ここに来て絵や書をかかせてもらうようになり、私にとって新しい形のらくがきを楽しんでいるが、
そんなものの展示会を開こうとロボタン先生がおっしゃってくれたのは、ゆうなんライフを始めて間もなくのことだった。
その時はまさかそんな大それたこと・・・と思い、全然本気にしていなかった。
でも先生の方は本気で考え、その思いを暖めていて下さったのだ。
10月頃の一番季候の良い時期にやろうとおっしゃってくれたのだが、NHK福祉賞に応募した作文の結果発表が11月にされることになっていたので、先生達もそれにも関心をもたれているようだったので、もしそれも出した方がいいというお考えなら、結果発表後に・・・なんてわがままを言わせてもらったら、こんな一番寒い時期になってしまったのだ。
自分も顔を出せるかどうかわからない時に、人様に私のらくがきを見に来てくれなんて・・・と苦笑しながら、興味のありそうな友人知人に手紙やメール、フェイスブックなどでピーアールした。
そして迎えた“恵みいっぱい展”当日。
それまでの寒さがゆるんだから、これも神様の恵みの一つだ。
お陰で私も予定通り弟に迎えに来てもらって、展示会場の木本教会まで久し振りに行くことができた。
こちらの看護師さんの一人とお友達という教会役員のMさんが、インフルエンザ警報発令中の人混みの対処法を教えられていて、マスクや消毒液など用意して、私には靴下カバーや膝掛け、首巻きまで貸してくれた。
そして展示会場はというと、礼拝堂を丸ごと使って見やすい高さのあちらこちらの壁にぐるりと一回り絵や書を掛けたり貼ったりしてくれている。
(作文の写真はないが、長いテーブルに、B5用紙に印刷したもの20枚程が2列に並んでいた)
ご来場第一号は、こちらに来る寸前まで、私の在宅ライフをサポートしてくれ、いろんなことにつきあってくれたヘルパーさんで、今はフェイスブックの友達であるSちゃん。
絵や書はフェイスブックにも時々載せていて、彼女にはお馴染みのものが多いということで、一通りさっと見回してくれた後は、私のそばに座って、おしゃべりに徹してくれ、出されたお茶やお菓子やおにぎりなどを一緒にいただいた。
彼女ともあちこちへ食べ歩きしたもんねぇ。
他のヘルパーさん達ご一行も来てくれたから、賑やかになった私の周り。
小学一年生の時の担任だったH先生とは年賀状のやりとりが続いているので、案内状を出しておいたのだが、おいで下さったから嬉しい。
書いているところの写真を見ておられたから、図工の時間の私の姿を思い出されたかもね。
足が使えなくて、母にかぶとの折り方を説明しきれず、かんしゃくを起こしたこともおぼえておいでだろうか?(笑)
一番盛り上げてくれたのは松阪から来てくれたぱんださんご一家。
約束通りお揃いのパンダ帽で記念写真を撮ったが、パンダの絵のそばに行けなくて残念!
のんちゃんからいただいた枯れないバラの花束が嬉しい。
母や妹、姪のYちゃんも来てくれた。
絵に関心の高いAちゃんは、ちょうど介護福祉士の資格試験の日とぶつかってしまい、残念がっていた。
いやいや、私の方が残念だ。
午後にはロボタン先生ご夫妻も到着され、続いて勝浦教会の何人かが来て下さった。
木本教会と勝浦教会の皆さんが一通りご鑑賞下さったところで、ロボタン先生が、この“恵みいっぱい展”の開催に到るまでのことを話して下さった。
最後に私の愛唱讃美歌を二曲ほど皆さんで歌って下さり、感謝の祈りを捧げた。
神様、そして皆さん、本当に素敵な一日をありがとうございました。