あんまり政治向きの話はこのブログでは避けたいのだけど、少しだけ。
1.自民党・安倍総裁の件
自民党・安倍総裁はあなどれない存在になりつつある。
僕は安倍さんは前回のことが許せないから駄目だと思ってた。
ところが安倍さん、今回は前面に石破さんを持ってきた。
これは是非は別にして、ハッキリ言って頭がいい、とても賢いやり方だ。 少し感心してしまった。
総裁選の結果や党内のパワーバランスも考慮してのことだろう。
が、実際として本人たちの思惑以上の効果を発揮し始めている。
効果のひとつとして、あれだと実質的に「安倍さんの失言」というものが無くなった。
しゃべるのはあくまで石破さんだからだ。
組織において「ワンクッションおく」というのがいかに有効な手法かを証明している。
昔ならば「側用人」の使い方によく似ている。
側用人制度というのは徳川綱吉が始めたもので、まさに万能な制度だ。
許せない安倍さんではあるけれど、「ただでは起きない」のはさすがだと言わざるを得ないだろう。
民主党はこのままじゃ勝てないだろう。
2.橋下徹さんの件
一度明らかに落ちた支持率、信頼度を仮想敵国「朝日」をイジめることによって少し回復した同氏。
一皮むけて「国政の顔」になるか、今までどおり「器は知事どまり」になるかを決める大事な時期にさしかかってる。
人の出自や血脈を「経歴」の一部に含め問題視するという「週刊朝日」の姿勢は完全に間違っている。
間違っているどころかこれは人種差別の根源に関することなので犯罪とさえ思う。
橋下氏がこの件に関して徹底的な反論をしたのは明らかに「正義」だと僕は思う。
思う、が、しかし!だ。
週刊朝日が誌面で謝罪をし、その掲載を橋下氏に郵送で送りつけたことに関して罵声を浴びせた橋下さんにも問題あり。
罵倒するためとはいえ、
「犬猫以下」
「更正不能」
などという、週刊朝日と「同じ穴にムジナ」な稚拙極まりない語彙を用いた彼。
たくさん「カチン」とくる罵倒ワードはあったのだけど、中でも「更正不能」ってのはどうだろうか??
そう指摘すれば、多分彼は「あくまでその言葉を向けた対象は週刊朝日である」とするだろうが、
それでもこれは僕は正義ではない、「悪」だと断言する。
橋下さんの影響力というのは好むと好まざるに関わらず、今とても大きいかつ強力だ。
彼の言質を金科玉条のごとく崇拝するのは間違いだが、実際としてそういう輩は存在するのだ。
また、そういう輩まではいかないが、橋下さんにあこがれる青少年というのは多いと思う。
それなのに「更正不能」だ。
これ、意味を分かって言ってるのだろうか?
これこそ差別ではないか!
「馬鹿な奴を正すためにいくら労を尽くしても無駄。
何故ならそいつらは犬猫以下の知能しか持ち合わせていないのだから」
こう言ってるに等しいのだ。
橋下さん得意の「切捨て」思想なのだ。
これ、新サヨクの連中が「橋下はファシスト!」と言ってる以上の危険さを僕は感じる。
選民思想も使いようだけど、ようは程度の問題で、彼はもともと民草に求めるハードルが高いのだ。
膨大に存在する国民の中には「俺は勉強したくない」という奴も残念だけど、多数いる!
橋下さんはこれまでも「そういう奴等は勉強しろ!」という姿勢だった。
でもね、僕が思うに、勉強したくない奴らも助けなくちゃいけないのが国政というやつでしょう???
馬鹿だから助けない。
嫌な奴だから助けない。
勉強をしないから助けない。
これは間違いなんだ。
逆に言えば、これらを助けなければ真の救済ではない!
