夫婦の悩みは、人それぞれです。
不倫で悩んでいる人もいれば、夫婦喧嘩、家庭内別居や別居、嫁姑問題、子育て、家事分担、不妊治療、セックスレスに会話レスなどなど、さまざまな問題を抱えてしまうことがあります。
ただ、夫婦問題を解決するにあたって、1番必要なのは「夫婦の会話」です。
でも、夫婦問題を抱えてしまうと、会話をすれば喧嘩、そもそも会話が噛み合わないなどなど、普通に話すことすらできなくなってしまうこともあり、家庭が停止状態になってしまうんですね。
そして残念ながら、夫婦関係は時間が経てばどうにかなるということはありません。
こんにちは。夫婦問題カウンセラーの小林美智子です。
そこで、あなたの夫婦の危険度を、まずは把握していただけたらと思い、危ない夫婦「12のステップ」を作成しました。
自分たちの状況を冷静に理解することができれば、対処法もみつけやすくなります。
ただ、個人的見解で書いていますので、どうぞ参考になさってくださいね。
危ない夫婦「12のステップ」
ステップ1)いつも、同じような喧嘩を繰り返してしまう
繰り返してしまうということは……
相手を責める(なんでこんなことするの!こうすればいいのに!)
↓ ↓
自分を責める(こうなってしまうのは自分がダメだからだ!)
↓ ↓
また相手を責める(自分だっていろいろ頑張っているのに!なんで……)
↓ ↓
また自分を責める(何回も何回も同じこと繰り返して、こんな結果になってしまうのは自分がダメだからだ!)
↓ ↓
自分を責める(こうなってしまうのは自分がダメだからだ!)
↓ ↓
また相手を責める(自分だっていろいろ頑張っているのに!なんで……)
↓ ↓
また自分を責める(何回も何回も同じこと繰り返して、こんな結果になってしまうのは自分がダメだからだ!)
このような繰り返しになることもあります。
要するに、相手を責めてしまった後に、自分を責めてしまい、こんなにがんばっているのに何よ!みたいになってしまって、また、相手を責めたくなってしまうんですね。そして、それを延々と繰り返してしまいます。
でもね、相手を責めてしまうのは相手への期待があるから。そして自分を責めてしまうのは、喧嘩なんかしたくないっていう想いのあらわれなんじゃないかな。
ステップ2)相手が謝ってくれたら、自分も謝れるのにと思ってしまう
自分も悪いことはわかっているけれど……謝ることに抵抗があるし、なかなか行動にうつせない。なぜかというと、もう、意地の張り合いみたいになってしまっているんですね。
でもね、相手が謝ってくれたら……っていう想いがあるってことは、仲良くしたい想いのあらわれなんじゃないかな。それなのに、ついつい意地を張ってしまう。我が家もそうですけど、意地っ張り夫婦って結構多いんですね^^
そして、夫婦で意地の張り合いが続くとどうなってしまうのか?
ステップ3)言わないで我慢して…プチッとキレたら爆発してしまう
どちらかというと、人に合わせてしまうタイプのかたに多く、爆発後はまったく人が変わったようになってしまうこともあります。また、少しずつあきらめムードになってしまいます。
ステップ4)喧嘩したくないから…避けてしまう
どちらかというと男性に多く、面倒なことを避けたいのと、結果が出せないことで現実を見ないようにしてしまいます。
・妻にこう言ったら、こう返されるから言うのやめよう
・妻にこう言ったら、何倍にもなって返ってきてめんどうだから黙っていよう
・妻が納得する返事を考えてたら、何も言えなくなってしまった
みたいになってしまうことが多いのですが、この対応は実は逆効果になってしまうんですね。なぜなら、このような態度は、女性からすると逃げているように感じてしまうのと共に、自分や家族に対して無関心だと感じてしまうからです。
では、この後、どんなふうになるのでしょうか?
