Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

線は線に隠せ

2010-10-03 | 他の病気
やっと秋らしくなって、無事サンマも食べられて・・・と思ったら、前回書いてからもう1ヶ月たっていました。 月日の流れが早いなぁ、いや、わたしが遅いのか。

で、かれこれ7ヶ月ほど前の甲状腺の手術のことでは、ご心配掛けたり励ましをいただいたり、改めましてありがとうございました。 その後どうよ?と気にかけてくださっているみなさん、ありがとうございます。m(__)m おかげさまで、もうほとんど「何もなかったこと」に近くなっています。 相変わらず睡眠時間は長いのですが、これは手術とは無関係かと。(^◇^;

7月にはマズい乳酸カルシウム水和物の白い粉から開放され、ビタミンDも先月末で終了、つまり副甲状腺のほうはヤル気が出てくれたようです。 あとは、甲状腺ホルモンを毎日忘れずに飲み続けるだけ。 抵抗感の薄い薬(小粒で甘いのを一粒だけ)なので、忘れそうでこわい。(^^;

傷のところに時々、微かにチリっとした痛みを感じることがあるのですが、その後には一段と薄くなっているような気がします。 すでに愛着さえうまれているMy傷、消えてゆくのねと思うとなんだか名残惜しいような、不思議な気分。

半年はがんばろうと思っていた傷跡の絆創膏は、7月半ばに暑くて挫折。 貼っているところが四角く赤くなってしまっていたし。 それと、この春デビューしたストールや薄手のネックウォーマーも、あっさり挫折。

でも、傷は実際にははまだまだ存在しているので、ソフィスティケート目的でビーズのネックレスを買いました。 色・形の違うビーズが極細の3連になっていて、軽い付け心地、傷の位置に合うように少し短く調整してもらいました。
そしたら、びっくりするほど傷が目立たない! 淡い色の細いネックレスの隙間から赤い傷が見えているはずなんですが、ぱっと見たところ全然わからない。 
うーむ、線は線に隠せということか、なるほど。(←探偵風?)

はじめはもう少し大粒のピンク系ビーズのネックレスも重ね付けもしていたんですが、もうこの3連だけで充分。 なかなかスグレモノですよ、これは。
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戻ってきました(^^)

2010-03-07 | 他の病気
300万年の時を超えて、戻ってきましたー!

少し前に戻っていたのですが、更新が遅くなってしまいました、ごめんなさいm(__)m
入院中の消灯時刻の習慣で夜早くから眠くなってしまうのに、朝は相変わらず眠い、昼間はちょっと動いたらすぐ横になっちゃう・・・と、ある意味「元通り」の寝るのが忙しい生活で、なかなか更新できなくて(^^;ゞ

おかげさまで、麻酔の危険もかいくぐり、予定通りの手術を完了することができました。 ご心配くださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
終了直後には、手術したところでも、リウマチで痛みそうな関節でもなく、なぜだか腰に激痛、という予想外な苦しさも味わいましたが、回復が遅れるということもなく、ヘタレな割にはいけてるんじゃないかなーと思いつつ退院してきました。
今のところ、ものすごく以前と違うということもなく、手術したからというよりも、ごく普通に疲れた感じです。 旅行から帰ったときと似てるかな、荷物を元に戻すのがめんどくさいのも同じでした。
病院でも普段どおり、お茶(これだけは欠かせません)を飲んだり、本を読んだり好き勝手に過ごしてたつもりだったけど、やっぱけっこう緊張してたんだなぁと思います。 病院は24時間営業で、常にざわざわバタバタしてるんですよね。 家ってめちゃ静か。

今はあまり切って縫った感蝕がせず、退院時にリュックを背負って帰ると言って医師から「傷が避けるからやめてーっ」とドクターストップを出される始末(^^; 傷の違和感はむしろもっと後で来るらしいです、固まって治る途中で。

