例によってヒマである。
どうにうもこうにもヒマである。
困り者の股関節君が、私から『山登り』を奪った結果、以前にも増してヒマを持て余している。
こうなったら、暇つぶしのツールとしては、手っ取り早いのが鳥見だ。
「どっか行くぞ。」(私)
「どこにね。」(家内)
ここだ。
和白干潟だ。

ミヤコドリみっけ。

バッテン、
相変わらず遠いぜ。

満潮ともなれば、もう少し近くに寄って来てくれるだろうが・・・
「昼飯でも食って、満潮時刻まで時間調整すっぞ。」
昼メシを食って戻ってみると、
「近くに」どころか、ヤツらは遙か遠く、湾の反対側に移動している始末。
何たる事か。
残っているのはツクシガモばかりだ。

代わりと言っちゃ何だが、一枚撮らせてくれ。

『あ、どうぞ。何枚でも』
お前は良い奴だねえ。

『こんな感じでどうすか?』
お、いいねえ。
アリガトよ。
邪魔したな。

『そんじゃ』とばかりに、飛び立つツクシガモ。

最後には、メタリックグリーンに輝く翼鏡を見せてくれるサービスである。

ミヤコドリを追って湾の反対側へ。

って、逆光かよ!


そして、相変わらず遠いし。

嘴を深く差し込み、餌を探すミヤコドリ。

何かをゲットしたもよう。

暇つぶしにはなったかな。