ケア・ナーシングロード我が路を行く★ホワイトエンジェル

介護・看護・医療・福祉どれもとっても大切な内容だけど、解りにくい介護施設の現状や病院スタッフの本音などを載せます。

精神障害をもたれている方の想いは・・・どこに。

2011-03-15 12:21:13 | 日記
 前回考え方で「心が軽くなる」を載せた後に
知り合いから言葉をもらった。
精神力(考え方・物事の捉え方・ポジティブな感性・・・)ってすごいねって
でもそう考えられたらいいよね。やっぱりむずかしいな・・・て
勿論すぐじゃなくてもいいんだよ。でもそういう考え方も出来るな。って思った方が心は軽くなるよ。きっと

 某病院に入院していた統合失調症の27歳男性 彼には育ててもらっていないが両親がいます。
その父親が多発性脳梗塞と脳内出血を立て続けに起こし、高次脳機能障害をおったのです。母親はアルコール依存症
父親の件で息子さんが、後見が出来ない証明を書類で頂きたいと御願いしたところ、主治医が以前に息子(A君)
の件で相談をしたところ、両親揃って無視したと主治医が中々証明を記入してくれなかった事がありました。
 先生の思いもわかるし、両親は何をしてたの・・との気持ちも。
この時はA君の状況や想いが私には見えずじまいでもう一度担当のPSW(精神保健福祉士)を通して証明を取ってもらいました。
その時そのPSWがいいました。本来先生の気持ち(前に親がやってくれなかった・・・)ではなくもっと
建設的な話ですよね。しかもずっとA君もご両親に会いたいと言っていました。
ただ、不安定な時期は妄想にさいなまされて、命令によりとんでもないところに行ってしまったりします。
先生も人ですので難しいですね・・・と

考え方・捉え方ここでも私は考えさせられました。
物事を自分目線で或いは自分の物差しで見たり、計ったりすると気に入らないことが多くなる・・・と
精神科医療・看護共になんとなく出来るものではないがやはり心の洞察や今までの研究の結果を踏まえて
行わなければならないな・・・密室(狭く閉ざされた中)で行われる不透明な事柄は理解がしにくいです。
そのため話し合いがなされるのですね。しかも互いの考え方が大切ですよね