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【カラー】「私」ってどんな人?◆色彩の視点から自分を知る【カラーコーディネーターみうらの視点】

2021年07月08日 | カラーコーディネーター

あなたの日常生活に寄り添う「色」の魅力を伝えたい♡゚・*

 

 

三浦くん

『カラーナビゲーターの三浦です。色にはそれぞれ持っているイメージや心理的効果がある。今日はカラーコーディネーターのゆうさんが色のイメージを使って自分を知る方法を話してくれるよ^^』


みうらちゃん

『今日は50歳の誕生日を迎えたゆうさんの体験談。若い頃から素敵な女性を目指して自分磨きをしてきたゆうさんが悩みながら成長してきたお話です☆』

 

 

 

1級カラーコーディネーターのみうらです(^-^)

 

このブログでは、自身の色彩の勉強の一環として「カラーコーディネーターみうらの視点」と題して不定期に色をメインに話をしています。

今日は「私」ってどんな人?◆色彩の視点から自分を知ると題して、自分を知るための色の活用法について話してみたいと思います。

 

私は昭和46年生まれの50歳です。昭和に生まれて、平成、令和と半世紀生きてきました。50年のあいだにはいろいろな事がありました。

今日は、色の活用法と共に自分について悩み深く考えていた30代の頃の話をしてみたいと思います。

 

自分らしさって何だろう?私ってどういう人なんだろう?と、時には考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

自分を見つめ直すと良い部分だけではなく悪い部分も見えてきますから、自分自身にがっかりしてしまったり、辛い気持ちになることもあるでしょうし、

自分を知るまでの過程では、自分を探し過ぎて迷走してしまう。。。なんてこともあるかもしれません。


ようちゃん

『私って、どんな人だと思う?正直に言ってみて』

みうらちゃん

『いつも無表情、ネガティブ、いつも困ってる。でも、そこがようちゃんの魅力だよ☆』

ようちゃん

『もっといいこと言ってよぉ~泣』

 

自分を知るための方法としては、例えば、関連の本を読んでみるとか、家族や親しい友人に「私ってどんな人?」と聞いてみるとか、時には占いに頼ることもあるかもしれません。

自分を知るための方法はさまざまありますが、実は「色」も使い方次第で自分を知ることが出来るのです。

 

私は20年ほど前の独身時代にダイソーさんで4年ほど働いていたことがあったのですが、その時に1年間、色日記を付けていました。

現在はわかりませんが、その当時はカジュアルで動きやすい服装に指定のエプロンということでしたので、当時お気に入りだったボーダー柄のTシャツを色違いで沢山持ち仕事服として着ていたのですが、

それを利用して、その日に選ぶボーダー柄のTシャツの色をノートに記入して私自身の日々の感情の変化を見てみることにしたのです。

私は色彩に興味を持ってから、たびたび自分自身を実験台にして遊び感覚で色の勉強をしていたのです。

自分を知るために始めた色日記。参考にしたのは「色のイメージ」

色には例えば、赤い色を見るとイチゴやリンゴを思い浮かべるとか、赤=情熱的といった、その色を見ると連想されるイメージがあります。

色の感じ方には個人差がありますが、赤色は温かい色、青色は冷たい色のように多くの人が同じように感じる色もあります。

この色のイメージを利用して、好んでよく着る色、その日の気分で選ぶ色、なんとなく目についた色を着るなど、意識的だったり無意識だったりしながら選ぶ洋服の色で「私」がどんな人なのか探ってみようと考え実験したのです。

 

 

三浦くん

『黄色を見た時、レモンやバナナ、タンポポなどが容易に想像できると思う。その他にも、明るい、楽しい、目立つなど黄色の印象から思うイメージが浮かぶこともあると思う。その色から、それと関係した物やイメージを思い浮かべることを色の連想と言う。色の連想から色が持つ感情的な意味を探ることが出来る。今日はこの洋服を着ていこうと、なんとなく手に取った洋服の色は君の気分を現わしていることもあるんだ^^』

