お気に召したまんま。

美術館をさまよい、映画に涙し笑い、音楽に震え。さだまさしさんのファン歴41年目。唯一得意な家事は料理だけ。

報道の仕方にモヤモヤ…100%なんていつも存在しないのに。

2020-12-10 | 今日の雑記帳
NHKニュースで
「新型コロナのワクチンを接種した人の中から激しいアレルギー反応を起こした人が2人出ました」
と報道していました。

付け加えたように
「この2人は以前もワクチンなどに激しい反応を示していたとのことです」
とは言っていたけれど。

みんなに注意喚起するとしたら、
順番が逆なんじゃないかしら?

だってどんなワクチンだって薬だって
漢方薬だってはたまた食品だって
100%誰にでも安全なものなんて
存在しないからです。

アレルギー持ってる人は
接種に慎重になって当たり前なのに
今回反応した方は医療関係者だという。

患者さんに対応するために
少し無理して接種したのかな?
でも激しい副反応が出た時用の注射を
あらかじめ持っていて自分で打ったそうで
覚悟の上だったのかな?

ニュースを見たあとちょっと調べて
そんなふうに感じました。

けれどもニュースの口調が
みんなの「なんとなく怖い」という気持ちに
火をつけようとしてるみたいで
朝のニュースでムッとしたんです。

というのもマスコミは何かというと
「ワクチンは副反応が怖い」
「新薬で副反応出た人がいる」
ということを大袈裟に報道しがちなんです。

それが100人のうち1人の確率なのか
それとも10000人に1人の確率なのか
報道ではさっぱりわからない。
科学的じゃない。

でも今や安全性がかなりわかっていて
卵アレルギーの方も接種できることがわかってる
インフルエンザのワクチンについて
「卵アレルギーの方も大丈夫になってきた」
という報道は一切しない。

お医者さんたちが一生懸命に
インターネットなどで呼びかけているのに。



感染症学の専門家でない方をコメンテーターとして
やたらとみんなの恐怖を
民放のワイドショーが煽っていました。

最近はだいぶ落ち着いてきたと思っていたけれど
NHKニュースもなんだかなあ。
相変わらず「東京都は600人越え!」と
オドロオドロしく報道するし。

お願いだから人口比で割ってみてほしい。

冷静に科学に基づいた報道をして欲しい。


さて、そういう自分はどうなのか?
ワクチンに対してはどうするのか?

それはこれから調べて考えます。

日本に入ってくるワクチンが
どこで製造されたものによるかもあるし
自分が糖尿病でリスクが高いこともあるし
臨床のお医者さんたちが
どんな見解を出すのかまだわからないし。

情報がなだれ込んでくる現代だから
誰かの一方的な意見や見方を鵜呑みにしないで
自分のことは自分で守っていかないと。
大切な家族や友人のことも。


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