お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

しるし

2012年11月18日 | キリスト教会
今日の日曜礼拝では・・・

牧師さまが説教のときに映画『ブラザーサン、シスタームーン』に言及されたので嬉しかったです。
この映画を僕がはじめて観た(深夜テレビ)のは学生のとき。
その時には「良い映画だ」とは思ったものの「忘れえぬ名作群」には入らなかったのですが・・・。
その後、時と共にこの映画は僕の心底にこびりついて離れず、何故か忘れがたい映画になっていったのでした。

じんわりとインクが染み込むように・・・
僕の宗教観、キリスト教観、イエス像、修身のあり方など、様々なものに影響を与えました。
大袈裟ではありますが今現在の己の信仰方法はこの映画が基準になったような気がしています。

遅ればせながら最近はよくネットなどで何度も見返しているのですが、観るたんびに感動。泣いてしまう。
あぁ、アッシジのフランチェスコ、素晴らしい人。 憧れの人。
恥ずかしながら僕は未だ死が恐いのですが、死んだらフランチェスコとお話ができると思えば恐怖も薄まるというものです。

そうそう、ちなみに今の僕は自転車で移動する時には特に牧師様から頂いた聖書を肌身離さず持って行くようにしています。
キリスト教信仰歴の短かく、しかも浅い僕が万一交通事故などで死んでしまった場合に備えている訳です。
あの世に旅たつ僕をイエス様やフランチェスコなど先輩使徒の皆さんに気付いてもらい、ちゃんと天国に導いてもらえるように(苦笑)
聖書を持っていれば、
「あ、あいつはこっち側だよな」と気付いてもらいやすいハズ・・・という図々しい論理です。
もろに物理的なご利益主義だからイエス様の教えには反するかもしれませんが、多分これくらいなら・・・。

そう信じつつ・・
アーメン

機嫌操作法

2012年11月18日 | キリスト教会
1日中上機嫌のままに過ごせたなら、どんなにいい人生でしょうか。

土曜は聖歌隊の練習日。
練習して子供逹と遊んですっかり幸せになって帰宅。
夜の仕事に備えて食事したりシャワーしたり。

空はあいにく雨模様なので後は晴れると知りながらも冷たい雨水を避けて電車で職場へ向かいました。

電車ん中で昨日ミスドをおごってもらった小娘様からのメールを読む。
ふむふむ、文章に「駆け引き」が入っていてまどろっこしい・・・だと。
はぁ、男の純情がわからんやっちゃ!
そういうのにはあえて乗ってあげなさい、可哀想に!

あといちいち報告してくるのヤメてくれ、合ったこともない奴だけど男同志の心情としてムカつきます、と返事しておきました。
男にしろ、女にしろ、他人をもて遊ぶ行為は嫌いなのです。
「女は残酷・・・」の気持ち新た(苦笑)
それでも僕のような偏狭ゆえに交友関係に乏しい人間にとっては、このようにある意味「他者に頼られる」というのは嬉しい出来事に入ってしまいます。
そこら辺の自覚がこそばゆくって・・・でもさらに機嫌はよくなります(笑)

で、駅について歩いてなどしている内に街中で実に細かい嫌な光景を見てしまい、気分が悪くなりました。
せ、せっかくめずらしく機嫌良かったのに台無しだぁ!

そんな時は心の内から経験に則して「気にするな!するだけ無駄なり」という指令はくるのですが、それが出来ないのが僕なんですね、とほほ。
かといって、こういう気にする人が人口比率で5人にひとりはいないと世の中うまく回らないだろうに・・・との思いもあります。

僕が尊敬するある方は著書の中で、
「悪いものに侵され狂った街にはできるだけ近付かないようにすること」
とおっしゃってます。
狂った街中で正義を主張したり世直しを試みたりするのは無駄なので、とにかく近付かない工夫をするのが賢明なのだと。
仕事などでどうしても避けれない場合には家に帰ったあとに心のケアをスムーズにする用意をしておくのが肝心ともおっしゃってました。

なかなかむつかしいけれど、「そうかなぁ~、うん、たしかにそうした方が良さそうだなぁ~」
と思えます。

なんだかか弱い花に自分が似てるようであれですけど、実践してみようかなぁ~・・・。
アーメン