西条市は小さな城下町で、お祭りが豪華絢爛とは聞いていました。
小さな町の4つの神社のお祭りですが、メインは伊曽野神社だと聞いていたので15日にホテルをやっとのことで予約しました。
さすがに町中のホテルはとれず(7月末に予約)、でも行ってみたら何とか徒歩圏内だったので一安心。
ホテルで「明日3時半にタクシーを予約したい!」という方がいてびっくり!なんと朝の3時半です。
思わず聞いてみたら『夜中の提灯がともるだんじりが一番!』と・・・
さて西条町歩きに出かけます。
おじいさんの家があった所は市役所傍ですぐにわかりましたが、今は駐車場になっています。
古い家の土間の台所には常に冷たい水が
わき出ていてスイカやジュースを冷やしていたのを思い出しました。うちぬきというのだと今回初めて知りました。
通りを歩いているとだんじりに出会います。宮出しを済ませただんじりが市内を練り歩いていたということをこれで
(西条祭り) 知りました。
大通りではこの不思議な形の神輿が4台勢ぞろいし、競い合っているのが見せ場です。
そして翌朝2時半ごろ太鼓の音が聞こえてきて、お旅所へだんじりが向かっているようです。
明け方の巡行をみてきたのでしょうか、朝5時頃にはホテルに戻ってくる人がたくさん。
私たちはちょうど客を送ってきたタクシーで6時頃御殿前(西条高校)に行ってみました。
集まってきただんじりが順番に『差し上げ奉納』をする様子をすぐ傍で見ることができました。
次から次へと御殿前で差し上げ奉納をして並びます。
小さな町でこんなに大勢担ぎ手がいるの?と思いますが、祭りのために帰ってくるそうです。
その代表が秋川雅史さんでしょうか?イタリアに留学していた時にもお祭りには帰省したそうです。
たまたま帰りかけた時に秋川さんのだんじりを見かけましたが、後姿の髪がチラと見えただけでした。
77台勢ぞろいするまでは待てず、また夕方からの川入りも見たいと思いましたが、今夜は道後にホテルを
とっているので諦めました。祭り見学を堪能するには2日間泊まらなくちゃなりませんね。
ホテルに戻る途中も各路地から御殿前に向かうだんじりと次々出会います。
空き地では疲れからか倒れ込んで眠っている人をたくさん見かけました。
15日明け方から16日の夜までの祭りですからホントお疲れ様です。
それでも祭りに熱狂する気持ちがわかった気がします。
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