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シャンゼリゼ近くに診療所(ローランは総合医)があるので、マリーエメの運転で迎えに行き、そこで合流し、車はパリの郊外へ。
ヴェルサイユに行くという。ヴェルサイユには星がついているレストランも近くにあるとガイドブックで見たような記憶があるので、少し緊張したが、着いたところは、それよりはずっと肩のこらないイタリアンレストランだった。
特別なところ、と聞いていたが、それは、昔この場所はヴェルサイユ宮殿の中の「馬をつないでおくところ(厩舎)」だった。なるほど馬の餌を食べる溝状の長い台がある。その名残があちこちにみられるので、息子たちが子供のころから喜んでよく来ていたところだという。
黄色の矢印のところが、馬がえさを食べるところ↓
なかなか珍しい場所で、雰囲気も良かったし食事もよかったが、軽いランチの部類に入るとしても、とてもボリュームがあった。
しっかりデザートまでつけてしまい、ちょっと食べ過ぎた。
フランスの昼休みは長いので、ゆっくり食事を楽しみ、ローランを凱旋門まで送り届けたあと、私は前から行きたかったニシムドカモンド美術館で、下ろしてもらった。
こういう貴族の館風の美術館が多いので、美術に疎い私もこの空間にいるだけで、フランスに浸れるのがいい。
展示物に近づくと ブザーが鳴るようになっていて、うっかり上半身がロープを超えてしまったのか、「ブー」となったが、係の女性は「よくあるのよ」と言わんばかりに目が合うと、にっこりしていた。こういう寛大さは日本も見習いたいところだ。と、また「ブー」という音。別の人が越えてしまったようだ。
外に出て、近くの公園を散歩した。モンソー公園だ。
立地的にも落ち着いた公園である。
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