので、それに向かって突き進んでいたんだけど、開業して1年も経たずにリタイア状態となり…41歳を過ぎてからの再就職活動となったのです。
俺はこんな状況でも実家で世話になりながら就活をさせてもらってる(事業をしてる時からロクに売上も無かったんで世話になってたけど)ので、本当に助かっていました。
俺は未婚だし、実家があるから就活に専念させてもらっていたけど、同じ歳でも当然結婚して妻子ある人がリストラや倒産によって職を失って就活してる人は本当にツライでしょう。
妻子あれば住宅ローン払ってたり、賃貸で毎月家賃を払って生活しているだろうし、妻子を養っているのだから失業手当が貰えたとしても右から左に消えていくだけだと思います。
最初は事業に少しの希望をつなぎながら就活を始めたんだけど、俺だって生活費は助けてもらっていても国民年金、国民健康保険、市民税といった社会保険や税金、就活に要する費用(交通費や履歴書に貼る写真代など)は自払なワケで…それが工面できなくなったとき、下界に下りて行かなきゃならないんだと思っていました。
それまで(所持金尽きるまで)が有効就活期間だったんだけど…同じ境遇だった人はどうだったでしょうか?
共働きだったとしても、それは1人分の収入ではキツイから夫婦で働いていたのに、1人(夫)分の収入が途絶えると普通に考えれば今までの半分以上が入って来なくなるのだから厳しいよね。
皆、就活をするに当たってやってる事は一緒だと思います。
転職サイトへの登録・検索とハロワの求人検索が主な日課とはいえ、転職サイトは更新曜日が決まっているし、ハロワの求人は毎日更新されても条件を絞ればそんなに多く引っ掛からないんで1~2時間もあれば1日の就活が終わります。
週に1~2社、応募できそうな求人があれば良い方で、いざ履歴書等の書類を送っても“ダメ元”的感覚で結果を待つだけ。
通常、応募から1週間前後で書類選考の結果が出るんだけど、電話がきた場合は面接の通知で、郵送だった場合は「お祈り」です。
だから応募後は郵便配達がポストに入れた郵便物の音でヒヤヒヤしていました。
最悪なのは応募した翌日にメールで「お祈り」してきた会社だね…それきり履歴書にメアドは記載しないようにしたから。
こっちの苦労(履歴書を書く、証明写真代、郵送代など)も関係無く、担当者が見て即「お祈り」したのがハッキリと分かり、その無礼さに文句言ってやろうかと思ったくらい…まさに秒殺。
どうせ年齢で選考にも値しなかったんだろうけど、応募者に少しでも敬意を表して2、3日置いてから「お祈り」でもいいじゃないか…こっちもダメ元で応募してるから覚悟はあるけど非情さを感じたよ。
そういう会社は社員にも冷たい会社だと思って気持ちをすぐ切り替えましょう。
就活の期間が長引けば長引くほど自己嫌悪に陥ります。
何で自分は身体も丈夫で、性格も人間性も普通に人と接せられるのに仕事に就けないのか?どうすればいいのか分からなくなることもあったけどね。
もう諦めて派遣やバイトをするしかない…という決断は金銭が尽きるまでは延ばせるけど、派遣やバイトなら簡単に就くことができるのか?という不安もあるし、そこへ行ってしまったら元の世界には2度と戻れないんだろうという絶望感を持ってしまう(と思う)でしょう。
でも生きるためには多少でも収入が無ければならず、それをも拒んでしまったら“死”を選ぶしかないんです。
俺も有効就活期間中に決まらず、派遣で夜間に働く業務を選びました…一応社会保険に加入できるし、夜間勤務なら日中は就活に使えると思ったからね。
でも、正社員としての職が決まるまでのバイトとしか思ってなかったし、実際は就活に日中が忙しいか?と言えば、全くそんなことはなく…ただ夜中ちょっと小遣い稼ぎしてただけだったわ。
まぁちょうど職場にムカつくクソがいたので適当な理由を付けて2ヶ月で辞めて、フルタイムで働ける派遣の仕事が見つかったんで、それをしながら正規社員復帰を目指し就活を続けることにしました。
その仕事は夜勤もあったんで、その夜勤の週は日中にハロワにも行けたんだけど…仕事が減って夜勤が無くなってからは土曜に行ったり、職場に近いハロワに18時前ギリギリに行って紹介状を発行してもらっていました。
もうその時点では転職サイトでの検索は諦めてるよ…あれは求人側も有料で人探ししてる分ハードルが高いわ。
何度か転職サイトで応募した会社にも面接は行ったけど…俺の能力不足でムリだと悟ったからね。
なので就活はほぼハロワだけで続けてたけど、何十社と応募しながら面接に呼ばれるのも数社のみ…それは40歳前に中国から帰国したばかりの就活の時に身に染みて分かってたから、その時よかさらに年を取った今、もっと厳しいことは想定できてたけどさ。
ハロワの求人なら…という甘い考えは無かったけど、転職サイトよかマシって感じで続けるしかないです。
もう40歳を超えたら年齢だけでも相当なハンデです…しかも転職経験の多い独りモンはさらに厳しいよ。
