Atelier mauve✿

 ~モーヴの花日記~

2016.8.10(tue.) ~命の儚さを知る・仏花~

2016-08-11 | 花しごと

  

お盆のためのお供え花。

愛媛に発送させていただきました。

 

 

 

 

仏花は、仏様のために供えていると思っていましたが、この花を供える意味は他にあるそうです。

 

 

 

命あるものはいつか必ず終りが来ます。

普段の何も変わらない生活が続くと、それが永遠に続くように感じ始めます。

 

 

 

 

でもそれは錯覚。

 

美しくきれいな花が、日々すこしづつ枯れていく。

その姿は生きている人間に、花はいつか枯れていくもの。

「命あるものは、いつかは死ぬんだ」という、生命の儚さを暗示しており、

それを再確認させてもらうために、生花をお供えするのだそうです。

 

 

 

 

だから、お花の向きはお参りする人の側に向けてお供えします。

それは、儚くて短い命の生花を供えることで命の尊さを想い、そのことに感謝して、

世の無常を知るため。

 

すなわち、生きている人の学びのために、お花を供えるのだそうです。

 

~仏花.comより~ 

 

お仏壇用も、お墓参り用も、大切なお供え花。

心をこめておつくりします。