ステップ5)必要以上のことは…話さないようになってしまう
どちらかというと、女性に多く、この辺から必要最低限なことしか話さないようになります。
そして、もしかしたら、男性は、勘違いしてしまうかもしれませんね。必要なことしか話してこない妻を、妻も大人になったもんだ!なんて感じてしまうこともあります。
でも、よそよそしさや冷めた感じがしたら危険サインということもあります。
ステップ6)パートナーと顔を合わせないようにする
たとえば男性の場合は、妻と顔を合わせると喧嘩になり、喧嘩になることで子供に八つ当たりされるなどと感じてしまい、残業が終わっても会社に残っていたり、漫画喫茶で時間をつぶしたりして、妻が寝静まってから帰宅するようになってきます。
また、女性の場合も、顔を合わさないことで内心ホッとするような感じになってきてしまいます。
ところで、あなたは夫婦喧嘩には、実は、熱い夫婦喧嘩と冷めた夫婦喧嘩があるのをご存じですか?
夫婦喧嘩2つのパターン
パターン1)熱い夫婦喧嘩(ぶつかり合う・言い争うなど)
パターン2)冷めた夫婦喧嘩(無視・避ける・不機嫌な顔など)
パターン1)熱い夫婦喧嘩(ぶつかり合う・言い争うなど)
パターン2)冷めた夫婦喧嘩(無視・避ける・不機嫌な顔など)
パターン2)って喧嘩してないように感じるかもしれませんね。
でもね、ぶつからなければ喧嘩じゃない!
顔を合わせなければどうにかなる!
なんてことはありえません。結局は、喧嘩してるのと一緒なんですね。
また、この頃から子供さんが気を遣っていることが、あからさまにわかるようになります。
ステップ7)常に緊張状態で何を話していいのかわからなくなってしまう
お互いに意固地になってしまい、お互いに緊張状態です。そして、緊張状態というのは、顔はこわばっているし、無表情だし、イライラもあるし、パートナーからみたら、すっごく怖くて近寄れない状況です。
でもね、コレって実はお互いさまなんですよ。ところが、どうしても、パートナーが同じように感じているとは思えない状況になってしまいます。
ステップ8)まるで家庭内別居状態
・夫が帰って来ると、2階に上がってしまう妻
・夕食を自分で買ってきて、自室で食べる夫
・家族で食事のとき、夫か妻のどちらかひとりだけが孤立
・目を合わせないようになる
・ほとんど口をきかない
・子供を介してじゃないと会話が成立しない
などなど、関わりを徹底的に避けてしまいます。それに、何を話したらいいのかもわからないし、話したくない想いもあるし、ただただ家庭内の居心地が悪くなってしまいます。
このようなストレスフルな生活は、いったいどうなっていくのか?
ステップ9)あきらめて仮面夫婦を装う
ステップ10)静かに離婚準備をはじめる
ステップ10)静かに離婚準備をはじめる
この辺は、女性のかたが多いかな。
女性は、
・子供が成人するまで
・子供が〇才になるまで
・貯金がいくらになるまで
と自分の中で決めて、普通に生活することができます。
ところが、このようなことって、男性には到底できないことです。
また、その際、女性が不倫に走るようなこともあります。
ステップ11)不倫に走る
ステップ12)別居や離婚を提案する
ステップ12)別居や離婚を提案する
どちらかというと、男性のかたに多いかな。
男性のほうが、心は繊細で気が小さく「さみしさ」や「孤独」に弱い面をもっていますので、ついつい自分の居場所として不倫が逃げ場のようになりがちです。
そして、家庭内別居のような状況になってしまった場合、先にギブアップしてしまうのは男性です。そうなると、別居や離婚を提案してきます。
また、女性が不倫に走り、別居や離婚を宣告してくるようなケースも最近とても増えています。
どちらにしても、このまま放置することは、更なる危険に向かうことになります。
あなたのご夫婦の状況は、今、どの辺ですか?
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離婚を決める前に知っておいてほしいこととして、私の今までの経験や体験などからわかってきたことをまとめました。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
夫婦問題カウンセラー小林美智子
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