もう出発までほぼ1週間となり、パリの滞在について、決まっていないといけない。
が、実を言うと、現時点でほぼ確定で、まだ完全ではないということになる。
後半の南仏から戻ったパリでエリック夫妻が泊めてくれると言ってはいるが、前半も4泊、後半でも4泊はあまりにも先方の負担が大きいので、まずはマルチーヌに南仏から戻った後2泊のところを3泊にしてもらえるかどうか聞いたところ、「いいよ。いないときは鍵を渡すから」と言ってくれた。
あと3泊プラスして、計6泊をマルチーヌにしてもいいのだが、マリーアンジュも留守宅を貸してくれると言っていたことを思い出した。
当初、エレベーターなしの6階(日本式での6階)は無理だと考えていたのだが、スーツケースを持って行かないなら可能だと思ったのだ。
またマルチーヌやマリーアンジュのように留守宅を借りることにすれば、急遽図書館夫妻からいい返事があっても、対応ができるとも考えてのことだ。
そこでマリーアンジュに確約をいただくためにメールを送った。
その返事の前に、電話があったのは、ご主人の心臓の手術が終わったフランソワーズからだった。
手術は無事終わり、昨日からリハビリに移ったそうだ。
本人から、このことは先週メールが来て驚いた。フランスの医療技術のすばらしさをいつも感じさせられる。
そして、フランソワーズは、どこも悪くないので?「私を忘れないで」と言わんばかりに?
「リハビリをして来月後半にはそれも終わるので、会えるわよね。うちに来てね」と電話で言ってきたのだった。
もちろん大手術のあとのご主人のことを考え、家にお邪魔することはできない旨を伝えた。
そして今、彼らの娘のマリーアンジュの留守宅を借りる返事を待っていると伝えたら、俄然元気が出てきたようだ。
にこにこして、「カギは私たちも持っているから、心配ないわ。明後日彼女に会うから、話をするわ。だから週末にまた電話するから、待っていてね」と言った。
彼らに取って、娘の留守宅に私たちが泊まることは、大きなメリットだ。何の遠慮もなくやってきて一緒に過ごすことができるからだ。
というわけで、彼らの返事を週末まで待っての決定になる。
今日は、また嬉しいメールが飛び込んできた。
アヴィニョンのイザベル夫妻が、「マルセイユの友人にアヴィニョンまで車で送ってもらうなら、一緒に彼らもソワレをぜひ」と。
また「もし泊まるのであれば、お部屋はあるから彼女も泊まれると伝えて」とあったのだ。
アヴィニョン演劇祭のとき、数泊させてもらったのだが、立地もよくたくさんの部屋、しかも床冷房なるものも完備されている彼らの家には、他にも友人たちが泊まっていた。
おそらくそう言うことも多く、慣れているのだろうが、なんといっても私の友人に対してもこのような申し出があるのは、ありがたい限りである。
しかしこれについては、またフランス人特有のおおらかさに気を付けないといけない。
私たちは、夕食をいただいた後、クリスチーヌの家で一泊する予定で、イザベル夫妻の家では泊まらない。これは翌日イザベル夫妻が休暇の旅行に出かけることを考えての事だった。
出発の当日の朝まで来客があっても問題ないというのか。それとも変更があったのか。
どちらにしても、おおらかで親切すぎる彼らに、感謝でいっぱいになる。
もし、一泊できるのなら、わざわざクリスチーヌのところに寝るだけに行かなくても、翌日駅に近いイザベル宅からだと、ニームへの移動も簡単である。
これは、期待している?クリスチーヌには申し訳ないが、よく考えて確かめて返事をしようと思う。
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