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あんなにあんなに、
古事記始めとする古典文学の現代語訳は
寝る前の読み聞かせをしたのに
そして次男は読み聞かせが大好きだったのに。
ゲームを手に入れたら
サッパリ本を読まなくなりました。
まあ、イマドキ友達と共通の話題といえば
ゲームくらいなので…逆に言えばゲームの話題が有れば人間関係をそれなりに泳いでいけるらしい…仕方なく許していましたが、
(今の中学生ってアイドルとかTV番組にあまり興味ないみたい)
読書感想文だけは、読まなければなりません。
眼科のドクターストップがかかって
ゲーム禁止だからちょうどいいし。
彼がどこに興味を持つか、
キッカケを作るために
時々面白そうな本を買って渡します。
ピントが合えば、
新しい本の世界に入ってこれるでしょう。
それにピントが合うのはいつになるかわからない。
本棚に本があることは扉が沢山あることだから
積読読書も無駄では無いと考えています。
(彼が読む前にわたしが読んでるから無駄では無い)
それでこの夏の読書はコレ。
古事記始めとする古典文学の現代語訳は
読み聞かせの段階で結構やっているので
古典だからと言って拒否反応はありませんでした。
さらにYouTubeなどで面白い事件を検索して
読んだり動画見たらするのが好きなら、
それよりもはるかに酷い話が有れば
食いついてくるかなぁ、と考えたのです。
実際…今の基準では考えつかないような
残酷で冷酷で猟奇的な話など、
古典の中にはゴロゴロあるのです。
昨日はプロットの組み立てまで
指導しながら書き終えました。
今日は原稿用紙に清書です。
毎年、叱られて泣きながら書いていたので
今回はだいぶマシ。
「はじめに、を読んで作者の意図を理解する」
「作者の他の作品の題名から、この作品の位置づけをする」
「具体的なエピソードを選ぶ」
「本文を少しだけ引用して、現代の感覚との比較をする」
いま、ココ。
あとは「感想の書き方」で、
「僕はひどいと思いました」といった
小学生の作文にならないように指導します。
コツさえ掴めば読書感想文なんて
いくらでもかけるんだけど
原稿用紙を前にすると
それだけでうんざりするらしい。
これからの入試は必ず小論文がついてくるので
是非とも書くことへの苦手意識を
なんとか今のうちに薄めたいです。
このように考えて、読書感想文、書いたこと無いです。
本ってそうかなあ、
読書って、もっと自然で良いのではと思ったりします。
きっぱり自慢ですが、
娘は、角川文庫主催で、全国で優秀賞、くちこは佳作でした。
親子で、三年連続、県の最優秀だった昔!がありますが、
本の内容に絡めた自分の生き方、個性を書いた感じですよ。
自分から自然に湧き出た、自己顕示みたいな?
分かって欲しいって思う自分の感じたこと?
自己表現の場ってところでしょうか?
あ、以上で自慢を終わります。
放置していても、
子供は、その時が来たら読むかな、と。
コメントありがとうございます。
文章を書くことが、異常に苦手な子なので、ちょっと筋道を立ててやらないと「作文」になってしまうんです。しかも3行くらいで終わってしまう…本の内容と自分との接点が見つけられないのです。これは叱ってもできることではないので、形から入っています。
小学生の時はとりあえず提出することが目標でしたが、中学生ではいちおうの体裁を取らないと。成績の評価対象になってしまうので。
いろんな賞を獲られていてすごいですね!
娘さんはそういう強みを生かしたお仕事されたりしているのでしょうか…
ちなみに、学校教育で、文章の型を身につけさせることに労苦を費やしている国は、それなりにあります。
文章書く事は創造的行為、という見立てもあるようですけど、実際には、殆どの文章は、「文章の型」の組み立て作業(中高の頃に労苦を費やして、何とか身につけました)。
「文章の型」あってこそ創造性です。