↑これって何だろう?
5年ほど前に「修理したい」という記事を書きました(
こちら)が、わたしの修理は好きは相変わらずです。(笑) 今年も12年前のビデオデッキ、10年前の食器洗い機とかお風呂場ドアのタイト材、20年前の椅子、いろいろ修理しました。 出張修理に来てくれたおっちゃんが作業してるのを見るのも好き、自分で修理できたらそれもうれしい。
先日は靴を修理に出しました。
リウマチャーにとって、足に合う靴はものすごく大切。 テキトーな靴だと痛みで歩けなかったり、変形を進めてしまったりするので。 装具やさんにフルオーダーで作ってもらっても、なかなか難しいくらいで、ましてや市販の靴での出会いは貴重です。
この数年間、装具やさんの足底板を入れて履いていたプレーンなワンストラップの黒い靴、もう「履いてたら靴だけど脱いだらゴミ」の域に達しつつあって、あきらめようかと思ってました。 でも、やっぱりこの靴にはもうチョイ活躍してほしくて。 そんなにヒールが高くないのにハイヒールっぽく見えるところ、履きこみが深くてしっかりサポートしてくれるのに華奢に見えるデザインが気に入っていて、全く同じものがあればもちろん買い替えたかったけれど、ぽってりしたこの靴を作っていた卸業者さんが廃業されてしまっているそうなので(うーん不景気)、二度と同じものは手に入りません。
他に同じお店のサンダル2色、これらも傷みがひどいけれど、同じく二度と出ない型だそうで。
3足を直せる限界まで直して、計18,000円ほど也。 これって、修理する贅沢? 一足買えるほどのお値段ではないけれど。 完璧に新しくはならないけれど、これでまたしばらく履けそう。(^^)
修理から戻ってきた靴をしまおうと思って、今年はしんどくて靴磨きも全然していいなかったことに気づきました。 で、久々にmy靴磨きセットを取り出して・・・よく考えてみたらこのセットもレトロだなぁ・・・なにしろ箱自体が40年以上前の実家の下足入れの引き出し、靴墨用の古歯ブラシのブラシ部分の巨大なこと!いまどきこんな歯ブラシ見かけない。(笑)
で、この箱の中にあったのが、冒頭の写真のナゾの物体。 実家から受け継がれて、ずっと入れっぱなしにしてきたけれど、これって何だろう? 母が靴の修繕に使うものと言ってたと思うので、大切に取っておいたけれど、肝心の使い道がわからない。 皮でできていて、中央の円は横へずらして抜くことができます。 うーん、どなたかご存知の方は教えてくださいませ。
おそらくは、この先も使い道がわからなくても捨てることもできず、ずっと箱の中に眠り続けることになるのかな。