せいさく思案虫

げんき?てんき?のーてんき!
半世紀超えの猫っぽい人の
の~んびり更新の覚書・日記・なんとなくブログ

『イエスのビデオ』アンドレアス・エシュバッハ

2008年02月26日 | どくしょ
イスラエルの遺跡発掘に参加した学生(主人公)が、200年前の人骨と共に、SONY製ビデオカメラの説明書が見つかった!?と言う始まりで、
その人骨には、現代人としか思えない歯の治療や骨折治療の痕が!?この人骨は、過去にタイムとラベルした人物!?ならば、2000年前の映像を録画したビデオもあるのでは?2000年前・・・イエスが生きてた時代のビデオが実在するのか?
と、謎がさらに謎を呼び、主人公が、メディア王が、バチカンの極秘部隊が、ビデオを追い、さらにはイスラエル軍まで借り出されると冒険・危険はもちろん、宗教的な矛盾や否定もあったり。意外な展開のさらに意外な展開と、テンポ良く2転3転4転と転がるストーリー、登場人物のそれぞれの思惑、だましあいなど、ハラハラドキドキ読み応えのある作品でけっこー良い!てか~、ドイツ人のSF作家の本は初めて読んだのだけれども、この人の他の作品も読んでみたいと思いました。
コメント
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