親戚の四十九日法要があったので、
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その手伝いやら何やらで朝からバタバタ。
勝手知ったる親戚宅とは言え、
やっぱり人の出入りが多いと疲れるね。
しかも最高気温の数値が33とか出てる。
……無理……
満身創痍。
身も心もボロボロです。
ついでに爪も欠けました……
例えるなら牡蠣の殻というか
食べかけのミルフィーユというか
爪って痛むと層が剥がれて欠けるんだね……
『畑の野菜で精霊馬作って』って言う依頼、
軽い気持ちで引き受けたけど……
これ、結構ダメージ来るわ。
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「爪の保護しなきゃ
絆創膏でも貼るかな」
「ミルくん、爪割れたの?」
声を掛けて来たのは親戚宅の女性。
「割れたと言うか欠けたと言うか
このままだと危ないかなって……」
「あー…痛んでるね
折角の機会だしネイルでもしたら?」
「……いや、それはちょっと……」
「爪の保護になるし清潔感も出るよ?
ネイルやメイク禁止の職場じゃないよね」
ねぇ、マダム……
ちょっと冷静になって考えてくれ。
貴女、この手にネイルが似合うと思います?
節くれ立って骨や血管が浮き出た、
厳つくてゴツさ丸出しの、この手に⁉︎
……たぶん、少なくとも、
清潔感の類いは出ないと思われますよ……?
とは言え
ここで話を合わせなければ、
延々とネイルトークが続きそうな予感。
ちょっとだけ話に花を咲かせようか……
「自分がネイルやるとしたら、
まずは初心者向けのシンプルなやつかな」
「最初はそうだよねー
ちなみにミルくんの好きな色は?」
「グリーン系が好きだな、くすみ系の。
オリーブグリーンとか草色とか……
あとはアイボリーやベージュも好き」
「その色なら持ってるわ
折角だから使ってみてね」
「え」
「大丈夫、シールだから塗るより簡単♪」
「え」
100円ショップで買ったやつだから、
気兼ね無く貰ってね、と笑顔のマダム。
これ、本当にシンプルなカテゴリーか?
と聞きたくなる金のライン入り爪型シール。
そして、それらを前に逃げ場を失った自分。
……。
まぁ、折角の好意です。
ここはありがたく頂戴しましょう……
「ど、どうも……」
「ミルくんがそれ使ったら、
オネエっぽくなって楽しそう」
…………。
あの、マダム……
このシールをくれたのは好意から?
それともネタとして面白そうだったから?
……両方かも知れないね……
単に彼女がオネエ好きだからかも知れないけど……
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でも色は好きな感じだし、
貰ったからには使ってみるよ……
マダムの言う通り、
周囲の反応を見て楽しめそうだし。
さて、どんなツッコミが入るかな……
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帰りに少し豪華な食事を堪能。
たまには頑張った自分にご褒美を。
明日はお盆で色々やる事があるしね。
本当に…色々と、ね……うん……
しっかり食事して英気を養いましょう……