マザーテレサが何故あれほど世界的な尊敬を集めたかを見ればわかること。
彼女は人を助けるときに、その人の人種、信仰対象、人となりなどを全く考慮しなかった。
「それは二の次、三の次、大事なのはいまそこにある命を助けること」
橋下さんは短気だし、実は気が小さい。
お金持ちの後ろ盾もなく、我々市民にもっとも近い位置にいるとも言える。
その為に知識で理論武装をして足りないものを補ってきた。
そこに世の中の「持たざる者たち」は共感してきたのだ。
だからこそ! その「持たざる者たち」の反感を買うことは避けなければならない。
その為には彼にも「石破さん」のようなワンクッションが必要なのだ。
それが無ければこれからも問題提起、反論するたびに「危ない橋」を渡ることになるだろう。
かしこい彼はもうそれに気づいていると思うのだが・・・・。
かの小泉純一郎は下世話な週刊誌と太いパイプを持つ飯島秘書官という懐刀を持っていた。
だから人気を保てた。
橋下さんにはそこを良く考えてほしい。
1.自民党・安倍総裁の件
自民党・安倍総裁はあなどれない存在になりつつある。
僕は安倍さんは前回のことが許せないから駄目だと思ってた。
ところが安倍さん、今回は前面に石破さんを持ってきた。
これは是非は別にして、ハッキリ言って頭がいい、とても賢いやり方だ。 少し感心してしまった。
総裁選の結果や党内のパワーバランスも考慮してのことだろう。
が、実際として本人たちの思惑以上の効果を発揮し始めている。
効果のひとつとして、あれだと実質的に「安倍さんの失言」というものが無くなった。
しゃべるのはあくまで石破さんだからだ。
組織において「ワンクッションおく」というのがいかに有効な手法かを証明している。
昔ならば「側用人」の使い方によく似ている。
側用人制度というのは徳川綱吉が始めたもので、まさに万能な制度だ。
許せない安倍さんではあるけれど、「ただでは起きない」のはさすがだと言わざるを得ないだろう。
民主党はこのままじゃ勝てないだろう。
2.橋下徹さんの件
一度明らかに落ちた支持率、信頼度を仮想敵国「朝日」をイジめることによって少し回復した同氏。
一皮むけて「国政の顔」になるか、今までどおり「器は知事どまり」になるかを決める大事な時期にさしかかってる。
人の出自や血脈を「経歴」の一部に含め問題視するという「週刊朝日」の姿勢は完全に間違っている。
間違っているどころかこれは人種差別の根源に関することなので犯罪とさえ思う。
橋下氏がこの件に関して徹底的な反論をしたのは明らかに「正義」だと僕は思う。
思う、が、しかし!だ。
週刊朝日が誌面で謝罪をし、その掲載を橋下氏に郵送で送りつけたことに関して罵声を浴びせた橋下さんにも問題あり。
罵倒するためとはいえ、
「犬猫以下」
「更正不能」
などという、週刊朝日と「同じ穴にムジナ」な稚拙極まりない語彙を用いた彼。
たくさん「カチン」とくる罵倒ワードはあったのだけど、中でも「更正不能」ってのはどうだろうか??
そう指摘すれば、多分彼は「あくまでその言葉を向けた対象は週刊朝日である」とするだろうが、
それでもこれは僕は正義ではない、「悪」だと断言する。
橋下さんの影響力というのは好むと好まざるに関わらず、今とても大きいかつ強力だ。
彼の言質を金科玉条のごとく崇拝するのは間違いだが、実際としてそういう輩は存在するのだ。
また、そういう輩まではいかないが、橋下さんにあこがれる青少年というのは多いと思う。
それなのに「更正不能」だ。
これ、意味を分かって言ってるのだろうか?
これこそ差別ではないか!
「馬鹿な奴を正すためにいくら労を尽くしても無駄。
何故ならそいつらは犬猫以下の知能しか持ち合わせていないのだから」
こう言ってるに等しいのだ。
橋下さん得意の「切捨て」思想なのだ。
これ、新サヨクの連中が「橋下はファシスト!」と言ってる以上の危険さを僕は感じる。
選民思想も使いようだけど、ようは程度の問題で、彼はもともと民草に求めるハードルが高いのだ。
膨大に存在する国民の中には「俺は勉強したくない」という奴も残念だけど、多数いる!
橋下さんはこれまでも「そういう奴等は勉強しろ!」という姿勢だった。
でもね、僕が思うに、勉強したくない奴らも助けなくちゃいけないのが国政というやつでしょう???
馬鹿だから助けない。
嫌な奴だから助けない。
勉強をしないから助けない。
これは間違いなんだ。
逆に言えば、これらを助けなければ真の救済ではない!
マザーテレサが何故あれほど世界的な尊敬を集めたかを見ればわかること。
彼女は人を助けるときに、その人の人種、信仰対象、人となりなどを全く考慮しなかった。
「それは二の次、三の次、大事なのはいまそこにある命を助けること」
橋下さんは短気だし、実は気が小さい。
お金持ちの後ろ盾もなく、我々市民にもっとも近い位置にいるとも言える。
その為に知識で理論武装をして足りないものを補ってきた。
そこに世の中の「持たざる者たち」は共感してきたのだ。
だからこそ! その「持たざる者たち」の反感を買うことは避けなければならない。
その為には彼にも「石破さん」のようなワンクッションが必要なのだ。
それが無ければこれからも問題提起、反論するたびに「危ない橋」を渡ることになるだろう。
かしこい彼はもうそれに気づいていると思うのだが・・・・。
かの小泉純一郎は下世話な週刊誌と太いパイプを持つ飯島秘書官という懐刀を持っていた。
だから人気を保てた。
橋下さんにはそこを良く考えてほしい。