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イブだ。
朝からマルシェに行き、お昼に戻った後、午後からはブリジットさんが迎えに来て、ボジョレー村に連れて行ってくれることになっている。
日本のクリスマスイブ、クリスマスは、町がとても賑やかだが、ヨーロッパ、ここフランスでは家族と過ごすのが基本なので、意外に町は静かである。人も多くない。
朝は雨模様だったが、予定通りマルシェに行くことになった。
フランソワーズによると雨のせいもあって、出店も少ないそうだ。
もみの木が投げ売り状態になっている。
マリーアンジュに頼まれたものを買って行くようだ。
また階段を上り、マリーアンジュの家に行くと、「お昼はどうするの?」と言われた。
13時半に迎えに来るというので、フランスのランチの時間が13時過ぎから14時が多いので、微妙な感じだったが、「たぶん食べておく方がいいように思う」というと、グラタンのようなものを作ってくれた。キノコも入っていた。
これが、とても美味しかった。酪農王国・フランスの、バター、牛乳、生クリーム、チーズがたっぷり入っている。
美味しくないはずがない。カロリーは気にしないことにする。
さて、時間になったので、下に降りていくと、日本人のご主人とブリジットさんが待っていた。
今日は、ボジョレーヌーヴォーで有名なボジョレー村に行き、夜は彼らの娘や息子も一緒に家で夕食を、という予定だった。
車で一時間半くらいだろうか、葡萄畑が一面に広がる小さな村々、その中の1つの村、Oignt( オワン)という村についた。
このあたりは、金色の石の村と呼ばれたりするそうだ。
石畳のこういう素朴な古い小さな村が大好きなので、思わず「アルザスより好きかも」と言ってしまった。
でもフランス好きの日本の友人に写真を送ると、「石畳だけではなく、路面は整備されてアスファルトのようなところもある」と鋭い指摘をしてきた。
つまり観光客が多く訪れるので、元々の村の石畳がこのような便利な道に変わってしまっているということだ。
残念だが、キャリーを引く観光客には、確かに便利だろうなと思う。
クリスマスということで、クレッシュ(人形達によるキリスト生誕の馬小屋の模型)が、アルザスでもたくさん見られたが、この小さな村には200以上あるという。
各家毎に、いろいろな工夫が凝らして飾られていた。ちょうど、黄色いベスト運動が話題になっているので、黄色いベストを着たクレッシュもあって、クスッとみんなで笑った。「ストライキ中」という看板も見える。
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