さて、My甲状腺はもうないので、甲状腺ホルモンを服用するのはお約束どおりなんですが・・・それとは別でヒトには副甲状腺というものがあって、コレが甲状腺の手術のときに一緒にくっついてとれちゃったり、機能が低下しちゃったりすることがあります。 わたしの場合、モノはバッチリ残せているそうなんですが、今はまだその機能が低下していてまだ戻って来ていません。 そのため乳酸カルシウム水和物とビタミンDも服用中。 で、その乳酸カルシウム水和物の量が4袋×4回/日とけっこう多くて、マズいです。 すごく苦いとかそういうことじゃないんですが、ちょうど白いチョークの粉を飲んでるみたいな味気なさがけっこうトホホです。 ゆくゆくは開放されるといいのですが。

声のほうは、わりと早くに普通に会話ができるようになりました。 帰宅後に唄ってみたら、やっぱりいろいろと唄いにくくなっているようですが、わたしの本来の下手さ加減に比べたら、その分はたいしたことないかもしれません。(^^;

まだテルミンには向かっていないのですが、たぶんそんなに困るということはないんじゃないかな。 ただ、また例によって腕の筋力が落ちてしまっているので、再開して当分の間は長い時間弾くのがしんどいと思いますが。

持って行ったDVDがRed Dwarf、読んだ本もSFが多かったため、頭がすっかりそっちの世界へ行ってしまって、ぼーっとしてました。 ほんとに300万年宇宙を漂ってたような・・・しかもかなりお下劣になってるんじゃないかと。(笑)
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手術、行ってきます

2010-02-13 | 他の病気
えーこのたび、わたくしこと三毛子、悪性腫瘍の治療のため入院・手術することとなりました、アリテイに言ってしまえばがんの手術です。
いきなり驚かせるようなことを言ってごめんなさい。m(__)m でも、悪性腫瘍の存在はもう5年くらい前からわかっていたことなんです。 すでにこの件をご存知の方々は、あの話はどーなんってんのよ?と思ってらっしゃったかもしれませんね、はい、やっと切りますよん。

今回これを書くか否かちょっと迷ったのですが、関節リウマチも特に隠す必要性を感じずやってきたし、がんについても同様でいいんじゃないかなという結論に達しましたが・・・ここから下、ちょい細かい話をします。 病気類の話を受け付けない体質の方はスルーしてくださいませ。



わたしの持ちモノは「甲状腺乳頭がん」という種類のものが3コくらい(良性のも複数個あって全部を検査できないのでおおよそな数)です。 比較的おとなしいタイプの悪性腫瘍で、一生気がつかずに過ごす人も多いとか。 わたしも特に何の症状もなく、この5年の間にほとんど大きくもならずで、できれば一生切らないつもりでやってきました。
腫瘍が両側にあるため甲状腺を全部取り去ってしまう手術になるので、その後は甲状腺ホルモンを一生にわたって服用しなくてはならなくなります。 手術そのものは危険ではないはずですが、声が出なくなったり息ができなくなったりする可能性も・・・なにより、もともと体力がなくてヘタレなので、術後はしんどいだろうとは思います。
つまり手術をしても今すぐなんのメリットもない・・・がんを持っているということが辛ければ解消できると思いますが、そんなでもなかったので。 なのに、なぜか手術することになったのかというと、昨年あまりに動けなかったので、そのときにどうせ何もできないなら今のうち、と決めちゃったんでした。(^^;; で、長期間予約待ちしたりしている間に動けるようになってきて、ちょっと惜しいのですが。(^^;;;
ただ、年齢が高くなったとき、もっとたちの悪いタイプに変容したり拡がったりする可能性もある、そうなったらもっと大変だし、そのときにリウマチャーゆえの問題や心臓の問題などで手術が無理ということが心配、と説得され・・・つまり、15年後、20年後、あるいはもっと先?のメリットのために切る、ということになるでしょうか。

