気まぐれ日記

ぼそぼそ愚痴や、時々爆発する心模様など‥‥。

熊野大花火大会とそれに続く3泊4日

2018-09-02 19:40:12 | 日記
妹一家とそれにつながる姪のニューファミリー達との花火見物の夜から2週間が過ぎた。
妹の家は熊野市の中心部が一望できる素晴らしい眺めの所にあるので、海岸から打ち上がる花火見物には絶好の場所。
よく父や母と一緒にお招きいただいたものだが、今年は私一人が招かれた。
妹も手足の関節炎の痛みがあるし、私の介助も大変になっていることはわかっていたが、姪の話では、私を花火に招いて、その後何日か一緒に過ごすのが妹の夢だったという。
そんな妹の夢に義弟や姪達が協力して、私のトイレやお風呂など手伝ってくれた。
月が改まり、パソコンの通信速度も回復して、日記の更新もできるようになったので、ここで花火の日に出掛けた時のことから振り返ってみよう。

熊野の大花火大会の見物なんて、ここの仲間達だけじゃなく、スタッフ達だってごく一部の人達しかできないことだろうに、それを私が見させてもらえるなんて、今の現状ではもったいないような話だ。
だから仲間達には後ろめたい気分で何も話せない。
 毎年花火の日には午後になると交通規制が敷かれ、地元の一般の車は通れなくなるので、午前中から行動開始。
10時半、義弟と妹が迎えに来てくれ、着替えとパソコンを持って出掛ける。(一緒に入れた筈のタブレットが入っておらず、翌日また義弟に取りに来てもらうことになる)
国道も中の道も午前中からさすがに車は多いが、止められることもなく進んで、ジェットコースターのような急斜面を上って、夜の花火見物の会場の庭がある妹宅に着いたのは11時。
思いがけなく一番先に私を歓迎してくれたのは、この家の新しい家族であるトイプードル犬のモコちゃん。
ゲージの扉をあけると、勢いよく飛び出して来て、私にすがりつき、なめまわしてくれた。

この家に来るに当たり、私が一番気になっていたのはトイレ。
便座が一般的な高さなので、落ち着ける位置に座れないことがわかっていたから、足台を用意してくれるように頼んであったら、姪が牛乳パックを組み合わせ、その上にゴムシートを貼ってうまい具合に作ってくれてあった。
でもやっぱり妹一人の介助ではダメで、姪や義弟などと二人掛かりになってしまったから、何とも申し訳ない。
 午後には姪のAちゃん一家もやって来て、おもちゃを浮かばせたビニールプールに日傘をさして、生後10ヶ月になるT君に水遊びをさせていた。
私の足も入れさせていただきたかったところだが・・・(笑)
 家から見渡せる海辺には、夕方になると花火見物のお客さんを乗せた豪華客船が到着。
こんな船に乗って花火見物に来るのは、上流階級の人達なんだろうなぁ。
 暗くなると庭に椅子やテーブルが出され、お肉や野菜も運ばれて、バーベキューを楽しみながら、ポンポン打ち上がる花火を見る。





 歴史と伝統と人の輪に育まれた熊野の花火、それを間近に見られる所に生まれ育った私だから、花火にまつわる思い出もいっぱいある。
 子供の頃は父方の大叔母が新出町という浜辺の近くに住んでいて、花火の夜にはよく呼んでくれた。二階の窓から出られる屋根の上が私達の花火見物の場所だった。その頃は今より長い時間やっていたような気がする。
尾鷲方面に住む母方の叔父夫婦を花火に招いたら、お二人が代わる代わる私をおんぶして、獅子岩海岸辺りまで一緒に連れて行ってくれたこともあった。
 心ふれあった友達とアナウンスが聞ける所まで行った時は、屋台の出店で色々買って食べたり飲んだりにも忙しかったなぁ。(笑)
 もちろん家族で何度も近くの浜へ下りて行ったり、堤防から見たりもしている。そんな時はよく見ず知らずの人が私達の行動を助けてくれた。
 そして妹がこの花火見物に絶好の家に嫁いで来てからはよく父母と一緒に呼んでもらって、こんなふうに屋外での食事を楽しみながら、花火見物をさせてもらった。
 ゆうなんへ入所する何年か前の花火の日には、ご近所に、人混みは苦手で花火もテレビで見るんだという人がいて、それじゃあ私の部屋で一緒に見ましょうということになり、彼女が飲み物やご馳走を運んで来てくれ、母上共々おいしくいただきながら、ZTVでの花火鑑賞。アルコールも入ったから、花火よりもおしゃべりに花が咲いたかも知れないが・・・。(笑)
 今ざっと思い出しても、こんなにバラエティーに富む我が花火の歴史がある。

 妹宅での花火の夜が明けても、4日間の外泊届けを出してあるから、後3日居られる。
補聴器の洗浄に行ってもらったり、妹にあずけてあるものの整理をしたり・・・。
赤ん坊がいるからアテにできないと思っていた姪のAちゃんは、毎日T君をおんぶして通って来てくれ、おやつの差し入れや、旦那様共々オセロで遊んでくれたり、オクラのスタンプを作って、それで絵を描かせてくれるなど楽しませてくれた。
そしてT君がお昼寝している間にシャワー浴までさせてくれた。
 妹も痛い足パンパンに腫らし引きずりながら、私の好きな卵料理を色々作って精一杯もてなしてくれた。
親子丼、タマゴサンド(2種)、フレンチトースト。
最後のランチはこのオムライス。
私が「ケチャップで何か描いて」とねだったら、お絵描きの好きなAちゃんが私の顔を描いてくれた。


 Aちゃん達のお陰で妹もダウンすることなく、帰りは一人で私を送って来てくれた。
 みんな、楽しい4日間をありがとうね。

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