昨夜のことです。
TVでアメリカのすごく太った女性がダイエットに挑戦するのをレポートした番組を観ていた夫が「どう勇気が出たでしょ?」というので飲んでたコーヒーを投げ付けようかと思いました。
その方は体重が300kg近くてもはや自分では歩けなくて、教育入院しても外から持ち込んでもらった高カロリー食を食べてしまい効果が出ず、最終的に胃を切り取る手術をしたあと2年間で200kg以上の減量をした、という内容。
そして発言は
彼女が痩せられたんだから、お前ももっと頑張れるだろ!という意味です。
その方はやはり命の危険が迫っていて、ダイエットせざるを得ない状況だったんです。とは言っても大変な努力をされたとは思いますよ!でも300kgから今の姿(今はごく標準的なシルエット)になるには一度伸びた皮膚の手術など絶対やってるはず!
そしてアジア人はそんなに太る前に糖尿病で命落とすから!欧米の方には糖尿病の遺伝子が極端に少ないからあんなに太れるの!それに糖尿病の遺伝的な要因や飲んでた薬の影響については考慮がないわけ?だいたいわたしは発病以前も高カロリー食を食べてないし!!!
発病して退院してからの1年間、
どんなに食事療法に心をくだいてきたか、自分で毎日食べていてわからないかーーー!!
たしかに、いまの食事は病人食ではないし1600キロカロリーは守れてないけれど、まずは中学生の次男がお腹いっぱいになる前提で、栄養バランスも良く、味のバランスも考え、取り分けて食べ過ぎない努力や自分の分だけ玄米を炊くことは忘れたことはない!
食費が前年比の2倍になったこと、理解してないよね!?
わたしの糖尿病の数値が良くなったことについて、あなたが協力してくれたことはひとつも無いんだけど!!
その方が努力しなかったなんて言いません。
家族も協力して、食生活も見直し、運動療法も取り入れて、がんばったから成果が出たんだとわかっていますが。
しかしTV画面を見て振り返ってキッチンのわたしを見て、彼女が200kg減量できたんだからお前ももっとできるはずという皮肉。
そしていつもの発言。根本的に冷たい人格だと思う。
「結局は自分の責任」
ふざけるな。病気にかかるのは本人の不摂生だけじゃないってこと、1ミリも理解できてない。
わたしは若い時に卵巣嚢腫という病気にかかっていて、ある日激痛と共に病気がわかり、緊急手術をして卵管と卵巣を片方摘出してしまい、無いんです。
まだ、男性と付き合ったこともないくらい若い頃の話です。
そういう自分ではどうしようもない病気についても自己責任論を押し付けて来るの、年を取るごとにだんだん強くなってきてる。頭が固くなって視野が狭くなってる。
もうね人間としての冷たさにほとほと呆れましたよ。
ここに書かせていただいて、皆様には気分を悪くした方もいたかもしれませんが…吐き出さずにはいられなくて。
長文の毒舌、失礼しました。