お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

ウォーキング・デッド

2012年07月03日 | 映画
いまネカフェでよく観ているのがアメリカ産ドラマの『ウォーキング・デッド』。


いわゆるゾンビ物ですが、ちょっと面白い。

セカンド・シーズンに敬虔なクリスチャンのじいさんが出てきます。

このじいさんは自分の経営する牧場の納屋に、すでに死んでゾンビと化した自分の奥さんや近所の知り合いを囲うんですね。

たまに「餌」としてニワトリなんかをやったりしてね。

彼に言わせればゾンビは病人である、と。

いつか治るんだ、と。

だからいかに危険でも殺せば「殺人」なのだ、と言うんです。

聖書には隣人を愛せ、人を殺すなと書いてある・・・・・・。


このドラマの主人公である保安官と仲間たちは、

「彼らはすでに死んでいるんだ。始末しなければこっちの命が危ないんだから即刻頭を打ち抜くべきだ」

・・・という考え。

何度もゾンビに仲間を殺され、自分も殺されかけてきたのだから当然の考えとも言えます。

結局、仲間の一人が暴走する形で納屋のゾンビを全て始末してしまうんですが、なかなか考えさせられました。

僕は、ゾンビが人を襲う存在である限り、始末するべきだという考え。

でも、広い世の中には、違った考えを持つ人もたくさんいるでしょうね・・・・・・。