実は、がんの存在の発見は、2005年にテルミンのライブツアーで名古屋と大阪まで行くきっかけとなりました。 そのときにはすぐにでも手術という予定だったので、これが最初で最後のツアーかもしれないと思って。 結局は甲状腺がんは温存し続けて、テルミンを弾き続けてきたわけですが。
甲状腺は首の前のところなので、腕には直接関係はないのですが、そこはリウマチャーなわたし、以前にも別件で日帰り手術をうけたあと全く関係ない関節の状態が急激に悪化したこともあるので、なかなかあなどれません。
リウマチの悪化でいつかはテルミンが弾けなくなるかもと思ってヴォイストレーニングに通ったり(全然上手くなってませんが)してたのに、先に声のほうに支障が出るかもとは・・・うーん、やっぱり残るはテルミンか。

これって遠大な計画ですよね、20年後にも生きていてテルミンを弾いてないと割が合わない。(^^; でも、とりあえず行けるところまで行っとくことにしました。
腫瘍の発見がテルミンライブのきっかけになったように、今回の手術が節目のようなものになればいいなと思います。

化学療法や放射線療法はしないので入院期間はごく短いはずです。 むしろ家へ戻ってきてからがたいへーん。 とにかく今でも10時間以上寝ているようなヘタレですから。(^^;ゞ 体力いちばんということでバレエ・ストレッチにはギリギリまで通ってシゴかれときました。

自分でできることとしては・・・できる限り快適に過ごせるよう努力をしようと・・・って、荷物多すぎ。(^^; この日に備えて見るのを我慢してたRed DwarfのDVDボックスセットも入れました。 傷が痛くて笑えないということのないよう祈ってやってくだされ~。

話がずいぶん長くなってしまいました、ごめんなさい。 んじゃ、行ってきます!
I'll be back.
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トラウマ?

2005-06-17 | 他の病気
このところ、関節リウマチ以外の病院へ行く機会がやたらめったらに多い。 偶然全く別の分野でいくつか問題が見つかっていて、終わりきらないうちにまた次が見つかってしまったりしているので、忙しくてややこしい。

異常に気がついた医師はみな、わたしから頼まなくても、いとも気軽に専門病院への紹介状を書いてくれた。 リウマチでは手に負えなさそうと思っても、なぜかそのまま漫然と診ていたりすることが多く、転院に苦労している人も多いのに、なんなんだろうこの違いは?

わざわざ専門医に診てもらっても、どうせ「気のせい」「もっとひどい人がいっぱいいるのに」「気にするな」と言われて、すぐ開放されるんだろうと思っていた。 そもそも今回見つかったものはどれも自覚症状がなく、医師が気がついたものばかり。
ところが「難しい病気かもしれない」「もっとくわしく検査しましょう」「変化に注意していてください」など、病院っぽいことを言われてびっくり。
えええっ?! そうなの? 気にしていいの? ほんとにいちいち驚く。 なぜこんなに驚くのか。
それは、関節リウマチの前半戦で、ずっと前述のような気のせい説に加えて「そんなに痛いはずない」「怠けたいんだろう」「ほっといたら治る」みたいなことを何年も繰り返して摺り込まれたからではないかと思う。

トラウマが大流行のご時世だけど、わたしにはそんなかっこいいもの(?)はないと思っていた。 でも、これって・・・もしたしたら、それ?

とにかく初めての科だったりするので、初々しい感じでと思っているのだが、やっぱり地が出る。 たとえば、採血されても、「あー、自分でイマイチぎゅっと押さえられないんで、包帯を長めに切って、そこんとこで結んでですね、クルクルっとしてはさんで・・・そうそう、それでOKです(^^)」とか、思わず指示してる、ああ、もうっ。
検査の過程で事故もあって、ちょっとした騒ぎにもなった、しかも連休の夜中に。(-_-; まだ2つは残っているし、終わらないうちにまた増えるんじゃないのか? あああああー、めんどう!  結果によっては入院や手術もアリだから、先の予定が立てられないで困る。 通院と検査のくりかえしは、元々ない体力をより消耗させる、リウマチがおとなしいときでまだよかったよ。 病気の神様、こういうことはなるべく小出しにしてください。

とにかく丁寧に診ていただけるのはありがたいことだし、このさい集中点検だと思って真面目に取り組んでいるけれど。

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