日 時 :2015年11月4日(水曜日) 晴れ
場 所 :霊山(825M)りょうぜん 福島県伊達市霊山町石田字宝司沢
パーティ :二名
霊 山 :阿武隈山地の北部、福島県伊達市と相馬市の間に位置し、火山角礫岩かくれきがん・安山岩あんざんがんを中心とした岩質からできている。福島市内からは岩峰の特徴ある山容が望まれ、低山ながら人気の山となっている。霊山は、古くから修験の場とされ、南北朝時代には霊山城が築かれた、古い歴史を持つ山でもある。
コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回 活動時間 3:38 活動距離 5.29km 標高差 311m)
霊山駐車場(9:25)→ 東の展望所(10:00~10:05)→ 望洋台ぼうようだい(10:25)→ 蟻の戸渡り → 東物見岩ひがしものみいわ(10:45~10:55)→ 霊山城跡(11:00~11:05)→ 西物見岩[南側](11:10~11:40 ランチタイム )→ 護摩壇ごまだん(12:00)→ 天狗の相撲場(12:15~12:20)→ 見下し岩(12:30~12:40)→ 霊山駐車場(13:00)
当日の霊山コース案内図(赤破線が辿った道)
スタート地点の霊山登山口駐車場
紅葉に彩られた樹林帯
火山角礫岩かざんかくれきがんで出来た大岩
東から南側にかけて展望の広がる東の展望所入口
展望所から望む 那須岳(左手)と二岐山ふたまたやま1544㍍(中央)に大戸岳おおどだけ1416㍍(右手)
ナラの木の多い樹林帯が続く主稜線
空気が澄んでいれば その名の通り 仙台湾から牡鹿おしか半島が一望できる望洋台
北側が切れ落ちる蟻の戸渡り
蟻の戸渡りから望む 蔵王連峰ざおうれんぽう(左側)と二口山塊ふたくちさんかい(右側)
主稜線上に続く広々とした登山道
霊山最高峰の東物見岩825㍍
多くの登山者・ハイカーで賑わう広々とした霊山城跡りょうぜんじょうあと
西ノ物見岩上から望む紫明峰しめいほう
大パノラマを目の前にランチタイム (第二の西ノ物見岩上で)
物見岩から望む 雪を頂く飯豊連峰いいでれんぽう(最高峰2128㍍)
物見岩から望む 薄っすらと雪を頂く大朝日岳おおあさひだけ1871㍍
物見岩から望む 安達太良連邦あだたられんぽう(最高峰1728㍍)
危険な岩場に架けられた橋
西側にせり出した断崖の広場 護摩壇
切り立った断崖上に深く抉られた造形
断崖上テラスは危険と大絶景にスリル満点
テラスから望む吾妻連峰あづまれんぽう(最高峰2035㍍)
天狗の相撲場から見た岩峰
見下し岩から真下に見える霊山こどもの村
日の当たらない急な階段
露天商目当ての観光客で賑わう登山口
当日出逢った印象的な紅葉
メグスリノキの紅葉
コシアブラとカエデのコラボレーション
カエデの紅葉
当日の様子
国道から見上げた霊山は、むき出しの岩肌と青空とのコントラストが圧巻。登山口の駐車場は、数人グループと、団体の登山者で賑わっていました。次々と登山者が登って行く中、入山者の少ない 東廻りの静かなコースを辿ります。落葉樹の多い緩やかな上り、ヤマモミジにウリハダカエデ、特に赤と緑のグラデーションのハウチワカエデ、奇麗、見事!と言うしか有りません。紅葉に中々前に進まない上りも、急な登りの先に 東の展望所(勝手に命名)は有りました。無線中継所跡を過ぎると、登山道も徐々に広くなり、気持ち良い稜線歩きへと変わります。望洋台の直ぐ先、北側が切れ落ちた岩場が蟻の戸渡りで、蔵王から二口山塊の峰々が奇麗に見えていました。東物見岩で休憩後、西へと続く登山道を進み、団体の登山者とスライド、間もなく霊山城跡へと到着です。昼時とあって、霊山城跡地の広場は大勢の登山者で賑わっていました。第二の西ノ物見岩(勝手に命名)上でのランチタイム、大パノラマが広がり至福のひと時です。下山は、西側が絶壁の護摩壇へと続く道を辿ります。大きく抉れた岩や見事に谷底へと伸びる断崖、それぞれの造形を楽しみます。やがて、護摩壇を大きく廻り込み本道へと戻りました。本道からは数ヶ所、脇道へと入り、岩上のテラスでの展望を楽しみます。本道も、日の当たらない階段や岩石の多い下りから、広々とした緩やかな下り坂の先が、登山口の駐車場です。何度も訪れている霊山、初めて見る霊山からの飯豊・朝日連峰に、大感激の山歩きでした。
過去の記録:2012年冬
往時(片道 ≒40㎞)
自宅(8:05)→ 国道 → 県道 → 霊山登山口駐車場(9:10) 時間には途中のコンビニ買い出し含む
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