 

 

あれから約20年後の今、色日記に再挑戦してみました。30歳頃の私と50歳の今の私を比べてみたいと思ったからです。

前回は1年間やりましたが、今回は2020年12月1日から2021年5月31日までの半年間実験しました。

 

 

ではまず、20年前の30歳頃の私を見てみましょう。

 

 

当時、仕事で来ていたボーダー柄のTシャツの色を記憶をたどって再現してみました。色違いで10着くらい持っていました。

色日記には、その日着た洋服の色、天気、その日の気分や予定、出来事を簡潔に記入していました。

 

 

色日記をつける際には、色のイメージに関する本を参考にしました。

日記に記録した色を、その色が心理的に与えるイメージと照らし合わせて、予定や天気、さまざまな出来事で、自分の感情がどのように動き、どんな傾向があるのかを分析しました。

 

30歳頃までの私は感情の起伏がとても激しい人でした。例えば、楽しい予定がある日は気分が上がっているけれど、予定が何もない日はつまらなそうな顔をしている。朝起きた時になんとなく気分が優れなくて気分が沈んでいたり、イライラも顔に出てしまう。

このような単純な理由でも顔に出てしまうほど気分の浮き沈みが激しいのですから人間関係で何かあったら大変です。時には周りの人に迷惑をかけることもありました。

ある時、今の自分ではダメだなと思い自分を変えたくて模索するようになるのですが、私ってどんな人なんだろう、どうしたら自分のことがもっと知れるんだろうと思い関連の本を読みあさってみたり、占いから自分を探ったりしました。

探せば探すほど自分がわからなくなって疲れてしまうこともありました。その中で思い立ったのが、この色日記でした。色彩に興味があったので色日記を付けるのは楽しく1年も継続できました。

30歳頃の私は、元気が出ない日は赤い洋服を着ることが多く、雨の日はパステルカラーの洋服を選び、仕事帰りに楽しい予定がある日はネイビーや黒など落ち着いた色を選んでいました。

楽しい予定がある日は嬉しくて明るい色を選びそうですが、私は落ち着いた色を選ぶのです。

私は感情が顔に出やすい人なので、仕事中にウキウキしているのが周りに伝わってしまうのが恥ずかしくて周りから落ち着いて見られるように意識的に色を選んでいたようです。

色は外見(見た目)を大きく左右するところがありますから、私は色のイメージを上手に利用して、本当はウキウキしていて仕事に集中できていないのに、周りの人には真面目に仕事をしていると見られるように仕向けていたのです。

そして、仕事中に浮ついた気持ちを抑えるためにも落ち着いた色を選んでいたのでしょう。

赤い色はイメージとして活動的や積極的と思われる色でもあるので元気な印象のある色ですが、私の場合は元気だから赤い洋服を着ているわけではなく、元気がないから元気に見えるように着ていたのです。

当時の仕事は接客業。笑顔で明るくお客様と接する仕事なので、暗い顔をしているわけにはいかなかったのです。自分を鼓舞するために選んでいた色なのでしょう。

 

 

昔の写真がありました。33歳の私です。辛いことがあって泣いた後に「これじゃダメだ」と思って、綺麗にメイクをして無理に笑顔を作って撮ったものが残っていました。早く気持ちを切り替えたかったのでしょうね。当時は元気がない時は赤い服を好んで着ていました。

雨の日はなぜかパステルカラーの洋服を着たくなりました。私は雨の日も好きなのですがジメジメするし、雲に覆われている空の下で見る景色は暗く見えるし、雨の日が続くとなんとなく気分が鬱々としてしまうこともあります。

だからなのか、明るい色を身につけたくなるのかもしれません。原色のようなはっきりとした色よりパステルカラーを選ぶのは優しく柔らかい色が心を和ませてくれるような気がしたからなのでしょう。

