気まぐれ日記

ぼそぼそ愚痴や、時々爆発する心模様など‥‥。

文芸同人誌

2017-11-29 22:52:52 | 日記
久し振りに読書を楽しんでいる。
私の読書スタイルは、座椅子に座って本を足下に置き、上半身を前に突き出すような格好で、首を下に向け、本に目を落とすというものだ。
子供の頃からずっとそのスタイルで多くの書物を読んで来た。
でも10年ほど前から首や腰が痛くなり、あまり本も読めなくなった。
ルイベを使うとそんなに目を本に近づけなくても読めるので、読みたいモノはそんな物を使って少しずつ読むようにしている。
 先日来てくれた中田さんは、文芸同人誌で活躍されている。
私にも何か書いて出してみないかとおっしゃって、ご自分の作品が載っている2冊の文芸誌を送ってくれたのだ。
私が首が痛くて本が読めなくなったことを話したら、送ったけど読まなくてもいいよ・・・と言ってくれたが、せっかくだから彼の作品だけでも読もうと思った。
暇な時間に少しずつと思い、読み始めたが、少し読んだら後が気になり、食事の時間が近づいても、寝る時間が迫っても本から離れにくい気分にさせられた。
“岬の兄妹”、ちょうどご自分と同じ年頃の一組の兄と妹のことを描いたエッセイだ。
この兄妹のモデルは実在の人物か、それとも無から有を生み出したのか・・・。
 彼がおっしゃるには、私の書くモノは甘くて面白くないそうだ。
人を傷つけ、自分が傷ついても,心の中のものを全部吐き出さないと、読者の心を引きつけられないというのだ。
そして、昨年NHKへ出した作文を見せたら、今までのよりは面白いから、これを文芸誌へ出そうというのだが・・・。
妹と教会の皆さんに読んでもらえたから、私としてはもうそれでいいんだけどね。