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日 時 :2015年6月1日(月曜日) 晴れ
場 所 :駒ヶ岳[会津駒ヶ岳](2132.4M)あいづこまがたけ 略称:会津駒 一等三角点:岩駒ヶ岳(基準点名)
福島県南会津郡桧枝岐村
パーティ :単独行
駒 ヶ 岳 :尾瀬の北東にそびえる駒ヶ岳[会津駒ヶ岳]は会津を代表する名峰で、尾瀬国立公園の一部として 2007年に新たに国立公園に指定されました。山頂から中門岳にかけ無数の池塘を配した高層湿原は、「山上の庭園」とも呼ばれる美しい景観で知られ 登山者の心を癒してくれます。全国に駒ヶ岳は多数有り(山名の由来:駒とは馬のことで、遠くから山を見たとき山全体が馬の形に見える、春の雪どけの残雪に馬の姿が現れる等々)
コースとタイム(山行形態:駐車地点からのピストン 活動時間 6:46 活動距離:14.46㌔ 高低差:1089㍍)
滝沢たきざわ登山口手前駐車場(7:25)→ 滝沢登山口(7:35)→ 水場(8:50~8:55)→ 駒ノ小屋こまのこや(10:15~10:25)→ 駒ヶ岳(10:40~10:45)→ 中門岳ちゅうもんだけ2060㍍(11:10~11:25)→ 駒ノ小屋脇(12:10)→ 滝沢登山口(14:00)→ 滝沢登山口手前駐車場(14:10)
当日の駒ヶ岳案内図(赤破線が辿った道)
滝沢登山口へは地すべりの崩落により通行規制有り(竜ノ門たつのもんの滝展望台手前のカーブで通行止め)
滝沢登山口名物木の階段
カラマツの植林地帯が続く良く整備された登山道
ブナ原生林は新緑が絶好調
標高1720㍍付近から残雪に覆われる登山道
辺り一面に広がるオオシラビソの樹林帯
右手に見えて来た大戸沢岳おおとさわだけへと続く尾根(青空が見えイイ感じ!)
稜線上に三角屋根の駒ノ小屋が見えて来ました
左手奥に見える東北最高峰燧ケ岳ひうちがたけ2356㍍
駒ノ小屋へ向かって真っ直ぐに上る
駒ノ大池から見た駒ノ小屋(今年は4月25日から営業中)
駒ヶ岳へと続く尾根歩き
駒ノ小屋を振り返る
山頂ポール(駒ヶ岳山頂)へと続く最後の木道
笹とオオシラビソに囲まれた駒ヶ岳山頂
山頂から見た中門岳へと続く主稜線
崩壊寸前の尾根東へ張り出した雪庇
やっと近付いて来た中門岳
雪に覆われ広々とした中門岳山頂(遮るものの無い大パノラマ)
中門岳山頂から望む三岩岳みついわだけ2065㍍
山頂から望む会津朝日岳あいづあさひだけ1624.2㍍
山頂から望む荒沢岳あらさわだけ1969㍍
山頂から望む会津駒ヶ岳へと続く主稜線
下山は雪の無い暖かい駒ヶ岳脇道を通る
駒ヶ岳脇道から望む駒ノ小屋と燧ケ岳
◆当日出逢った印象的な花々◆
ムラサキヤシオ・ムシカリ・タニウツギ・タムシバ・ショウジョウバカマ
キケマン・ガマズミ・エンレイソウ・ウワミズザクラ・アオダモ
当日の様子
グリーンシャワーの滝沢林道は突然の通行止め
、エーーェ事前の確認漏れです。手前の駐車場に車を停め現在地を確認、この地点からの出発となりました。久々に木の階段の有る滝沢登山口へとやって来ました、エゾハルゼミの賑やかな声を聞きながらカラマツの植林地帯を登って行きます。1500㍍付近まで来ると、タムシバにムラサキヤシオの
花々が奇麗に咲き競っています。やがてブナ林の上りへと変わり、水場を過ぎると間もなく登山道は残雪に覆われ始めます。いよいよ安全の為、アイゼンを装着、滑り易い坂道をゆっくりと慎重に登って行きます。オオシラビソの樹林帯まで来ると右手に、大戸沢岳へと続く尾根が奇麗に見えて来ました。更に高度を上げ木々の間に燧ケ岳が見えると間もなく駒ヶ岳の全貌も見えて来ました。正面の稜線上には三角屋根の駒ノ小屋がポチット小さく見えます。樹林帯を抜け雪原の広がりは その展望にウットリさせられます。駒ノ小屋前で温かい
コーヒーと軽い腹ごしらえ、小屋からは登山者の賑やかな声が聞こえます。いよいよ駒ヶ岳山頂を目指し、雪原の稜線を真っ直ぐに のんびりと登って行きます。笹原の木道に変わると間もなく、笹原とシラビソの樹林に囲まれた駒ヶ岳山頂へ到着。山頂で記念撮影後、中門岳へと続く広々とした稜線を辿ります。軽いクラックの入った尾根を慎重に通過、小ピークのアップダウンの先に中門岳山頂は有りました。一面が雪に覆われた山頂はどこがピークか解りません、遮るものの無い山頂で喉を潤し、時間を忘れ360度の展望を楽しみました。下山へのアプローチは駒ヶ岳の巻き道と駒ノ小屋手前尾根東斜面のトラバースで楽々下山の往時を辿りました。春の雪山に満足と感動の一日でした。
帰り道(距離:237㎞)
滝沢登山口手前駐車場(14:25)→滝沢林道→国道352→国道289→国道121→国道289→国道4→国道294→白河中央スマートIC 東北自動車道→国見IC→国道4→自宅着(18:40) 時間には途中休憩2回と軽食を含む
当日の出来事
駒ヶ岳遭難事故 空からの捜索(帰り道のラジオで知った)
登っている時ヘリコプターが旋回し下山の途中からは多くの足跡、変だなとは思いましたが遭難事故が有ったとは考えてもいませんでした。今の時期、東北の2000㍍級の山々は まだ々冬山です、入山の際は冬山経験者同伴など くれぐれも慎重な対応をお願い致します。
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