自然農あさゆふ通信

谷沿いの小さな集落に移り住んで14年。
山と川に囲まれた田畑や自給生活の様子など、自然農のある暮らしを綴ります。

うちの田畑 2019月5月23日の様子

2019年06月03日 | うちの田畑

 

2019年5月23日の、うちの田畑のレポートです。

太陽が高く昇る時刻、家の前の田畑に向かうと、

すべてのものがキラキラ輝いていました。

 

手前は、完熟へと向かう裸麦。

その奥がネギ坊主。

右奥が定植したばかりのカボチャの苗で、

ウリハムシ対策の「あんどん」をしています。

あんどんの方法は、下記のページをご参照ください。

・瓜科野菜のウリハムシ(ウリバエ)による被害

 

こちらは、麦茶用に育てている大麦で、

品種は「春雷(しゅんらい)」です。

完熟までは、もう少しかな・・・。

収穫後、しっかり炒り上げるのは時間がかかりますが、

とっても美味しい麦茶ができます。

 

今年は、小麦が良く育ってくれています。

お米の裏作として、3.5畝の田んぼに全面ばら撒き。

品種は、「農林61号」と「みなみのかおり」で、

昨年の11月29日~12月8日にかけて、種を降ろしました。

その後は、見守るのみ。

収穫まで、何もしません。

 

田植え前に収穫に追われるので大変ですが、

お醤油も仕込みたいし、

最近はパンも焼いているので、

小麦はたくさんあったら嬉しいのです。

 

お米の苗床も、今のところ順調!

3.5畝の田んぼに対して、1×10.4メートルの苗床って、少し広過ぎですが、

まあ、いろいろあって多めに苗、育ち中。

今年の品種は、

あけぼの、緑米、籠神社の御新米(赤もち米)、タイの香り米、

そして友達から分けていただいた、ノギの長い白いお米です。

 

つづいて、端境期でパッとしない畑の様子をご紹介しま~す。

真ん中にゴボウの筋蒔き、両脇にレタス2種が、

ゆっくりゆっくり成長中です。

雨が降りましたので、その後レタスはぐんと育ちました。

 

終わりかけのキヌサヤ。

サヤはもう沢山いただいたので、後は、実をいただこうと思っています。

 

真ん中、手間が春蒔きの大根で、奥が人参って言っても、

何だかよく分かりませんね。

ごめんなさい・・・。

 

ポットで育てている、夏野菜の苗。

左は「じばいきゅうり」。この後、定植しました。

 

分かりづらいですが、真ん中の筋で育っているのは、生薬の「芍薬」です。

夏には、綺麗な花が咲くでしょうか。

楽しみです。

 

果樹のコーナーです。

左が「次郎柿」。

4年前(2015年2月)に苗を植え付け、一旦枯れてしまいましたが、また復活しています。

まだ一度も実りはいただけていませんが、今後を楽しみに見守っています。

右の2本が「スモモ」。

同じく4年前の3月に苗を植え付けました。

昨年から実りをいただいています。

とっても美味しかった。

今年は、どうかな?

 

田畑の真ん中には、大きな山柿の樹が2本、

ここに引っ越して来る前からありました。

少し前から木陰に、日本ミツバチの巣箱を置いています。

近づいてみましょう・・・ 

この時期、蜂さんたちは盛んに出入りしています。

脚に花粉を付けた子も、よく見かけます。

 

うちの獣害対策は、こんな感じです。

基本は、金属の支柱に対して、ロール状の金網を張っています。

上部は、猿対策として電柵になっています。

 

これで今まで、猪・鹿・猿は防げているのですが、

ウサギや狸等、小さめの獣が入ってしまったので、

目の細かい青いネットを張りました。

青いネットの下の部分は、金網やワイヤーメッシュを2重に、ずらして重ねて張っています。

具体的な方法は、下記のページの経験談を参照してください。

・うさぎ(小動物)対策

 

すごく魅力的な、アザミの蕾。

 

家の前には、蓮の鉢を置いています。

毎年、美しい花をいくつか咲かせてくれます。

今年も、その季節が近づいてきました。

 

これから農作業に忙しい夏がやってきますが、

身体に無理をせず、

心に潤いを絶やすことなく、

健やかに、元気に、平和に過ごしたいと願う、今日この頃です。