あなたの日常生活に寄り添う「色」の魅力を伝えたい♡゚・*
こんばんは。カラーコーディネーターのみうらです^^
月に一度、第4金曜日に色彩の勉強の一環として、「カラーコーディネーターみうらの視点」と題して色をメインに話をしています。
前回は、モノ作り◆より良い作品をつくるために。効果的な色の使い方を考えるをテーマに、色の心理的効果について話をしてみました。
今日は、モノ作り◆色で作品の魅力を伝える。色の印象を言葉で表現する方法をテーマに話してみたいと思います。
私は、ブログ歴10年。初めは日常を記録するブログでしたが、途中からハンドメイドブログになりました。
バッグをメインに作っていまして、現在は、週2回(火・金)の定期更新をしています。
バッグは趣味で作っているもので、仕上がった作品を、どなたかに見てもらえたら嬉しいなぁと思いブログに載せています。
作ったバッグを紹介する時は、デザインやサイズ・素材などの説明をするのですが、
ブログを読んでくれる方にわかりやすい言葉で伝えたいと思うと文章を書くのは難しく悩むことも多いです(^-^;)
私が文章を書く時に悩むことの1つが、言葉で「色」を表現すること。
バッグの色をできるだけ正しく伝えるためには、どのような言葉を使えば良いのか悩みます。
あなたは、色を言葉で説明するとき、どのように表現していますか?
例えば、作った洋服やバッグ・小物の色の説明をする時。。。
・色は、青にしました。赤にしました。(黄色・緑色・紫色など色相のみで説明)
・色は、鮮やかな赤にしました。淡い黄色にしました。(濃い・明るい・暗いなどトーン(色の調子)を入れて説明)
・色は、ライラックにしました。アップルグリーンにしました。(ベビーブルー・レモンイエローなど色の洋名で説明)
・色は、桜色にしました。空色にしました。(ねずみ色・柿色など色の和名(伝統色)で説明)
・色は、ひまわりの花のような黄色にしました。真っ赤なリンゴ色にしました。(何かイメージしやすい物に例えて説明)
このように、色を言葉で伝えるにはさまざまな方法がありますが、
私たちは、同じ色を見ても、その色に感じる印象はさまざまで1人1人違うので、色を正しく伝えるのは、なかなか難しいものです。
では、どのような言葉で表現すれば、色をできるだけ正しく、作品をより魅力的に伝えることができるのでしょうか?
色には、それぞれイメージがある
色には、例えば、赤い色を見るとイチゴやリンゴを思い浮かべるとか、赤=情熱的といった、その色を見ると連想されるイメージがあります。
さきほど例にあげた ひまわりの花のような黄色 真っ赤なリンゴ色 を読んだとき、すぐにどのような色なのか想像ができたのではないでしょうか。
この色のイメージを活用することで、色を表現しやすくなります。
では、色のイメージを使って、私がブログで作品を紹介するときに、色についてどのように表現しているのか一例を見てみましょう。
「曇り空を思わせるような、ブルー系のスモーキーカラー♡」
「スモーキーブルーはグレーを含んだくすんだ色。地味な色ともいえるのですが、穏やかで優しい色です」
色をイメージしやすいように、グレイッシュなブルーを曇り空に例えてみました。
「表袋は、シワ加工されたダークブラウン色の合皮。色にムラがあり濃いブラウンに重厚感が感じられる合皮です」
私は、ダークブラウンに重厚感というイメージを持っているので使ってみました。
「ローズクォーツは淡いピンク色、セレニティは淡いブルー。共に穏やかで優しく落ち着いた色です」
ローズクオーツ・セレニティだけではどんな色がわからないと思い、淡いピンク・ブルーと説明を入れました。
「はっきりとした白黒のモノトーンに合わせた鮮やかな「ブルー×オレンジ」「ピンク×イエローグリーン」は派手で目立つ配色ですが、夏の強い太陽光に映えて、外に出て遊びたくなるような色の組み合わせ。こんな元気色のバッグを持ってお出かけやスポーツなどを楽しむのも良いのではないでしょうか」
ビビッドカラーは、派手・華やか・活動的で、スポーツウェアにもよく使われる色なので、このような文章にしました。
「表袋は、大ぶりなお花が華やかなUSAコットン。濃く落ち着きのあるブルーに赤いお花です。切り替えて、赤デニム。暗めの落ち着いた赤色です」
「濃く深みのあるブルーに大ぶりの赤いお花が大胆で華やかな印象です」
赤×青は対比の強い色なので組み合わせると目立つ配色。大胆・華やかという言葉を入れました。
「表袋は、黄緑色の8号帆布です。ライムグリーンとかフレッシュグリーンとかと呼ばれている色です」
黄緑色が別名でよく言われている色名も入れてみました。その他、イエローグリーンなど。
「今回使う赤色は3種類。トレンドカラーの明るく鮮やかな赤、少し落ち着いた赤、そして暗い赤でグラデーションにします」
微妙に違う3色の赤を「鮮やかな」「落ち着いた」「暗い」で表現しました。
。。。このような感じで色を言葉で表現しています。
色のイメージは、その人の経験や知識などによって、同じ色を見てもその色から受ける印象はさまざまです。
ですが、暖色(赤や橙)は暖かい、寒色(青)は冷たいなど、多くの人に共通する感じ方もあります。
あなたの素敵な作品がより魅力的に伝わるように、色のイメージを活用してみてください。
色のイメージをもっと詳しく知りたい方は、ネット検索してみてくださいね(^-^)
では、今回の話から、色を言葉で説明する時、いつも同じような表現になってしまうので言葉のバリエーションを増やしたいと思った方へ。
普段の生活の中で色をイメージする訓練をしてみましょう。
例えば、
「白」はあなたにとってどんなイメージですか?
白衣・雪・冬・おもち?うさぎ?もしかしたら、ご近所の白石さんを思い浮かべるかも(^◇^)
「金色」はあなたにとってどんなイメージですか?お金・金メダル・ゴージャス?私は、ビールの「金麦」を思い浮かべてしまいました!(^▽^)←ビール飲まないけどね
。。。このように少しずつ色のイメージをふくらませてみましょう。
何度も繰り返しているうちに慣れてイメージしやすくなってくると思います。
このような想像をするのは楽しい遊びの1つです(^▽^)気楽にやってみてくださいね♡
毎月、第4金曜日に、自身の色彩の勉強の一環として、モノ作りを例にあげて「色」について話をしてきました。
私と同じようにハンドメイドを楽しんでいる方の色についての悩みが解消されたり、
より良い作品を生み出すための手助けに少しでもなれれば嬉しいです(*^-^*)
色の使い方を知るとモノ作り以外にも、ファッションやインテリアなどにも役立ちます。
センスが良い色使いができるようになると楽しいですね♪
では、もっと色を楽しむにはどうすれば良いのでしょう。。。 。。。
次回、9月の第4金曜日「カラーコーディネーターみうらの視点」でお話したいと思います(*^-^*)
【カラーコーディネーターみうらの視点】モノ作り◆色で作品の魅力を伝える。色の印象を言葉で表現する方法でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
カラーコーディネーターのみうらゆうでした^^*
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