日 時 :2015年5月23日(土曜日) 晴れ
場 所 :鹿俣山(1636.7M)かのまたやま 群馬県沼田市上発知町かみほっちまち玉原たんばら高原
パーティ :単独行
鹿 俣 山 :群馬県の沼田市ぬまたしと水上町みなかみまちを跨ぐ鹿俣山は、沼田市側一帯がウッドランドリゾート玉原として開発され 一年を通して人気のエリアとなっている。特に、ブナ平周辺の林間コースは、初夏には幹の太い見事なブナ林の新緑が美しく、鹿俣山山頂へはアップダウンの少ない のんびりとしたハイキングが楽しめるコースとなっています。
コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回 活動時間 3:54 活動距離:9.99㌔ 高低差:472㍍)
玉原高原センターハウス駐車場(7:10)→ 玉原湿原(7:20)→ 水源コース入口(7:35)→ 尾根上(8:00)→ ブナ地蔵(8:10)→ 鹿俣山(9:20~9:40)→ シャクナゲ群生地(9:45)→ 玉原スキー場(10:20)→ 登山口(11:00)→ 玉原高原センターハウス駐車場(11:05)
当日の鹿俣山案内図(赤破線が辿った道)
スタート地点の玉原高原センターハウス駐車場(トイレ有り)
玉原湿原へと続く緩やかな下り坂
案内板(玉原高原遊歩道案内マップ)の建つ玉原湿原入口
周回遊歩道が設置された玉原湿原
ブナ林が続く水源コース
広くなだらかな尾根上に建つ案内標識
見事なブナ林の樹林帯が続くブナ平
ブナの根を祀ったブナ地蔵
スキー場(玉原スキー場)のゲレンデを登って行く
ゲレンデから望む残雪の谷川岳たにがわだけ方面
ゲレンデに わずかに残っていた雪
山頂手前のキャンプ場からとの合流点
多くの登山者で賑わう鹿俣山山頂(山頂は細長く傾斜し狭い、北側の展望は良くない)
山頂より望む玉原ダム湖
山頂より望む 赤城連山(最高峰の黒檜山くろびさん1827.6㍍[左端])
山頂より望む武尊山の剣ヶ峰山けんがみねさん2020㍍
笹原の急斜面を下る
花が見頃を向えたシャクナゲの群生地
広々とした登山道が続く武尊山ルート
見事なブナの樹林帯が続く痩せ尾根
フォレスタCコースゲレンデまで下りて来ました
七月には5万株の花に覆われるラベンダーパーク
登山コースにはこんな所(リフト下のトンネルを潜る)も有りました
最後は水の流れる音を聞きながら銅金沢どうきんざわに沿って下ります
◆当日出逢った印象的な花々◆
ムラサキヤシオ・ムシカリ・ミズバショウ・ヒトツバテンナンショウ・タムシバ
ミヤマスミレ・キクザキイチゲ・エンレイソウ・ウスバサイシン・アズマシャクナゲ
当日の様子
上信越自動車道を東へ関越自動車に変わると、多かった曇が嘘の様に消え 明るい青空が広がっていました。青空の登山口駐車場は数台の車だけですが、出発の準備中に次々と登山者がやって来ます。さっそく身支度を整え、案内板に従い 奥へと続く舗装された坂道を下って行きます。玉原湿原まで来ると、広々とした湿原に新緑のシャワー、美味しい空気?のせいか?エゾハルゼミの声が賑やかにこだましていました。ほぼ終わり掛けのミズバショウを見ながら 一周出来る湿原を反時計回りにブナ平の登山口へと向います。解り難い登山口から藪っぽいかすかな踏み跡を辿ります、ブナ林に変わると登山道もハッキリして来ました。稜線上は広々とし歩き易く、やがてお地蔵様と見間違うほどのブナの根を祀ったブナ地蔵前へとやって来ました。ブナの樹林帯も笹の多い道に変わると突然スキー場が現れ、ゲレンデの上りが何度か繰り返され、小ピークを越え笹原の坂を登り切ると鹿俣山山頂です。登山者で賑わう東西に細長い山頂は狭く、東から南側にかけての展望が開けていました。山頂で軽く腹ごしらえと水分補給後、笹原を戻り 分岐からは東へと続く急斜面のトラバースです。途中花が見頃のシャクナゲ群生地で感激し、木々の間に武尊山をチラチラと見ながらブナ林の尾根をどんどん下って行きます。やがて爽やかな風の吹くスキー場へと出ました。夏には大勢の観光客で賑わうラベンダーパークを通過、今度は心地良い水の流れる音を聞きながら 沢に沿った登山道をのんびりと下ります。マイナーな山で登山者も少なく、静かなブナ林に山頂ではのんびりと出来ると考えていた鹿俣山が、大勢の登山者と駐車場から溢れた車が林道まで並んでいた事に驚きの山歩きでした。
帰り道(距離:361㎞)
玉原センターハウス駐車場(11:20)→県道266→国道120→沼田IC 関越自動車道→高崎JCT 北関東自動車道→岩舟JCT 東北自動車道→国見IC→国道4→自宅着(16:40) 時間には途中休憩2回(昼食有り)仮眠を含む
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