フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

かくしてスペイン旅行の計画は出来上がった。

2021-08-28 09:13:09 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

 

2015年 スペイン旅程

 

①大阪関空 → アムステルダム経由 → マドリッド着

②マドリッド観光

③マドリッド → セビリア

④セビリア観光

⑤セビリア → グラナダ

⑥グラナダ観光

⑦グラナダ → ネルハ → フリヒリアナ → ネルハ

⑧ネルハ → マラガ → マドリッド

➈マドリッド → トレド

⑩トレド

⑪トレド → マドリッド

⑫マドリッド

⑬マドリッド → アムステルダム経由 → 関空



この年は,仕事を始めて一年目で旅行は出来ないと思っていたのだが、出発の2週間前に偶然見つけた航空券が、税込み八万円を切る安さだったので、決行することにした。

エールフランスの共同運航便のKLMを使って、アムステルダム経由マドリッドへの便であった。

 

旅程は上記の通りだ。

12泊の旅程で、バルセロナが入っていないことが不思議に思う人もいるかもしれない。

私は近代的な建築物には興味がないこともあり、あえて外したのだった。

もし今後行きたくなった時は、フランスから入ることもできるので、今回はバルセロナ抜きで、マドリッド発着便を選んだ。

アンダルシアはどうしても訪問したかった。グラナダ、セビリアだ。

そして、私の住んでいる都市と姉妹都市のトレドも出来れば入れたい。



スペインは、フランスと違って友人宅に泊まる旅ではないので、まず宿の予約から始めることにした。

私の旅は少予算の旅行なので、宿は寝るだけだし、基本的にB&Bのようなところで十分だと思っている。

 

首都マドリッドの宿は総じて高めだ。

到着日は夜着なので、駅に近いところで探した。まず2泊する。

 

ザクッと最初に考えたプランには、コルドバ泊が入っていた。

そして、グラナダ、セビリア、この3か所をどういう順番で回るか。

コルドバの宿はこの中で、私の予算( 70ユーロ以下、できれば50ユーロくらい)に合うものが見つからず、列車の時間や予約状況から見て、1泊にとどめようと考えた。

 

そして、セビリア → グラナダ → コルドバの順で回るつもりで、列車も予約した。

なぜかスペイン国鉄RenfeのHPの予約でクレジットカードを使うことができなくて、仕方なく、日本の代行予約サイトから予約を入れた。



しかし参考のためスペイン旅行のブログなどを見ていて、「白い村」フリヒニアナに行きたくなってきた。

安い列車だったので、キャンセル変更きかないものだったので、諦めかけた。

その時、思った!!

そうだ、コルドバは宿が高いので、日帰りにしよう。朝早くネルハを発ってマラガまで行き、そこからコルドバへ行けば、お昼くらいには到着できるだろう。何とか、ぎりぎりで日帰りも可能だ。夕刻にコルドバを発てば十分マドリッドに戻れる。

白い村、フリヒリアナに行くための宿はネルハで安い宿が見つかったので、鉄道のキャンセル料を払ってもほぼ同じ額になる。

 

グラナダ → ネルハ、ネルハ → マラガもバスを使えば、節約になる。

結果的に私は「白い村・フリヒリアナ」観光も旅程に入れられたことで、大変満足だった。

 

トレドの宿は少しいいホテルが安くなっていたので、ちょっと奮発。でももちろん予算内である。他は小さい部屋だからまあ最後の方でこのようなホテルもいいだろう。

 

旅程は決まった。宿も鉄道もバスも予約ができた。

 

もう少し詳しく旅の内容を煮詰めていこう。

 

スペインにも知り合いはいることはいる。

アルハンブラ宮殿で仕事をしている夫妻だった。連絡を入れてみたところ、彼らは今はマドリッド郊外に住んでいるという。

「夕食に招待したい」とありがたい申し出があった。

 

そして、日本人の友人の紹介で、グラナダに住む青年が、案内役を買って出てくれた。

 

あとは、アルハンブラ宮殿の予約だ。

しかし、これが残念なことに予約枠はいっぱいだった。

残るは当日券しかない。それに賭けるのは、ある意味ギャンブルだ。

 

フランス人の友人に相談もした。「アルハンブラ宮殿に行けないグラナダは魅力がないから別のところにすればいい」と言ったのは、クリスチャンだった。

フランソワーズ夫妻は「アルハンブラ宮殿が見られなくても、小規模だけどセビリアのアルカサルも少し似ているからそれを見ればいい」と。

 

私がまだ迷っていた時、案内役の青年を紹介してくれた日本人の友人の言葉が私を救った。「美術や、歴史や建築などに興味がなくても、街を歩くだけで私は幸せ。アルハンブラ宮殿に行けなくてもきっと満足できると思う」

 

そうだ、私もそうだ。万一アルハンブラ宮殿に行けなかったとしても、グラナダの町を歩くだけでいいではないか。と思えたのである。

 

このようにして、二週間足らずにしてはまずまずの、私のプランは出来上がった。

 


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