どんなにCDやDVDが手元にあっても
やっぱり生の演奏はイイです。
ライブ感、というのは文字にできません。
生のヴァイオリン、
生のオーボエ、
生のティンパニ。
ちょっと涙ぐんでしまいました。
2月に路上で倒れて意識混濁し入院。
元気になったら世の中は新型コロナで自粛、
予定していたコンサートは全て中止。
何もかもが変わってしまった半年でした。
今日の新日本フィルは良く鳴っていました。
オーケストラが伸び伸び弾いてる感じ。
指揮者をピアニストの横山幸雄さんが務めて
弾き振りを力技で纏めるというより
みんなで一緒にゴールへ向かうイメージ。
(弾き振りにはまだ慣れてない感じかな)
とにかく全ての音楽がベートーヴェンで、
ピアノソナタの美味しいところ、
コンチェルトの美味しいところ、
交響曲の美味しいところ、
全部少しずつ味わいました。
ベートーヴェンの懐石料理みたい…
そしてアンコールは7番の4楽章。
これまたわたしの大好物です♪
お客さんとの距離はかなりあって
前から5列の椅子が撤去されてました。
お客同士は一席ずつ空けて座ります。
前後でも一席ずつずれていて
前がとても見やすくて
なんというか…得をした感じ。
運営は大変でしょうけれど。
新日本フィルは地元のオーケストラなので
特に応援しているのです。
今回のコロナでの損失は
企業が後ろにないオーケストラなので
とても困っていたようでした。
給付金が入った中から
ほんの僅かですが寄付もしました。
歩いて行けるコンサートホール、
これからもチケットを買うことで
音楽を楽しみ同時に応援もしたいです。
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