2024年8月8日(木曜日)の日向灘地震発生直後に筆者は近所のスーパーに行ったが、8日には普通に米が売られていた。
筆者の見える範囲で、米が店から消えたのは15日(木曜日)頃だ。
筆者は冷夏になっても米不足は発生しないと考えていた。
と言うのも、1993年は1人あたりの米の年間消費量が約70kgだが、2022年の1人あたりの米の年間消費量が約50kgと約30%も減少しているからだ。
しかし、米の生産量がここまで減少していると思わなかった。
冷夏で稲が育たなかった1993年が約780万トンで、2023年が約710万トンくらいだ。
2020年は約780万トンなので、2023年の猛暑で稲が育たなかったようだ。
稲の原作地は諸説あるが、東南アジアだ。
東南アジアは最高気温が30度くらいだ。
例えば、フィリピンのマニラは2023年8月に35度以上になった日がない。
8月10日の33.9度が8月の最高記録だ。
しかし、2023年8月の東京は最高気温35度以上の日が9日もあった。
日本は熱帯の国よりも暑いから稲も育たない。
つまり、2024年は2023年以上に暑かったから2025年は2024年以上の米不足になる。