 

自分を知るために色を活用してみたり、さまざまな方法を試しながら考えて思いついたことがあり、30代半ばから始めたことがあります。

それまでの私は、感情が顔に出やすいというのをマイナスにとらえていましたがこれをプラスに変えようと考えたのです。

悲しみや怒り、イライラがすぐに顔に出てしまう。。。それならば、心の中を穏やかに保てるようにしよう。そうすれば顔の表情がいつも穏やかになると考えたのです。

そして、いつも笑顔でいられたら素敵だろうなと思った時、いつもニコニコしているには心の中をどんなふうにしておけばいいだろう?と考えて心の中を明るくする為に、頭の中で面白いことを考えるようになりました。

物事を面白く考える癖をつけ、些細な出来事でも面白いほうに転換して楽しむようになりました。このようにして、30代、40代と歳を重ねてきました。

 

では20年後、50歳の私を見てみましょう。

 

前回は色のイメージを活用して、その日着た洋服の色を分析して自分がどんな人なのか探ってみましたが今回は感情の浮き沈みのみを観察してみることにしました。

簡単に気分が良い時はピンク、気分が優れない時はブルー、体調が悪い時はグレーの3種類の色に絞り記録しました。

実験の期間は半年間で朝起きた時と就寝前の気分を記録しました。ブルーの時には原因も記録しておきました。

 

 

今回改めて色日記を付けてみて驚いてしまいました。半年のあいだ感情の起伏があまりなかったからです。

穏やかに過ごしていることが多く、機嫌が良い日が多いのが特徴でした。もちろん、生活していれば多少はイラっとしたり、ムッとすることもありますが、

イライラや怒りは引きずらずにすぐに機嫌が直るので、就寝時に色日記をつける時には「今日はピンクだな」と思うのです。

ブルーになっている日の理由は「人間関係」です。人間関係で特徴的なのは、それがイライラや怒りではなく、悲しんで落ち込むということばかりでした。

私は人と何かあった時に感情がイライラや怒りにいくのではなく悲しくなってしまうみたいです。しかし、何かあって落ち込んでも長くは引きずらないようです。

グレーの日の体調の悪さは全て更年期症状によるものです。40代後半からは毎日のように身体が重だるいのですがグレーの日は特に悪い日です。

 

みうらちゃん

『ゆうさんは30代の時に素敵な笑顔を目指して、朝起きてから寝る直前まで「口角を上げておく」を意識して過ごしていたの。すごく大変だったみたいだけど、努力の甲斐があって40代になったら自然と口角が上がるようになったんだって☆』

 

夫は私のことを「いつもニコニコしている」と言ってくれます。

若い頃は感情の起伏が激しかった私、10年20年と長い時間をかけて穏やかさといつも笑顔でいることを身に付けたのです。

 

三浦くん

『物事を毎日、何年も何十年も継続するのはとても大変でしんどくなる時もあるし、正直、途中で投げ出したくなる時もあるが、諦めないで粘り強く取り組んでいると自分が成長しているのが見えてきて、その先の自分がどうなっていくのか楽しみになってくる。コツコツ努力するのも、なかなかやりがいがあって面白いよ^^』

 

 

 

色日記の良い所は一目で全体がわかる所だと思います。

例えば、手帖のマンスリーページに気分が良い日は赤、普通の日は緑、悪い日は青と決めて色鉛筆やカラーペンなどを使って印を付けていきます。

パッと見た時に赤色が多ければ今月は良い日が多かったんだなとすぐにわかります。

色は3色だけだし気分が良いか普通か悪いかだけを記録するだけだから簡単だし継続しやすく気軽に出来る色日記の方法だと思います。

 

