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Tシャツとサンダルの候

古城に咲く花

今年もこの山に登る季節がやって来た。



四王寺山。

山の名称は、幾つか連なる山の総称である。



特筆すべきは、山全体が古代の山城と言う事。



全周を土塁と石垣が取り囲む。






土塁の傍らにこんもりとした盛り上がりがある。

四王寺山を構成する山のひとつ、大原山の頂上だ。

こんなに山頂感がない山も珍しい。



今回、家内とその姉達と一緒である。

女3人寄ればの例え通り・・・

いや、何も言うまい。

下手な事を言えば、木っ端微塵になるに決まってるからだ。






小石垣

土塁が作れない谷間は、石垣が積み上げられている。



太宰府口城門跡

いくつかある城門のひとつ。



城門の礎石

ここから太宰府まで旧道が伸びる。



増長天礎石群




鏡池

決して水が涸れないのだそうだ。



岩屋城跡

この山城は戦国期の城。

高橋紹運の籠城戦は、あまりにも有名である。



城跡からの大展望。

筑紫平野の彼方には有明海が見渡せる。



大石垣



百間石垣



最後に、この日の目的、



春を告げる妖精、セリバオウレンである。


花弁の直径は1cmにも満たない。

あまりに小さく、老眼の身にはファインダーを覗いても、ピントが合ってるかどうかの見極めが難しい。


と、

自分の未熟さ故の不出来を、さりげなく言い訳しておく。






















何はともあれ、春がやって来た。

コメント一覧

minou_yamatai
良かった。同じ悩みの人がいて。
老眼あるあるですよね。
虫主婦
>老眼の身にはファインダーを覗いても、ピントが合ってるかどうかの見極めが難しい。

そうなんですよ、ワタシも全く同意見です。
特に、白い花、色が薄い花は難しいうえに、
ワタシのキヤノン製コンデジ(PowerShot SX740HS)は白にピントが合わないことが多いです。
たくさん撮って、全部ピント甘いとがっくりします。
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