所用を済ませリビングに戻ると、そこには、ソファーに置いた家内のニットに、首を突っ込む茶色の物体が。尻尾振ってるよ。バカだねえ。ケケケケそのまま、もぐり続けるかと思いきや、私の嘲笑が聞こえたか、やおらお尻から這い出してきた。あれ、もう終わりか?もしかして、恥ずかしくなった?そう尋ねる私を無視して、キャットターワーに突進するウメ。何だよ。何で目を合わせん。こっち見ろってば。