その日、思い浮かんだ色を記録するというのも面白いです。「今日は黄色の気分!」「今日は水色って感じかなー」と頭に浮かんだ色を記録していきます。

色のイメージに関する本などを参考にして、その日の予定や天気、気分などと、その日思い浮かんだ色を照らし合わせてみるのです。

例えばデートのような楽しい予定がある日は何色を選んでいるのか、仕事が忙しかったりして心に余裕がない日、晴れの日、雨の日はどんな色を思い浮かべているのかなど、

今まで知らなかった自分を発見することができるかもしれません。このように、色も使い方次第で自分を知ることが出来るのです。

 

 

 

最後に。

当時、30代になったばかりの私は、自分ときちんと向き合わなければ解決できないような大きな問題を抱えていました。

その時から自分を知るためにさまざまな方法を試してきました。その中の1つが色日記だったわけです。

実は30代の私は、自分の価値を見いだせずダメ人間だと思って生きていた時期がありました。

周りにはどんどん先に進んでいく人がいるのに、私の歩幅は小さくてゆっくりしか進まない。周りの人と同じ土俵に立てなくて、いつも出遅れて、先に進んでいく人を見送ってばかり。

周りの目が気になって頑張ってついていこうとすると無理が出て心も身体も弱ってしまう。

しかし、自分のことが少しずつ見えてきたとき、「人は人、私は私でいく」と覚悟を決めたら、自分の中にしっかりとした自分軸が出来たような気がして堂々と前を向いて歩いていけるようになりました。

人に言ったら引いてしまうような、どうしようもなくダメなところがある私。でも今ではそんな自分とも「ほんっとにどうしようもないな、私」と苦笑しながらも仲良く付き合っています。

30代は難しい問題に直面してしんどくて、どれだけ泣いたかわかりません。もし過去に戻れるとしても30代には二度と戻りたくないです。

でも、今なら思うのです。あの頃は自分の中にある原石を磨いていた時期だったのかもしれないと。私にとって大切な時間だったのだと思います。

私は小さい頃から、周りの人に「変わってるね」と言われてきました。考え方や感じ方が少し周りの人とずれているというか違っていたみたいで、いつも少数派になってしまうのです。

私は変わっていることは個性があるのだと思い良いことだと誉め言葉として捉えていましたが、

私が考えていることや感じたことを伝えると、変わっているだけではなく変な人と言われることも多かったので、いつしか自分の意見を言わなくなり黙っている人になってしまいました。

今までは自分の考えていることや感じたことはこのブログの中でしか話すことが出来なかったのですが、今は少しずつ日常の中でも話せるようになってきました。

50代が始まったばかりの私、この10年間はどんな道のりになるのでしょう。

素敵な60代を目指して努力を楽しみながら私らしく歩んでいけたらいいなぁと思っています(*^-^*)

 

 

 

今回は実験というかたちで色の話をしましたが、色日記は遊び感覚で気軽に出来るものですので、興味がありましたら実際に試してみても良いですし、

自分を知りたいと思った時に、さまざまな方法の1つとして色を使って自分を知ることも出来るのだということを知っているだけでも、自分を知る方法の選択肢の幅が広がって良いのではないでしょうか。

沢山の選択肢の中から、あなたに合った方法が見つかると良いですね(^-^)

 


自分を知って自分らしさを大切にして、より生きやすく、より良い人生が送れますように♡

 

 

 

 

 

【カラーコーディネーターみうらの視点】「私」ってどんな人?◆色彩の視点から自分を知るでした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

カラーコーディネーターのみうらゆうでした(*^-^*)

 

 

 

三浦くん『今日のみうらの視点はどうだったかな?色はファッションやインテリアなどの色使いだけではなく色が与える心理的なイメージや効果を活用することで自分を知ることも出来るし、色で自分はこういう人ですと表現することも出来るんだ。ちなみに僕は目標を達成するまで諦めないで粘り強く取り組むタイプだ。負けず嫌いなところもあるかな。人ってみんな違くて、いろんな人がいて面白いと思わない?君はどんな人かな?^^』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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