でも「非正規」(派遣)だけど、仕事をしている…ってことで、仕事に対しては上がらないけどモチベーションを保ち、その日(非正規脱出)が訪れるのを根気よく待つしかないんです。
「非正規」(派遣)がチヤホヤされたのも景気が良かった時代だけで、今は「非正規」でしか働き口が無いから仕方なく選んでるだけ…どっかのサイトが「自分で選べるワークスタイル」なんてキレイな言い方してるけど、今や好き好んで派遣なんてやってる人間は能力が高くて「傭兵」みたいな感じの高給であちこち職場を渡り歩けるような人材だけだよ。
だから「派遣」なんてのは今は労働者側じゃなくて雇用側に有利なだけなんだよ…低賃金で期間の定めの無い使い捨て労働者を集めることができるんだから。
でも政府は格差を無くす…と言ってるけど、こういう好き好んで就いてるワケじゃない「非正規」にスポットを浴びせてくれないとさぁ…低賃金(年収ベースで)な上にいつ斬られるか分からないんじゃ、結婚できない出生率の低下…になるワケだ。
低所得で自分の生活で精一杯になり、将来に夢が持てなくなると「シリア」に行きたいと思っちゃう若者が出て来るし…そこまで捨て身になれちゃうヤツは他人を巻き込む事件を起こさないとも限らないんだよ。
…でね、結局42歳だった俺がどういう形で正規の再就職を決めたか?というと、コネを使ったとかではなくフツーに就活をしてたんだけど…日曜の朝刊に入ってくる「折込求人広告」で見つけたんだわ。
ハロワ検索では年齢を入れて、あとは就業場所を神奈川県か東京都、職種を営業に絞ってやってたんだけど…それは俺が今まで主にずっと営業職だったのと、やはり経験職種の方が有利だと思ったから。
だって…未経験の42歳を採用するワケないじゃんよ…って、それでももう30代で課長や部長がいる中で経験職であっても42歳の採用は無いよなぁ~
だからホント、ダメ元で履歴書送ってただけで…でも派遣の仕事もこんなに長く居ることになるとは思わなかったけどね…
…で、「折込求人広告」は俺が実家に居ながら就活ができてた特典(独り暮らしじゃ新聞なんて購読しないでしょ)みたいなモンだったけど、あれってバイト・パートばかりでさ…正社員の募集はタクシーやバス乗務員、介護職の介護士、看護師、その他では薬剤師とか特殊な業務ばっかで時々しか見てなかったんだよ。
でも…今回のようにたまにフツーの会社の正社員を募集してることがあるんだね…まぁ求人は地方版なんで大きな会社ではないけど「非正規」よかマシだから応募してみたんだわ。
職種は営業ではなく、むしろ派遣でやってた検査業務(品質管理部)に近いんだけど、俺42歳だよ…ってか、最初の面接の翌々日には43歳になったんだからね。
あまり応募者いなかったのかなぁ…?求人広告だから費用を掛けて募集してるんだけど、小さな工場だから早く補充は欲しい…ってことで、あまり年齢とか関係なかったっぽいね。
創業およそ60年のけっこう古い会社なんで割と年齢層が高く、俺でも若手の方なのかも知れない…いろいろ書類を作成したり、取引先と接するのにパソコンも使いこなせる俺みたいなのが工場系だから少なかったのかなぁ?(実際、派遣先の工場の同僚はそんな感じばかり)なんて考えてたんだけど、入社して2ヶ月弱経って判ったのは…
単に給料が安いから応募者がいなかった(少なかった?)っぽいわ…別に社内の年齢層は高くなかったよ。
募集があった理由も俺の前任者(契約社員)が辞めるからでさ…「非正規」よかはマシという考えだった俺にはグッドタイミングだったんだな。
2013年から就活を始め…1年半以上経って、ようやく「正規」に戻れたってことになるんだね。
これはやはり情報収集が大事だね…ダメ元でも転職サイト、ハロワ、求人広告、コネ…何でもいいから情報は取れる体制にはしておかないと。
俺もその前の週までは見たり見なかったりだった「折込求人広告」を見て求人を知り、経験の少ない職種だったし、給料だって多くなかったけど…とにかく「脱非正規」のため応募したんだわ。
「非正規(大貧民)」さえ脱出できれば…「大貧民」さえ脱して「貧民」(正規社員の底辺)になれれば、その中で役職を得たりすれば「平民」くらいまでは上がれる見込みがあるからね。
トランプの「大富豪」で一度「大貧民」に落ちると、なかなか「大貧民」を脱することができないのは「非正規社員」と同じで、ずっと昇給も賞与も退職金も手当も無く、いつ斬られてもおかしくない底辺のままなんだよ。
「大貧民」のままじゃ、ホントどうにもならんのですよ…その辺を政府が分かってくれないと少子高齢化で社会保障に金が掛かる老人ばかり増えてしまうのよ。
まぁ高齢化ってのは技術や医療が進化する一方なんで当たり前のことでさ…寿命は延び、今後100歳が平均寿命になるかも知れない。
その一方で収入の格差がありすぎるがために結婚どころか彼女さえ作れない若者や中高年が増えていけば、新たにモノを購入して消費なんて必要最低限にしかならず、ますます不景気になるでしょ?
