くちびるおにく

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テレビゲームの年齢制限について

2005年12月18日 01時28分21秒 | Weblog
最近、神奈川県などが中心になって一部のテレビゲームを買う際に年齢制限が加えられている。
自分はこれに基本的に反対であるが、条件付で賛成である。
最初に問題とされたのはGTA3だ。
自分はこのソフトを持っている。それまでの日本のソフトにはない要素があり楽しかった。
残虐だと言って行政は問題視しているが、日本で銃は米国のように手に入らない。
それに、少年犯罪で凶器になるのはゲームのDVDではなく包丁や金属バットだ。凶器になりうるこれらのモノは野放しにしてゲームだけを悪者にする。ゲームを規制するなら同時に包丁を買う際にも年齢や住所や名前のチェックをすべきだ。
第一、両親に頼めば、子供も買えるし、規制されていない都道府県に行って買うという方法もあり、効果はあるのだろうか?ネット店舗でも年齢などのチェックは難しく、十分な抜け道となりうる。
加えて、パソコンゲームにも残虐なゲームは存在し、漫画や映画でもそれは同じだ。PS2のゲームなどを一生懸命に規制しても犯罪は減るだろうか?
犯罪白書を見ると少年犯罪を含む犯罪そのものは減っているのにゲームだけを悪者にするのはおかしい。

しかし、最初に述べた通り自分は条件付賛成だ。
近年は洋ゲーも質が上がり、日本でも次々と発売されている。GTA3も外国のゲームだ。
洋ゲーが日本で発売する際は一部の残虐シーンがカットされたりする。
これは残念でならない
規制により子供が残虐ゲームをできないようにして残虐シーンがカットされないというなら規制は賛成だ。

この問題は非常に難しい。日本には表現の自由があるし、犯罪に「これだ」という原因はないからだ。借金・人間関係・リストラ…ゲームだけが犯罪の理由ではないのは明白だ。
とにかく、一度、規制してみるのがいい。恐らく、規制をしても犯罪は減らず、人々の不安感を払拭されないと思う。
それで賛成派の人たちに納得してもらい規制を再び解除してもらうのが最もよいことではないだろうか?
コメント
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