ニシキテグリという色合いのきれいな魚がいる。見に行くのは夕暮れに限られる。何回か見に行ったことはあるが、小さい個体だし、薄暗いサンゴの間にいるので、今まであまり熱心ではなかった。しかし、今回のダイビングは違っていた。すごい。
但し、カメラは私のだが、撮影したのはガイドのMr.AYUBだ。私はというと、流されないように必死でサンゴの下の岩に指でしがみついて、バディの邪魔にならないようにしていた。さて、何匹いるでしょうか?
切り取って大きくしました。
ニシキテグリがいるのはこのような壊れたサンゴと生きているサンゴがまじりあっている、お世辞にもきれいな所ではありません。本人は美しいので「掃き溜めに鶴」なのかもしれない。暗くならないと出て来ない夜行性の魚です。見つけた人はすごいと思います。
かわいいです。写真派ダイバーでなくても、見たい魚です。写真派ならニシキテグリがいると聞けば、必ず潜るでしょう。ここのショップはMANDARINを見せる際、お客を2人にしているところが素晴らしいです。流れもあり、4人お客さんがいたら、MANDARINの住み家は壊されてしまうからです。
写真では止まっているみたいに見えるけれど、小さいだけに俊敏な動きでピントはなかなか合わない。ましてや、暗いから余計だ。Mr.AYUBはライトを操りながら、シャッターを切っていた。私も最後の最後に写してみたが、画面におさまらないし、ピントは合っていなかった。ハァー。
もちろんクライマックスはMr.AYUBでも難しかったようだ。
次は、動画でMANDARINを紹介しますね。
鰭がくるくる回っているのが見えますか? 赤いライトで照らしているのは、マンダリンを脅かさないためです。最初から明るくすると出て来ないらしいです。後半は明るいライトで照らしながら、撮影してました。AYUBさんは写真派らしく、動画はこれだけでした。ありがとうございました。嬉しいです。
小1時間のダイビングを終えて浮上すると、日はとっぷりとくれていました。
動画、非公開になっていました。直しましたので、ぜひ見てください。