今日もTVで、ジンベイザメをやっていた。
ジンベイザメはまだ生態がよく分かっていないので、広い海の中で会うことは至難の業だった。
ダイビングを始めた頃、ジンベイザメに会えたら、ダイバーをやめてもいいとまで、言わせた生物だ。
もちろん、私にとっても憧れの生き物である。
しかし近年セブ島のオスロブという所で、ジンベイザメの餌付けに成功している所がある。
そこに行けば、100% ジンベイザメに会える。
広い海で100%会えると言うことはほとんどないので、ここは特別だ。
早朝4時出発である。3時間のドライブでやっと到着した。
遠くに見えるボートの下にジンベイザメがいるのだ。
ジンベイザメダイビングのルールは5m以内に近づかない。
ジンベイザメが近づいてきても触らない。守らないと退場させられる。
朝飯前だが、ジンベイに会えると思うと、空腹は感じない。
ガイドの後を追って、泳ぐと、指をさす方向に大きな影があった。
他の魚もたくさんいる。おこぼれを狙っているのだろう。
なかなか近づけない。やはり大きいからね。
少し落ち着いてから、動画に挑戦した。動画の方が綺麗に撮れているから不思議。
5m以上離れていても、大きくて、画面からはみ出す。嬉しい悲鳴。
水深7,8mなので、重めのウエイトをつけている。ジンベイは水面だから、下から撮ることが多い。
ジンベイザメに近づくにはキックして浮上しないとダメだ。
キックを怠ると、沈む。急に沈むと耳が痛い。とジタバタ、結構大変だが、ジンベイといられる瞬間は貴重だ。
無我夢中だった。
1時間はあっという間に過ぎた。
さすが、サメのシルエット