お袋の調子がよろしくない。
当分の間は遠出は出来ず、施設にいるか、夫婦でアホ面下げて、テレビの前に座る毎日である。
「あ、ヒヨちゃんが来た。」(家内)
「ぬっ」(私)
暇を持て余している私、瞬速でカメラを鷲掴みである。
ベランダのガラス戸を開けて、
そーっと
残り少なくなった銀梅花の実。
来てくれるのはこれで最後かな。
ベランダの角にもう一羽いる↓
前回もそうだったが、ここには必ず2羽でやって来る。
ペアだと思われるが、雌雄の違いがどうもハッキリしない。
髪の逆立ち具合から見て、こいつが↑ヒヨ太郎。
『イエイ、ロックだぜい!』
そして、手摺りの奥に遠慮がちにいるこの子が↑ヒヨ子ではなかろうか。
いや、きっとそうだ。
そう決めた。
ヒヨドリが去り、またテレビの前でアホ面をさらす私である。