それと忍耐だね…諦めなければ俺みたいに「非正規」は脱出できるかも知れない。
諦めなければ、時間は掛かってもタイミングよく40オーバーでも採用してくれる会社に巡り合えるんだけど、それもあと1、2年がリミットだったかもね。
いくら定年が65歳(恐らく60歳で一度定年になって再雇用される)に引き上げられても…やっぱ45歳くらいまでに巡り合えないと厳しいかな。
まぁそれは何とも言えないけど、中途の新入社員が誰よりも年上なんて状況はなかなか考えにくいでしょ?
「非正規」を脱することって、それだけなら簡単なんだよ…要するに「職を選ばなきゃ」いいのね。
…でも、余程「負」を背負ってないと、そこまでの気持ちの切り替えってできないんだよ…「負」というのはローンや借金であったり、扶養しなきゃならない家族などがいるってこと。(家族を負と言ってしまうのは申し訳ないか…)
幸い、俺にはそれが無かったし、実家に住んでたからね…だから「非正規」の低収入でも困ることは無かったんだよ。
俺自身もギャンブルしないし、酒が好きでよく飲みに行くってこともないから…浪費人間じゃなくて「負」も無けりゃ、「非正規」の低収入でも十分生きてはいけるからさ。
でも就活が全然うまくいかず、心が折れそうになったことは「しょっちゅう」だったよ…もうムダな就活はやめて、一生「大貧民」としてこの先死ぬまでをどう生き抜くか?を考えてた方が現実的なんじゃないか…ってね。
そして「非正規社員」を脱して「正規社員」になる(俺の場合、戻る…だけど)と、いくらまだ「貧民」レベルであるとは言えど少しは「余裕」が持てるようになるんだよ。
それは金銭的にも気持ち的にもなんだけど…人間、多少の「余裕」ってのが無いとダメだね。
少しでいいから息抜きやプチ贅沢くらいができなくなると人生に何も希望や楽しみが無くなり…あちこちに危険人物が出現しちゃうよ。
俺はもう自分の能力の低さと年齢で今得た職から離れたら次は無いんだけど…「負」が無いと何か耐えがたいことがあると(幸い、今の職場には無さそう)また冒険に出てしまうかも知れないからさ、もし負担を背負えるなら背負ってしまい「もう自分のためだけじゃない」ように縛るしかないかな。
まぁ「貧民」のオッサンでも付き合ってくれるカワイイ子でもいりゃあいいがね…
とにかく40オーバーで大した能力も無い俺のようなヤツが、せめて「貧民」になるためには「情報収集」と「忍耐」だけど…「忍耐」は精神面と金銭面が絡んでくるからさ。
「非正規」で少ない給料でも収入を得ながら就活はできます…だから「正規」を目指して折れないように頑張るしかないです。
就活してる40オーバーに大したアドバイスにもなってないと思うけど、もうこの年齢だからさ…いろいろ求めすぎてもダメだよ。
まずは「非正規」でもいいから働いて収入を得て、それからまた体制を立て直して「非正規」を脱出しよう…
俺も上を見たらキリが無いんでさ…今の職場でホソボソと「貧民」なりの生活を送っていきますよ~
就職おめでとう!!
本当に良かった*\(^o^)/*
今年は更にいい年になるよ、きっと!